鹿沼岩山
- GPS
- 04:02
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 408m
- 下り
- 411m
コースタイム
08:25 三番岩
10:15/10:25 岩山山頂
10:40 北東集落?
11:15/11:30 猿岩トライ・断念
12:10 日吉神社
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
まず「ハイキングコース」とは実は名ばかり。一般の登山道ならばロープ、鎖等あってよさそうな箇所でも一切ロープ鎖は無し。初めて行く方で「3点支持」ということばを知らない方は、まず3点支持とは何かを調べた上、序盤の岩場で徹底的に体得する必要があります。形だけの3点支持ではなく、3点を確実に確保したことを確認した上でないと前へ進めないようなポイントが何カ所もあります。 そして、登山道自体の整備も良いとは言えません。三番岩を過ぎたあとは赤テープ、ペイントがあるところは良く見ること、そしてちょっとでも変だな、と思ったらすぐに引き返す必要があります。立地的に道迷いしても居場所が分からなくなると言うことはありませんが、前にも後ろにも行けなくなる、という危険は十分にあります。 |
写真
感想
古賀志と並び栃木県民にとって有名なクライミングスポット岩山に初めて挑戦してきました。
とにかく手強い。序盤の三番岩から形だけの三点支持ではどうにもなりません。いやと言うほど三点支持を体得させられます。そして道がわかりにくい。この二点でメンタル的にかなり参りました。山頂に着き、程なくあとから登ってきたお兄さんも「何度来てもわかりにくいな-」とこぼしていました。
しかし、山頂から、ままよと猿岩降りに挑戦、と思ったところ、なんか変。赤テープ通りに降りてきたつもりなのに、鎖場らしきものはみあたらず、そのまま降りてきたら、なんと集落まで降りてきてしまった。帰宅後GPSファイルと地図で確認したところどうも山頂からの降り口自体を間違えたらしい。
しかし折角来たからには、と猿岩の登坂挑戦。さっきのお兄さんの「鎖場、コケが一杯で足場がとれないので殆ど腕力勝負だよ」ということばが気になりましたが。1/25,000で確認しながら集落をぐるっとまわって猿岩の登坂口は難なく見つかり、いざ挑戦。
しかし…北斜面のため、今週の雨が全く乾いておらず岩は完全な湿潤状態。もともとたくさんのクライマーが上り下りするスポットなので表面はつるつるになっているところなので、まったく足場がきかない。途中までは行ってみたものの、2本目の鎖に乗り換えるあたりで、このままでは安全に帰還する保証がどうもなさそう(また降りて来なきゃいけないし)と直感し、今日の所は退散することにしました。
一応チェストハーネス、スリングは持って行ったのですが、カラピナが小さすぎて鎖には力不足。もっと研究が必要と敗北感たっぷりにとぼとぼと日吉神社まで人里を引き上げてきたのでした。
…と書いたところでネット上の岩山登山の記事を検索してみると
ちゃんと統計取ったわけではありませんが
・全員日吉神社からの登り
・半分くらいは一のタルミから東のゴルフ場方面へエスケープ下山で猿岩は回避
(雨上がりなので、ということで回避した人も多数)
・猿岩チャレンジ下山のうち何チームかは懸垂下降の装備一式を持ったパーティで、完全やる気。
・鎖のみで下山し「割と簡単だった」と感想を述べておられる方は1名だけ。
・私のように西の集落へ降りてしまった変な人は一人もなし。
ということで、結論としては
・そもそも猿岩を鎖だけで登ろうというような酔狂は基本的に居ない。
・登りにしても下りにしても雨上がり等で岩が濡れていたら基本回避。
ということのようで、私の決断は、どうやら間違ってはいなかったと思います。
そういえば、猿岩鎖場→西鹿沼方面へ下山する看板はあったが、ゴルフ場方面から猿
岩鎖場へ入る登山口の案内はなかったな。
やはり猿岩は下山の一方通行ルートと考えるべきのようです。
>チェストハーネス、スリングは持って行ったのですが、カラピナが小さすぎて
↑
おいおいおい・・・
一体どこに向かっておるのぢゃよぉ・・・
来年あたり、屏風でも行く気でございますか?!
いちおう妻子持ちの嗜みということで
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