千枚岳〜悪沢岳(沼平ゲートからバイアスロンで日帰りtry)
- GPS
- 10:42
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,315m
- 下り
- 2,305m
コースタイム
- 山行
- 13:22
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 14:35
歩行:23.2辧福2333m)、10h42m
天候 | 晴れ・・隣接する川根本町ではこの日38.6℃を記録したそうですが、サスガに3千m峰は風も適度にあって快適でした |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
アクセスした新東名・島田金谷ICから井川へ向う市道が、大井川鉄道の閑蔵駅の先で通行止めでした・・そのためR362経由で新東名に戻り、静岡市側から100kmの迂回(おかげでほぼ徹夜状態で山行スタートするハメに) 井川側には「大間方面通行止め」の看板があったので、畑薙や井川へは現在のところは安倍川方面からしかアクセスできないのかも? 沼平ゲートから、全て歩行で悪沢岳を往復すると標準CTは24hr超となるので、片道17.5kmの林道はMTBを利用・・川沿いの道で単純標高差は200m程度なので楽々かと思いましたが、林道には(東海フォレストのバス乗車時には感じられなかった)細かなアップダウンがかなりあり、予想以上にキツい輪行でした(CT短縮には効果大) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口の滝見橋から沢沿いを進み、吊橋を渡って尾根に取付きますが、取付きのルートはやや判りにくく(特に下山時)、ペイントやテープのマークをひたすら追う感じでした その後は、林道を2回横切りつつ樹林帯を進みます・・一部ルートが判りにくいところがありましたがマーキングは多々あり、「オヤっ?」と思った際にも回りを見回せば必ず見つかりました 全般に親切な標識やマーキングがよく整備されているコースです 岩場は、序盤の鉄塔過ぎと千枚岳の2ヶ所・・危険箇所というほどではありませんが、それなりに慎重通過 水場は、清水平と千枚小屋の2ヶ所で、本日は水量タップリでした 千枚岳〜悪沢岳は、森林限界を越えた快適展望稜線・・岩稜やゴーロの通過は、多数あるペイントマークに従えばOKです |
写真
感想
この日は梅雨が明けたかのような天気で猛暑も予想され、涼しさ・大展望・歩きごたえを求めて南アの高峰へと向いました。
本当は、久しぶりに槍ヶ岳など北アルプスに向いたかったのですが、日本海にある前線の影響を受けるようで、南アの悪沢岳に日帰りチャレンジすることにしました。
沼平ゲートからの悪沢岳往復コースは、all歩行だと標準CTが24hr超となり、これはもう一部のエキスパートのみに許されるクレイジー(日帰り)登山の世界。林道でMTBを併用することによって歩行が15hr弱のプチクレイジーレベルとなり、自分にもtry可能となりました。
ちょっとしたトラブルがあったのはアクセスで、島田市内の電光掲示板に「井川〜○○通行止め」(土地勘が無くてその時は判らなかった)とあり、少々気になったもののカーナビの指示する通りに進むと、閑蔵駅の先で今度は「全面通行止め」の看板が現れガックリ。
代わりのアクセス道は、大間から井川へ抜ける道もあるようでしたがその時は冒険できず(帰路の井川側ではこの道もやはり通行止め看板あり)、結局新東名・静岡SAのスマートICから新静岡ICへと回り100kmの迂回を強いられました。
そのため、「2〜3時間は仮眠できるだろう」との見込みは大きく外れてほぼ徹夜状態で沼平ゲートをくぐることになり、若干の暗雲といった感じに。風が適度にあった天候のおかげで何とか影響は最小限で済んだ感じとはなりましたが、リサーチ不足は大反省でした。
畑薙湖沿いを緩く登っていくイメージだった林道には、MTBを押し歩きする程の急坂はないものの予想以上にアップダウンがあって、脚力をなるべく使わないようユックリ行きますが中々キツイ輪行に。それでもCT短縮効果は絶大で、計画通りの5時に椹島から登山開始できました。比べるべくもありませんが“完全自力”の陽希さんはスゴすぎますね。
登山道の方は、オオシラビソを中心とした“サスガ南ア”という中々いい森の道。緩斜面でやや単調ではありましたが、歩きごたえは十分満足でき無事に“悪沢岳日帰り”を終えることができました。
そしてこの日のハイライトは、何と言っても森林限界を越えた千枚岳〜悪沢岳からの大展望で、富士山や南アルプス高峰群の雄大な眺めを独占。涼風の3千m峰を満喫し、脚にもズッシリ来た山行でした。
shtさん、こんにちは
悪沢岳お疲れ様でした。いつも、エネルギッシュな山行に憧れの念を抱いて拝見しております。
アクセス大変な上、登山口まで往復35kmの自転車漕ぎとは
もう充分にクレイジーな域に入りましたね。流石です。
素晴らしい写真の数々も堪能させていただきましてありがとうございました。
下山のバイク漕ぎでは、サドルに当たるお尻が痛いやら脚はヨレヨレだはで「もうやらんぞ!」でしたが、翌日は「次どこ登ろ?」(笑
あの涼風アルプス大展望のツボにハマってしまったらもう抜けられませんね。
山行の方はともかく、”深夜の100匯各傘回”にメゲずに山に向うのは、やはりクレイジーかもです。
事故に遭われたとのことですが、お怪我が無くて幸いでした。新車で山へ向かうのも楽しみですね。
コメントいただきありがとうございました。
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