武甲山 秩父の名峰を訪れる (大持山〜小持山〜武甲山)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,376m
コースタイム
12:04小持山→12:42シラジクボ→13:16武甲山の肩(十字路)→13:25武甲山(おやつ)13:53→14:00武甲山の肩→
14:31長者屋敷ノ頭→15:17橋立川→15:54売店(秩父札所28番橋立堂)→コンビニ→16:14浦山口駅
天候 | 晴れのち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
時刻表はHPで確認してください http://kokusaikogyo.ekiworld.net/dia120101/timechart/jikoku500102.html ■帰り:秩父鉄道 浦山口駅 池袋直通の電車に合わせて計画すると楽です suica使えません 時刻表はHPで確認してください http://www.chichibu-railway.co.jp/train/ttable/31_urayama.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
■トイレ 名郷バス停、武甲山山頂、橋立鍾乳洞 ■水場 山中林道の途中、長者屋敷ノ頭の分岐の妻坂峠方面徒歩2分 ■登山道にといくつかの小さい岩場がありますが、巻き道もあり問題ありません ■全体的にガレた場所がほとんどありません。梯子なし、鎖場なし。 木の階段もないので、下りる時の衝撃が少なく足に優しいですが、登りには足がかりがない所もあるので、雨後は滑りやすいかも。 ■紅葉情報 山では終わっていますが、登山口に入る前の車道ではまだ見られます。 ■テレビ東京「空から日本を見てみよう(11月25日放送分)」で武甲山が出ました。 http://www.tv-tokyo.co.jp/sorakara/ |
写真
感想
今回は秩父の名峰武甲山を訪れました。
この山は都庁の展望室から見ることが出来るので「都庁からの展望シリーズ」を地味に進めている私としては一度は訪れたい場所でした。
夏は暑そうなので秋か冬か・・・と思っていたところ、前回の棒ノ折山山頂で武甲山が目に入り「よし行こう!」となったのです。
どうせ行くなら一緒に見えた大持山も・・・ということで縦走を計画し、武甲山から入ろうとしたのですが、名郷からの帰りが不安。
名郷からのバスは1時間に1本あるかないかという本数なので逃したら大変。
そこで最初の計画の逆方向に進むことに決めました。
飯能駅では南口に降りてしまい、そこに停まっていた西武バスの方に乗り場を教えてもらい北口に向かいます。有難うございました。
バスに乗車したハイカーは9名。
名郷までの道は色づいた山々がとても綺麗で左を見て、右を見てとキョロキョロしちゃいました。
東飯能駅からも乗ってきたので名郷で降りた人数は11名。
皆さんトイレに行ったり、準備運動をしたり、すぐに出発したりとバラけたので、私達の進む道は貸切となりました。
入間川沿いに車道を歩きますが、車は通らずずっと貸切です。途中思いもよらず、入間川起点を発見して、おぉ〜なんて感動しちゃいました。
妻坂峠までは緩い九十九折の樹林帯を進み、その先の急登でちょっと苦労しました。
ずっと2人だけの山歩きでしたが、行く先の方から違う熊鈴の音が聞こえてきて、名郷から2時間経って初めて人に会いました。
歩きやすい稜線をずっと楽しみ、大持山について昼食にしました。
日が出ていればポカポカ陽気だったのに、ガスに包まれとても寒かった。
すぐに温かいものを・・・とラーメンの準備です。家で沸かしたお湯をテルモスに入れてきて、それを火にかけたのですぐに沸騰しました。
お湯が余ったらまたテルモスに移して、今度は山頂コーヒーに用います。
これでいくらか時間の短縮が出来るだろうし、ガスもあまり使わず・・・なんて相変わらずケチケチ星人の私は小さいことを考えるのです(笑)
大持山山頂で棒ノ折山を見たかったのですがガスで全く見えず。う〜ん残念。今度は小持山に向かいます。
