雪だ ! 八甲田大岳ピストン


- GPS
- 06:50
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 697m
- 下り
- 687m
コースタイム
10:00 地獄湯ノ沢
10:30 仙人岱小屋
休憩
11:35 仙人岱小屋
12:00 森林限界
12:25 八甲田大岳山頂
記念撮影後直ちに下山
12:35 森林限界
12:55 仙人岱小屋
休憩
14:15 仙人岱小屋
14:35 地獄湯ノ沢
15:30 酸ケ湯登山口 到着
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
数台道路から落ちていたり、派手にスリップしている痕跡がありましたので、 車の通行には細心の注意と経験が必要だと思います。 酸ケ湯温泉駐車場は宿泊者のために除雪されていますが、 酸ケ湯温泉上部の登山口近くの駐車場は、この日は除雪されていませんでした。 これからの季節も全面的な除雪はされないと思いますので、御注意願います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
酸ケ湯上部の登山口から大岳山頂まで、完全な積雪状態です。 まだ冬道を使うまでの積雪はありませんので、夏道を通りますが、 随所で道が不鮮明になりますので、随所で読図などで現在位置の確認が必要だと思います。 小さな沢は雪で隠れていますので、踏み抜きに注意が必要です。 地獄湯ノ沢付近の橋は、踏み外しに注意して下さい。 仙人岱小屋への分岐点には、長い柱が立ててありますので目印にして下さい。 八甲田清水は、そろそろ雪に埋まってしまうかもしれません。 仙人岱付近では、木道の踏み外しに注意して下さい。 大岳山頂付近の森林限界を超えると、気象が一変しますのでご注意願います。 登山ポストはありませんので、各自しかるべき対応を御願いします。 |
写真
感想
今回の山行は、事前にたがじょのホームページにて計画があるのを知ってはいたが、
前日の田代岳に続いての山行になったため、私の気力が残っているかが微妙であり、あえて参加表明はしないでおいた。
前日の山行後、帰宅して再度準備を済ませ、少し早めに寝たはずであるが・・・
起きたのは7時で見事に寝坊 (笑)
天気も山は雲に隠れていて予報通り全然良くない、
一日違いで全く違う天気である。。。
(同じ山岳会で前日に大岳に登った記録はコチラ↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-88710.html)
たぶん今日は雪が降ってるな・・・
寒そうだな、ハードシェルジャケットはまだ出してないな・・・
まぁ、ダメもとで駐車場まで様子見で行ってみるか・・・
と思い、半分以上帰るつもりでのんびり家を出発した。
途中のコンビニで昼食を仕入れ、いよいよ山に入っていく、
夏に会の納会をやった高原の手前で雲の中に入った、視界激悪。。。
高原を過ぎると・・・雪が積もってきた !
はやっ、もうココで〜 (汗)
そこからはドンドン雪の厚さが増えるだけ
久しぶりだな、こりゃ本格的に冬道だな、ちょっと気持ちを引き締めよう。
そう思いながら酸ケ湯温泉の上部の駐車場に到着した。
さすがに車が少ない・・・・・でも5〜6台あった
さらに、見た事がある人がいた !
たがじょの今回同行してくれたメンバーさん達である。
予定の時間より1時間は遅れたのに (笑)
とりあえず先に登ってもらって、私は後から一人でのんびり後を追った。
今日は初めて使う新品の冬靴の登場です !!
ニヤニヤしながら靴紐を結ぶ・・・まだ固いな、、、ちょっと手間取った (汗)
トントントン・・・こりゃいい感じ、どれ出発しましょ
雪が約10cmは積もっている駐車場を歩きだした。
登山口から夏道の登山道を進む、10〜15cmの積雪は楽にある
先行者は会の人2名以外に数名いるのがハッキリわかった。
新しい靴の感触を確かめながら一歩一歩進んだ、
靴の違和感が全くない、痛くない、緩くない、固くない、寒くない、悪いトコない、こりゃ最高だわ !
順調にキレイな雪の登山道をドンドン進んだが、
ハードシェルを持ってこなかったので、インナーを一枚多く着て、
アウターとしてカッパを着て歩いていたのだが、汗が噴き出てきた。
マズイと思い、途中でインナーを一枚脱いだ。
少し身体を冷まそうと思いカッパを着る前にクールダウン、
速攻でキンキンに冷えてきた、さすがにカナリ寒いのだと実感した。
地獄湯ノ沢に出ると、想像通りの風が吹き付けていた。
ゴアのカッパは内部から水分を出し、吹き付ける雪が体温で融けていたが・・・
あっと言う間にカッパがバリバリに凍り付いてしまった。
あららぁ〜、痛くは無いけど・・・カッパが割れそう (笑)
ゴアはゴアでも表面処理のしかたが違うんだな、とへんに納得した。
何とか無事に仙人岱小屋に到着すると、会のお二人がストーブを点けて待っていてくれた。
室温は1〜2度だけど暖かい、カッパを脱いで干すと、身体から湯気がバンバンあがり気持ち良かった。
しばし3人で楽しくゆったりと小屋で過ごした後で、大岳に向かう事になった。
大岳を越えて行くのではなく、ピストンで行ける所まで行くとの事、
よって、ザックは小屋にデポして身軽になって出発。
一応全員スノーシューは持っていたが、身軽なので足元はあえてツボ足で向かった。
小屋をでると、少し風雪が先程より強くなっていた。
先頭は膝付近までのラッセルになっているが、私は一番シタッパなので最後尾、楽です (笑)
いよいよ大岳の登りに入ると、風雪が更に強くなり視界が急激に悪くなってきたが、
私は最後尾で、あえて踏み跡を外して歩いたりして、所々で腰までハマり楽しんでしまった (笑)
いよいよ森林限界
ココを越えた時点で、ガラっと雰囲気が激変 !!
カッパの帽子を出して、襟のチャックを最後まで上げても、
激しく吹き付ける風雪で・・・ほっぺが い゛た゛い゛!!!!!
やべー、バラクラバ持ってこなかったよぉ・・・ほっぺが・・・剥がれそう (爆)
ここからは遊んでいる余裕は一切無し
手で出来るだけ頬を隠し、強風に耐えながらジワジワ確実に登った。
つらい・・・でも・・・でも・・・楽しい (大笑い)
やっぱりたまんねー
山スキー以外の本格的な冬山登山は初体験でしたが、
やばいです、またしてもニヤニヤしている自分がソコにいました (爆)
ニヤニヤ夢中になって登っていると、山頂直下の祠に到着
いくら暴風雪であろうが、二礼二拍手一礼で参拝 !
ここまでくれば山頂はすぐそこ・・・でも見えるはずはない (笑)
何か目の前に見えてきた、あ・・・山頂の標識だ
バリバリの雪を払い、記念撮影
景色・・・一番近い手すりのロープすら見えない・・・見えるはずがない
長居は無用、そそくさと下山開始〜 !
下りも楽しい
ぽーん、ぽーん、ぽーんと、滑ると言うか、飛ぶと言うか、ぴょこぴょこしながら下りた。
うんん〜・・・冬山も楽しいぞ !
今週末は仙人岱小屋で「たがじょ」の忘年会
なんかワクワクするなぁ〜・・・・・全然準備してないけど (大笑い)
個人の記録です
61登目
2010年38登目
八甲田大岳4登目
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