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記録ID: 90248
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ハイキング
奥多摩・高尾

小沢ドウミ〜ホリヌキドウミ〜大谷ヶ丸 藪漕ぎ山行

2010年12月05日(日) [日帰り]
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YAMA555 その他8人
GPS
09:55
距離
10.4km
登り
767m
下り
1,122m

コースタイム

取り付き地点8:12→小沢ドウミ9:05→ホリヌキドウミ10:05→11:20大谷ヶ丸(昼食)12:30→麻布山13:45→田野の湯15:15→15:25砥草庵(一杯)17:25→甲斐大和駅18:00
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
大月駅まではホリデーパス2,300円を利用。
駅から取り付き地点までタクシー4,310円。
下山後は甲斐大和駅まで30分程度歩きました。
コース状況/
危険箇所等
地図を見ながらの登山道のない山歩きです。

●大谷ヶ丸への地図読みルート
取り付きの桑西テニス場からは暫く林道を歩きます。林道がグルッと巻く場所から陵線への藪漕ぎルートへ入ります。入口は特にマークはありせんが、薄っすらと踏み後があります。こんな所を登るのって言う感じの急登です。

暫く登ると胸まである枯れ笹の間を登ります。尾根上を登り上げていく感じで右には枝の奥に黒岳が見えます。

ホリヌキドウミ付近のザレたトラバースは何箇所か踏み後らしき場所がありますが、いずれもかなりスベり、つかまる場所もないので慎重に進む必要があります。
ここを抜けると大谷ヶ丸への一般道に向けて一気の急登です。痩せた尾根ですが、枝など捕まる場所は豊富にあります。イワカガミが群生していました。

●大谷ヶ丸山頂
ちょっとしたスペースがあり数組がユックリ座れます。南アを望めるように一部切り開かれています。ただ、富士山は見えづらいです。

●大谷ヶ丸から西尾根の地図読みルート
不明瞭なため、周辺の地形と磁石を確認しながら選択しました。下り開始時が一番迷いやすい箇所だったと思います。落ち葉で踏み後はほとんど分からなかったです。何箇所か赤テープがありました。

