平瀬道から白山周回
- GPS
- 08:05
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,685m
- 下り
- 1,670m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:05
天候 | 晴れ−曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 帰りには近くの平瀬温泉しらみずの湯600円 道の駅横で広くて清潔感のある温泉でした。 |
写真
感想
いつかは行きたいと思っていた白山、花や霊山で有名なこの山は自宅から行くには遠い、せめて岐阜県側の平瀬道の開通を待っていた。
ようやくヤマレコにも上げられ始めたのを期に、出かけてみた。
何しろ自宅から200kmほどあり、土曜日中に帰ってくるために出発は金曜日の夕食後にした。とにかく最短距離で白山平瀬道の登山口を目指した。
ところがナビがいい加減なルートを示した結果、夜中だったこともあって、高山手前で北方面一般道経由で白川村へ向かうコースを進んでしまい、すっかり時間が掛かかり、疲れ果てて手前の飛騨白山道の駅で車中泊になってしまった。
結局、わずかな睡眠をとっただけで登山口に4時に到着、すでに明るくなりかけた頃登り始めた。
平瀬道は、長野県民の自分が思うほど深い山の登山道だった。
始めは整備された登山道にブナ巨木の森林からダケカンバの巨木の森へ登っていく中、初めて聞く鳥の声が珍しく、心が洗われるようだった。
とにかくいつ曇り出すかという焦りもあって、休憩も少なめに登っていった。
1時間も登り、2000mから残雪がでて来た。雪が溶け所からショウバカマ、雪笹やコバイケソウ、サンカヨウ、ギョウジャニンニク、キヌガサソウなど植物の息吹が強く感じられた。そこから急に双耳峰のように白山が行く先に現れたのは感動した。
深緑から新緑そして芽吹きと山が綺麗だった。
大倉山は山頂はよくわからなかったが、春の花の宝庫で北国の山に来ているようだった。できたらもう少し早い時期に避難小屋でゆっくりしてみたかった。
カンクラ雪渓上から室堂までは高原台地の散策で気持ちが良かった。
室堂はひっそりしていて前泊者が行動開始の準備を始める頃だった。
天気もあってガスが掛かる前にと思って、休憩もそこそこ主峰の御前峰に向かった。
山頂は数人の男性登山者だけで静かだった。
低気圧が近づいていているせいか眺望はいまいちだった。
山頂の神社でお参りをして、できたら大汝神社にもお参りしたいと思っていた。
お池めぐりのコースを下って、紺ヶ池から大汝山を見たら雪渓上を登って行ったらすぐに山頂に行けそうに見えた。結局つぼ足で雪渓を這い上がって山頂まで登ってしまった。
大汝山からの眺望は北、西方面は御前峰より良かった。
しばらく眺望を楽しんでから下って、ぐるりと御前峰をトラバースして室堂に戻った。時間も10時近くになっていたためだいぶ賑やかだった、ここで休憩して下りだした。
帰りは大倉山避難小屋まで一気に下って、誰もいない小屋で休憩し、うだうだと登山口まで花の写真を撮りながら下ってきた。
少し登山に日を開けてしまったせいか、下りは左膝外側の筋が痛くなって遅めに下った。
長野県の山では白山と似たような山は無いようだ、しいてあげれば乗鞍のような懐が深い大きな山だろうか。自然も手つかずで、残雪のこの時期はいろんな楽しみがあって満足した。花の時期ならあと2週間先かな、でも静かな白山と花を楽しむなら開山ぎりぎりの今時期だろう。
今度は紅葉の時期に来てみたい。
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