紅葉合わせて曲り沢
- GPS
- 05:57
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 846m
- 下り
- 883m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 気温 最低14.94 12:48 最高23.03 08:20 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
栄和交通 大菩薩上日川線 300円 甲斐大和駅8:10-下の平8:18 自由乗降区間 復路 栄和交通 大菩薩上日川線 300円 景徳院入口14:37-甲斐大和駅 14:45 |
コース状況/ 危険箇所等 |
両岸にはほとんど仕事径があり、沢身を避けて巻ける。 ほとんどの小滝は傾斜が緩いか階段状だったりして登れる。 ヤマメ沢出合手前に現れる5段20m滑滝は右岸に残置ロープがある。 |
その他周辺情報 | 大和福祉センター(田野の湯) 景徳院から徒歩17分 0553-48-2747 9:30〜16:30 日・月・祝日休 いいお湯と聞いていたのに残念、令和6年3月30日をもって営業終了 https://www.city.koshu.yamanashi.jp/docs/2023102700027/ 甲斐大和駅近く甲州街道沿いにセブンイレブンあり |
写真
感想
曲り沢を知ったのは10数年前、当時エアリアには載っていなかった曲り沢ルートについての「荒れている」看板を見たのとほぼ同時期だったと思う。岳人か何かで見て、庭園にも例えられた紅葉時期の美しい沢の記述に惹かれた。その後出版された「ウォーターハイキング」によって、遡行図と写真を見ることができたが、沢未経験単独行では沢登りは敷居が高かった。荒れているという曲り沢ルートはルート自体と状況が不明だった。
今年針ノ木谷の下降で徒渉装備としてモンベルのサワーシューズを使ってみて具合がよかった。これなら登攀要素がない沢登りならば可能なのではないかと思うようになった。手始めに小坂志川で馴らしの後、標高の下がってきた紅葉と合わせて遡行し、余計な心配のいらない一般登山道で景徳院に降る。
モンベルのサワーシューズはネオプレーンのソックスに補強とソールと加えたような作りなので、11月でも冷たくなかったが、あまり濡れたくないので深い所は巻いた。徒渉と踏み跡のある両岸の歩きも多かったが、ナメや小滝の登りは楽しく、穏やかな庭園のような渓相と色付いた渓畔林が美しかった。
枝沢の流入が多く、その度久しぶりにコンパスと地形図首っ引きとなりルートファインディングも楽しかった。最後の詰めはルートミスしたと思う。傾斜はそれほどでもないのだが落葉とザレで滑りやすく、立っていられない。四つ足のきつい攀じ登りとなった。稜線には走るトレイルランナーが見えた。
稜線の一般道横に出て、ヘルメットを脱いでサワーシューズを履き替え休憩する。横を盛んにトレイルランナーが通過して行く。何か大会でもあるのかと思ったが、達成感でいっぱいで全く気にならなかった。
景徳院に向けて登山道はよく整備されて高速道路のように思える。まもなく全く期待していなかったカエデの紅葉が点在するようになり、光が差すと際立った。曲沢峠からオッ立を巻くと、赤と黄色・色の抜け行く緑が合わさり派手さを増して見事だった。近年近場でこれほどの紅葉は見ていない。予想外の贈り物にホクホクした。
大勢のトレイルランナー達は甲州アルプスオートルートチャレンジの出場者であった。もう7回も開かれているらしい。全く知らなかった。
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