大比叡から峰道,横川行者道で坂本へ
- GPS
- 06:04
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,283m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:01
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はなかった。横川行者道から日吉大社牛尾宮三宮宮付近へは枝道が多く気をつけないと迷いそうだと思った。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
2016年6月4日(土)にトレーニングのために比叡山を歩いた。当初トレーニングという事で大比叡に2回行ったが,その後,峰道から横川に行き,横川行者道と思われる道を歩き,坂本の日吉大社まで歩いた。その時の写真を載せた。
もともとはトレーニングのつもりで赤山禅院から大比叡を往復しようと思っていた。そのため,出町柳駅から叡山電鉄で三宅八幡駅に行くつもりで八瀬行きの電車に乗った。しかし,お昼用のおにぎりを買ってないのに気づき,仕方ないので修学院駅で降りて,きらら坂を登ることにした。まず,修学院駅そばのフレスコというスーパーに寄った。値段がコンビニより安いと思ったからだった。そこでおにぎりは買ったが,ソイジョイがなかったので,駅の東側のコンビニにも寄っておいた。
修学院駅からきらら坂の登山口までは音羽川沿いに歩く。基本的にアスファルト舗装だが,ちょっとした登りとなっている。きらら坂に入ると,最初の登りが終わった付近から先は,雨水で深く掘れた谷筋を行かずに尾根っぽい道を行った。その後,水飲対陣碑,千種忠顕の碑の近くを通り,スキー場跡地まで登った。そこから舗装道を登り,ガーデンミュージアム比叡の北側を歩いて大比叡に向かった。大比叡にはきらら坂登り口から1時間半弱かかってしまった。いつもは1時間20分なのだが,ちょっとだけ時間がかかってしまった…。その後,どうするかを決めていなかったが,トレーニングということで一度坂本ケーブルの延暦寺駅まで下りて,大比叡に登り返そうと思った。そこで,延暦寺の阿弥陀堂そばに下ってから坂本ケーブル延暦寺駅に向かった。延暦寺駅でトイレ休憩し,琵琶湖を眺めたりしたのち,最短ルートで大比叡に登った。最短ルートは比叡山ドライブウェイを渡ってから,まあまあの急登区間があって大比叡にたどり着く。
当日2回目の大比叡は団体さんがいて混んでいた。皆さん,バスでガーデンミュージアム比叡東口まで来て,そこから峰道を歩いて横川に行き,飯室へ下るという話だった。それを聞いて,私も横川に行ってみようかな,と思い出した。実は,トレーニングのつもりだったが,当初横川から横川行者道を歩いて坂本の日吉大社に下りるルートも検討していた。だが,午後から雨の予報だったので,躊躇していた。しかし,午後からの天気が当初よりも良くなりそうだったので迷い始めていた。そこに団体さんの行動予定を聞いて,じゃあ,俺も,と思って歩くことにした。ちなみに団体さんとは全くの別行動だった。
そこで2回目の大比叡の後,つつじヶ丘に下り,そこから京都一周トレイルコースに沿って西塔域に向かった。その日は浄土院で法要か何かが行われていた。そこから京都一周トレイルコースで釈迦堂に抜け,峰道を玉体杉目指して歩いた。途中,レストラン峰道と大師像を見に寄り道してみた。玉体杉は珍しく誰もいない状況になったので,登山の無事をお願いしておいた。そこからは御所や京都市内がはっきりと見えた。
玉体杉の後はすぐに峰辻にたどり着く。京都一周トレイルコースは直進して横高山の急登区間になるが,横川に行くにはそこを右下に進んで行く。するとすぐに奥比叡ドライブウェイをトンネルでくぐる。その後は比較的アップダウンが少ない登山道だった。最後,横川の駐車場付近になると多少アップダウンがあったが,すぐに駐車場にたどり着いた。駐車場を横断すると延暦寺の横川域の巡拝受付にたどり着いた。登山してるだけだとごねてもよかったが,せっかくなので横川域を見ておこうと思って,参拝料を収めて横川を散策した。靴をぬぐのが面倒だったので中には入ってないが,横川中堂や元三大師堂を見て,お参りしておいた。