その後は藪漕ぎ、笹漕ぎしながらの尾根歩きです。右側の山にある鉄塔と電線の伝い具合を確認しながら地図を見ると先のルートが分かりやすいです。

鉄塔まで来たら一番下りやすそうな道を探して下ると目当ての田名の湯がありました。ただ、今は温泉として開放していないようです(砥草庵の店主が言ってました)。

●食事
今回は電車なので砥草庵にて馬刺し・鶏モツ煮を頂きながら一杯飲みました。
早ければ景徳院からのバスに乗れますが、甲斐大和駅まで30分程度で歩けます。
タクシーを降りた桑西テニス場。ここから出発です。
タクシーを降りた桑西テニス場。ここから出発です。
暫くは林道を歩きます。
暫くは林道を歩きます。
猿が出迎えてくれました。
猿が出迎えてくれました。
黒岳と雁ガ腹摺山がきれいに見えました。
黒岳と雁ガ腹摺山がきれいに見えました。
林道が巻き始めたところから急登を始めます。
薄っすらと踏み後がありますが、見つけにくいです。
林道が巻き始めたところから急登を始めます。
薄っすらと踏み後がありますが、見つけにくいです。
しばらくは藪漕ぎ。踏み後はほとんどありません。
しばらくは藪漕ぎ。踏み後はほとんどありません。
ホリヌキドウミのトラバース箇所。かなりザレていたので慎重に通り抜けました。
ホリヌキドウミのトラバース箇所。かなりザレていたので慎重に通り抜けました。
ホリヌキドウミのトラバース箇所。
ホリヌキドウミのトラバース箇所。
ホリヌキドウミから大谷ヶ丸への急登中。
イワカガミの群生地帯がありました。見頃の時はキレイなんだろうけど、藪が凄すぎて入れないかな。
ホリヌキドウミから大谷ヶ丸への急登中。
イワカガミの群生地帯がありました。見頃の時はキレイなんだろうけど、藪が凄すぎて入れないかな。
大谷ヶ丸はもう直ぐ。
大谷ヶ丸はもう直ぐ。
大谷ヶ丸山頂の道標。広いスペースがあります。
大谷ヶ丸山頂の道標。広いスペースがあります。
忘年山行だったためつみれ汁を作って酒を嗜みました。
忘年山行だったためつみれ汁を作って酒を嗜みました。
南アがキレイに見える山頂でした。暖かい日和でビールが旨い。
南アがキレイに見える山頂でした。暖かい日和でビールが旨い。
南アの陵線は雪をかぶっていました。
来年は北岳登りたいなー。
南アの陵線は雪をかぶっていました。
来年は北岳登りたいなー。
山頂からは富士山は大きく見えますが、枝が邪魔です。
春〜秋までは葉があり富士山は見えないでしょう。
山頂からは富士山は大きく見えますが、枝が邪魔です。
春〜秋までは葉があり富士山は見えないでしょう。
山頂から八ヶ岳もみえました。
山頂から八ヶ岳もみえました。
大谷ヶ丸西尾根下り途中に一瞬枝にかからずみえた富士山。
大谷ヶ丸西尾根下り途中に一瞬枝にかからずみえた富士山。
麻布山あたりから振り返った大谷ヶ丸。
麻布山あたりから振り返った大谷ヶ丸。
陵線の途中に放置されていた機械。一体どのくらい前に動いていたのか・・・
陵線の途中に放置されていた機械。一体どのくらい前に動いていたのか・・・
同じく陵線の途中に放置されていた機械。一体どのくらい前に動いていたのか・・・
同じく陵線の途中に放置されていた機械。一体どのくらい前に動いていたのか・・・
ほとんど踏み後見えない笹漕ぎです。地図を見ながらルートを決めます。
ほとんど踏み後見えない笹漕ぎです。地図を見ながらルートを決めます。
笹がほとんど無い箇所もありました。
笹がほとんど無い箇所もありました。
南アの広がっている方に向かって歩きました。
南アの広がっている方に向かって歩きました。
富士山と手前に三つ峠山。
このアングルは初めて見ました。
三つ峠の鉄塔が良く見えます。
富士山と手前に三つ峠山。
このアングルは初めて見ました。
三つ峠の鉄塔が良く見えます。
富士山を見ながらの気持ちよい下り。
ほとんどが視界開けませんが・・・
富士山を見ながらの気持ちよい下り。
ほとんどが視界開けませんが・・・
三つ峠と富士
踏み後はあるかもしれませんが、落ち葉で全く分かりません。
踏み後はあるかもしれませんが、落ち葉で全く分かりません。
下山ポイントの鉄塔下まで到着。
下山ポイントの鉄塔下まで到着。
ルートを選んで下っていくと田名の湯が真下にありました。
ルートを選んで下っていくと田名の湯が真下にありました。
田名の湯で汗を流そうと思っていたら、温泉は営業しなくなったようです。
田名の湯で汗を流そうと思っていたら、温泉は営業しなくなったようです。
下から見た鉄塔。
下から見た鉄塔。
田名の湯から5分ほど駅方面へ歩いた所にある砥草庵。
田名の湯から5分ほど駅方面へ歩いた所にある砥草庵。
名物の馬刺に鶏モツ煮を頂きながらビールに日本酒。電車だと運転をしなくて良いので心置きなく飲めます。
名物の馬刺に鶏モツ煮を頂きながらビールに日本酒。電車だと運転をしなくて良いので心置きなく飲めます。
蕎麦が名物ということで美味しく頂きました。
蕎麦が名物ということで美味しく頂きました。

感想

地図読み山行の醍醐味はなんといっても自分達が歩きたい場所を探して歩くこと。低山でも山に入ったという充実感が非常に高く楽しめる。草が生い茂っている時は入りづらくても、秋〜冬は葉が落ち非常に歩きやすくなる。

今回歩いた大谷ヶ丸までのルートも普通に歩いたら展望もほとんどなくあまり楽しさを感じないが、痩せた道を慎重に歩く緊張感や、今どこまで歩いてきて次にどちらに向かわなければならないか探す楽しさのあるコースだった。

特に小沢ドウミから大谷ヶ丸までのルートは面白い。

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