この間の道は岩場がいくつか現れました。すぐ登れてすぐ降りられる小さい岩場ですが足をかけにくい所もあるので、そこは巻き道を利用しました。
小持山に到着してもガス・・・残念。すぐに武甲山に向けて出発します。
開けていて、ガレもなくて気持ちのいい稜線には変わりないのですが、武甲山では少し植生が変わってきました。繋がってるのに面白いですね。
シラジクボ〜武甲山の肩〜山頂では、やっと何人かのハイカーに会いました。
毎週木曜日、テレビ東京の「空から日本を見てみよう」を観ているのですが、ちょうど武甲山を取り上げていたので釘づけになりました。
武甲山は上の方で発破をしかけて、石灰を採石したら、大きく開けた縦穴に入れて石をドンドン落として、それを貨物に載せて運ぶそうです。
採石箇所も変わるので、そのたびに下で受け入れるための横穴を開けているので、横穴はすごい数でした。
この内容をテレビで知ったので、是非この目で確かめたい。武甲山の形がどんどん変わってしまうので、今の形を見たいと思ったのですがガス・・。
ヒドイですよガス・・・。楽しみにしていたのに・・・。
まぁ、ここでブチブチ言ってもしょうがないので、おやつにしました。おやつを食べたら私の機嫌がなおりました(笑)
ガスで真っ白の中、山の直下で重機が動く音、石がザラザラザラと流れ落ちるような音、発破らしき音は確認出来たので下山開始。
今度は浦山口の方に下って行きます。こちらも歩きやすかったです。
とんがっていてドッシリしているし、武甲山という名前なので、ガレが多くて、梯子、鎖などが沢山あるかと思いきや
緩やかな箇所も多く柔らかい感じです。
浦山口側の登山口に着いたら橋立川に沿って車道を歩きます。
土津園の隣には鍾乳洞がありましたが、電車の時間の関係で今回は行きませんでした。
駅近くのコンビニで飲み物、おつまみを買って、電車のボックスシートで寛ぎながら武甲山の北斜面を眺めました。だいぶ採石が進んで削りとられた山。
雨後の筍のようにドンドン高層ビルが建った時代、日本の経済をある意味支えてくれたこの山に感謝ですね。
今日はシッカリ歩いたから焼肉!!と思ったのですが、翌日も出掛ける用事があったので、日高屋でササッと食べて帰宅。
焼肉はまたの機会となりました・・・。
今回この山を歩けたことは、とても嬉しかったです。こんなにいい山なのに、すれ違った人は30名ほど。
私達と同じコースの人には会いませんでした。何ともったいない。
全容を目にしていないので再訪したいと思います。
今度は来春にでも・・・日が長くなったら、武川岳も含めて歩いてみたいと思います。
そして「山頂から見えた山に向かう」は高水三山→棒ノ折山→大持山、武甲山まで来てガスのため、一時中断となります。
次回は養老渓谷を予定しています。
旦那さんが2連休なら土曜日に、無理なら日曜日になる予定。
千葉県の誇れる名所で紅葉狩りを楽しんできます。
pippiさん、こんばんは。
土曜でも発破の音がするとは、ビックリです
私は武甲山は未踏ですが、どんどん形が変わってしまいそうなので、早く行っておかないと、、
「山頂から見えた山に向かう」は中断ですか。
しりとりが「ん」で終わった感じですね
再開を期待しています。
こんばんはjazztomさん。
土曜日でも採石していたので、ビックリしました
発破はズバーン、ドバーンと地面が揺れるような衝撃はなく
運動会の決行を知らせる花火のような音でした。
>「山頂から見えた山に向かう」は中断ですか。
>しりとりが「ん」で終わった感じですね
なかなかじょうずですねっ!
その発想はありませんでした
行きたい所が他にもいろいろあるので、この企画モノ?を上手く取り入れてみようと思います。
是非お天気の良い日を狙って武甲山に行ってみてくださいネ。
北側は採石場なので哀愁を感じてしまいますが、反対側は緩やかで優しいお山でした
こんばんは、pippiさん
せっかくの山行もガスの中!
美術さんも、時には場の雰囲気を読んで欲しいですよね(笑)
武甲山は昔から常に削られている山という印象
なんで正直子供の頃から、さみしいイメージが付きまとってました。
でも考え方を変えれば、我々の身近な生活に役立っている山なのですね・・・・
来週は養老ですか!