横川から坂本へは,惠心堂前を通過する。そのために惠心堂に行き,お参りしておいた。その後,惠心堂前の未舗装林道をさらに奥に進んだ。その後,日本生命慰霊宝塔下,惠心僧都の墓所下,滋賀医大霊安墓地のそばを歩いた。途中,日本生命慰霊宝塔下付近から飯室不動堂へ下るルートがあるみたいな標識があった。滋賀医大霊安墓地の後もしばらく未舗装林道を進む。最終的に林道がヘヤピンカーブで左下に下る辺りから登山道に入るが,実際に歩いてみると,ヘヤピンカーブの手前で左下に下る道があった。目印はピンクのテープだけだったが,登山道を見てみるとかなりしっかりと踏み跡がついた登山道だったので迷うことはなかった。
林道から分岐すると,一度ヘヤピンを曲がってきた林道と交差する。交差した直後に「コールポイント比叡33番」の標識が木にしばりつけてあった。その後,登山道はぐいぐい下がる感じだった。途中,つづら折りで下る箇所もあった。その後,ほぼ水平っぽい登山道に合流する。そこは道なりに右前方に進めばよいが,逆に登り時には左上に上がる感じになる。
そのすぐ先でT字路のような分岐点がある。現在は木が切ってあって少し明るい場所なのだが,左から来て右に行く登山道に突き当たる感じだった。そこは鞍点になっていて,目指す坂本は左になる。左に行くと左前方にあるコブを左側から巻いていく。右に行くと沢の方へぐんぐん下るみたいだった。
コブを巻いた後,すぐに茶色の鉄塔のそばを歩いた。この鉄塔は今しがた巻いてきたコブと八王子山の間の鞍点付近にあり,そのすぐ先にも分岐があった。場所はコールポイント比叡34番のある辺りであり,進行方向右手に手書きの標識があった。それによると,左(進行方向に直進)は八王子山頂へ,左斜め前(進行方向右斜め前)は日吉,右斜め前は名無し(斜面を下る),右(来た方向)は鉄塔経由で三石岳とあった。ここで日吉は進行方向右斜め前なので右下に下るルートを取りそうになるが,手書き標識の向こうを右手に行くのが正解。そのルートを行くと,ほぼ水平に牛尾宮・三宮宮に行ける。八王子山頂を通るルートを歩いても日吉には出れるみたい。
その先でも一箇所,沢に下るルートに合流した。そこでは八王子山を右側から巻いているので,左上に行くと日吉に向かう。その先では2箇所ほど左の山の上に上っていく感じのルートがあった。そこは八王子山頂に向かうので,山頂に行くのでなければ登らないでまっすぐ進む。すると,右下に人工物(樹脂のタンクっぽいやつ)が見えたなぁ,と思ったら,日吉大社の牛尾宮・三宮宮の本殿への参道に合流した。牛尾宮・三宮宮の少し下に合流したが,折角なので牛尾宮・三宮宮のそばまで行ってみた。牛尾宮・三宮宮の拝殿・本殿は八王子山の山頂近くにある。ネットで見ていると坂本から横川を目指す人は,よく牛尾宮の裏から八王子山に登っているみたいだった。しかし,今回歩いたルートは牛尾宮の少し下で参道に合流した。八王子山頂に行く必要がなければ今回来たルートを逆にたどる方が楽だと思う。牛尾宮・三宮宮の前からは眼下に坂本の市街地がよく見え,日吉大社の鳥居も見えた。
そこからの下りは結構しんどかった。未舗装の林道っぽい道を下るのだが,滑りやすいし,傾斜が急で疲れた足にはきつかった。延々と続く感じがしたが,なんとか麓の日吉大社東本宮付近にたどり着いた。そこから京阪の坂本駅に向かった。途中,日吉そばでざるそばを食べた。坂本では鶴喜そばが有名だが,日吉そばも普通に美味しかったと思う。その後,京阪に乗って帰った。
今回はトレーニングのつもりで歩き始めたが,最終的に22kmほど歩いた。初めての道もあり,意外と充実した時間を過ごせたと思う。
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