西御殿岩
- GPS
- 11:17
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 4:12
- 合計
- 11:08
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トンネルを抜けてすぐ右折(民宿みはらしなどの看板あり) 一ノ瀬林道に入ると落石多数 ◆作場平橋駐車場 20台ほど駐車可能 無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆山ノ神土→黒えんじゅ分岐 標高差150mを緩やかに緩やかに下る。 登山道は笹が刈り払われ、桟橋が整備されている。 倒木が横たわる砂防堰堤や沢を何度か横断する。 ◆黒えんじゅ分岐→一休坂 水干をはじめとするこの一帯は「多摩川源流のみち」でつながっている。 馬止までは九十九折。 馬止から一休坂分岐までは「天然林の中のなが〜い歩道」。 傾斜角がほどんどない登山道 |
写真
感想
◆梅雨入り前に
西御殿岩は、奥秩父主脈縦走路の中央からやや東寄り、飛龍山と笠取山の中間点にあります。
展望が良く、奥秩父の森を見下ろす景色を楽しむために計画しました。
梅雨入り前の貴重な晴れの日。
西御殿岩で長時間停滞するために、早朝、支度を調えて出発しました。
そして、未踏破の「源流のみち」。
奥秩父主脈の南側、樹林帯の中に設けられたルートは、多摩川の源となる幾筋もの沢を横切り、涼しげで魅力的です。
涼を求めるのはまだ早いですが、この機会に歩いてみることにしました。
◆頂で
唐松尾山から稜線伝いに西御殿岩に向かいます。
西御殿岩の標高は2075m。
ぽっかり空いた岩場は360度の展望で、いつ来ても期待を裏切りません。
遠くには残雪の南アルプスが霞んで見えます。
大菩薩の稜線の横には富士山。
東には雲取山。
西仙波・東仙波の先に和名倉山。
甲武信ヶ岳は時々雲に隠れてしまいました。
眼下には高丸戸尾根の平坦な笹原が広がっています。
しばらく眺望を楽しんだ後、裸足になって長逗留を決め込みます。
東西南北、座りのイイ岩を見つけては腰を下ろし、幾重にも重なる山並みや流れる雲、空高く飛ぶ鳥を眺めます。
食事をし、コーヒーを淹れ、ウトウトと昼寝・・・・
いつも以上に時間がたっぷりあるので緩みに緩んできました。
2杯目のコーヒーを飲み終わると天気予報のとおり雲が広がり始めたので下山することにしました。
◆森を育む源流
この日の日没は19時。
たっぷり時間をかけて登山口に向かいます。
山ノ神土から黒えんじゅまで「源流のみち」を進みます。
奥秩父主脈の南にほぼ等高線に沿ってくねくねと登山道が設けられているので長い長い巻き道といえます。
はじめは大きな沢に落石や倒木が見られましたが、進むにしたがって沢が細くなります。
沢はどれも個性的で、桟橋が渡されているものがあれば、岩の下を流れているもの、なめらかな岩の上を伝うように流れるものが見られました。
沢と沢を結ぶ登山道は笹原が広がり、また、ブナの大木が林立しています。
奥秩父の豊かな緑を育む源流をたどる道。
「源流のみち」は、穏やかで鳥のさえずりや清流が聞こえる癒しの登山道でした。
◆もどった財布
一ノ瀬林道で財布を落としてしまいました。
車のトランクに乗せたまま発車してしまったようです。
奥多摩駅交番に届けられていて無事に手元に戻りました。
届けていただいた方のお名前を知ることができませんでしたが、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
拾っていただいた上にわざわざお届けいただきどうもありがとうございました。
◆暦
甲府(山梨県)
2016年6月4日(土)
日の出 4:30
日南中時 11:44
日の入り 18:58
月の出 3:49
月南中時 10:46
月の入り 17:49
正午月齢 28.3
こんにちは!
ずいぶん長い山行時間だと思ったら、休憩4時間超えって!