自分にとっても身近な場所なので、レコを楽しみにしてます。
こんばんはukkysuzさん。
本当に・・・最初は幻想的でいい感じだったんですけどね。。
美術さんがスモーク出しすぎたようで・・・
その後「やりすぎちゃいました」と携帯に電話がありました(笑)
やっぱり武甲山は寂しい・暗い・重い印象を受けちゃいますね。
一応200名山に入ってるんですけどね・・・随分と削られちゃった
・・・。
私は「都庁からの展望シリーズ」で山行は決めていたのですが、
なかなか皆さん足は向かないようでして
でも山の裏側はのんびりしていていいお山でした。
再訪は違うルートで行くことにします。地図を繋げたいので
養老渓谷
以前はどうしても「養老●瀧」というお店の雰囲気と被り
お酒のんでるオジサマ達が沢山いるイメージがありました。
払拭してきます
両神山の帰りにこの山の横を通った際に
遠くから見た武甲山はピラミッド型の素晴らしい山容でしたが
可愛そうな感じでした。
その他のルートですかね。
山歩きを堪能されて良かったです。
わたしはアンビリバボー派なんですが空からもチェックしようと思います。
こんばんはUlmatsuさん。
そうなんです。遠くから見るとピラミッド型でいい形なんですよね。
近くで見ると・・・ちょっと言葉を失ってしまいます。
採石現場を見ていたら・・・まさにアンビリバボー
武甲山だけを登っていたら、ちょっと気持ちが重たくなってしまったかもしれません。
他のルートが良かったので救われました
私もたまに「空から〜」を見ないでアンビリバボー見てますよ。
今、HPでアンビリのバックナンバー見てきましたが、色々と面白そうなのがありました。
今度はどちらを見るか迷っちゃいます
「山頂から見えた山に向かう」の旅が一時中断してしまって残念ですね、美術さんがドライアイス使いすぎましたか! ドライアイスは「ケチケチ」でいくように注意しておきましょう
この企画を是非地道に進めて行って下さい! どこまでたどることになるのか楽しみです
武甲山の採石は聞いたことがありますが、いったことがありません。いつかいってみたいですね
こんばんはshira-gaさん。
せっかくコメント頂いていたのに〜〜
「山頂から見えた山に向かう」は一時中断となりましたが、また来年やることにしますっっ。
武甲山がガスで見えなかったので、その続きをするか、新たに場所を移して金時山から始めるか・・・考え中です。
地味ながらも長寿番組にしたいですね
「おやおや、pippiさんまた寄り道ですか?」なんて「ぶらり途中下車の旅」のような
突っ込みを入れながら、のんびりやりたいです。
>ドライアイスは「ケチケチ」でいくように注意しておきましょう
思わず笑ってしまいました・・
ハイっ注意します。美術さんにも言っておきますよ〜!
shira-gaさんも是非どうぞ!
武甲山だけだと寂しくなってしまうので、他の山も繋げてみてください。
pippiさん、こんにちは。
武甲山、ガスで残念でした。
山頂からまっすぐ切れて、採石現場が見下ろせます。
その向こうに秩父市街から熊谷の街が広がって、なかなかの展望です。
さて、衝撃はクマ目撃情報。
平成20年3月2日に表参道から武甲山登った時に、表参道途中にもこの標識があって、3月1日って前日じゃないか! 情報速いな〜、と衝撃を受けたのでした。
そして、まだあったとは……。
懐かしさとにわかな衝撃……。
seizanryoさん、こんばんは!
せっかくコメント頂いたのに・・・気づかないで・・・スミマセン
先ほど、ふと「また武甲山に行ってみたいなぁ〜」と思い、自分の記録を見ようと開いたら発見した次第でした
seizanryoさんも行かれたことがあるのですね。
採石現場と秩父市街は、私もとても楽しみにしていたのですが・・・残念
クマ目撃情報。
自分が登っている前日にいたなんて驚きますよね!
張り紙でも懐かしさを感じてくれるなんて嬉しいです。いろいろと写真に撮ってみるものですねッ。
次回こそは、sezanryoさんの見た景色を私も見ることが出来るように、天気を良く確認して実行したいと思います。
過去のレコにまで、目を通してくださって&コメント有難うございました
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