梅雨入り前のいいお天気と、いい眺望の中、のびのびダラダラ・・・
あぁ、気持ちが良さそう!
しかもお花は咲き乱れているし
裸足になるのは、なんでしょう?
変身ベルトを外してしまうような、そんな感じなのかなぁ・・・
いや、アレですね!
ネクタイを外して、頭に巻いちゃうあんな感じなのかも!
でも、すごーく開放感がありそうで、私も今度どこかの山でこの余裕を持って山頂にい続けたいなぁって思いました。
でもって、お財布
無事に見つかってよかったですね。
私も落し物番長なので、他人事とは思えず・・・
いや、もう、そろそろ他人事って思えるようになりたい
とにかく、よかったよかった。
ダラけっぷりが著しくダラ戦1号に抜擢されそうです(*´ω`*)
いったい何をやっているんでしょうね、ワタシ。
てっぺんでこんなに長い時間居られるんだなぁって自分でも呆れてます。
やればできるんです!YDK!
この日は程良い薄曇りだったので長居ができました。
これからは日差しがますます強くなり気温が高くなるのでほどほどにしないといけませんね。
シャクナゲの咲き残りは意外にあって目を楽しませてくれました。
見ごろが過ぎたせいで人通りが少なくのんびり眺めながら歩くことができたのです。
少しシーズンを外すのも良いものです。
お財布は「ない!」と気付いた時はそれはもう・・・
大急ぎで戻って 見つからずに
ダメもとで立ち寄った交番に届けられていたのは幸運でした。
コメントいただきありがとうございました。
LArcさん、こんにちは。
ほんとだ、西御殿岩に9時前に着いて13時前までと随分ゆっくりしておられます。
LArcさんがこんな山の過ごし方をされるとは意外でした。
重いザックを担いでガシガシ歩くと言うイメージでした。
私もやってみたいですが多分無理ですね(笑)。
財布見つかって良かったですね。
私も一度山で失くしましたが2日後自力で回収しました(笑)。
山でのミスにはお互い気を付けましょう!
安全が第一ですね。
コメントありがとうございます。
「4時間も?!」と思われたことでしょう。
また、「一人で何をやっていたんだ?!」とも感じたことでしょう。
ガシガシも好きですが、ダラダラも好きなんです。
日照時間が長くなったので日没から逆算して・・・「13:00に出れば十分」と。
で、こうなりました(*´ω`*)
財布が手元に戻った時、お巡りさんが「ヤマ歩きをする人は悪い人が少ないんだろうな。戻る率が高い」と言ってました。
善意ある方にお礼の言葉さえ伝えることはできませんが、もし私が拾うことがあったら届けることで恩返しをしたいと思っています。
もちろん、こういったミスはしないように気を付けましょう!
LArcさん、こんにちは。
拝見するのがすっかり遅くなりました
西御殿岩、今春に初めて訪れましたが、奥秩父の山々を眺める格好のスポット。
縦走中であまり時間がなかったものの、数十分滞在してしまいました。
(コーヒーセットをデポってしまったことをすごく後悔したものです。)
この大展望が得られるのなら、日帰りで行ってのんびりするのもイイですね。
4時間滞在とは、禿岩の2時間を超える大記録ですね。
源流の道も、のんびり歩けて、心身共に癒されそうです。
お財布の落とし物…
昨秋の自分を思い出しました。
ちゃんと戻ってくるのは本当に嬉しいことですが、落とさないのが一番ですよね。
改めて身が引き締まる思いです。
rgzさんの奥秩父主脈縦走のレコを見て「久しぶりに行ってみよう」という気になりました。
4時間もここにいて思ったことは「奥秩父はイイなぁ」ということです。
ワタシにとって程よいおヤマが連なり、緑が多く、眺望もそこそこ。
身の丈に合っている気がします。
財布は私の不注意によるもの。
戻らなかったとしてもそれはワタシに対してバチが当たったようなものと諦めていました。
おヤマに来る人で悪い人はいないということですね。
コメントありがとうございました。
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