百花繚乱の暑寒別岳

2016年07月09日(土) [日帰り]

• GPS: 08:25
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,057m
• 下り: 1,046m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:53
• 休憩: 0:32
• 合計: 8:25

距離 17.9km 登り 1,059m 下り 1,057m

9:13 箸別避難小屋
12:44 12:47 箸別コース七合目
13:37 13:38 コース分岐
13:49 14:13 暑寒別岳
14:24 コース分岐
14:59 15:03 箸別コース七合目
17:37 箸別避難小屋
17:38 ゴール地点

多人数のゆったり登山です。

天候

晴れのち小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

危険個所はありませんが、雨が降った後はスリッピーです。
虫の多い山のため、防虫スプレー、ネット、うちわなどを用意しましたが、この日はあまり虫はいませんでした。

その他周辺情報

増毛で南蛮えび（甘エビ）天丼を食べましたが、えびが10尾以上入っており、さらりとあげたえびの風味とうまみのきいたたれが調和し、絶品でした。また、食べたい。

写真

7/9 9:13

登山口をスタート

7/9 9:30

登山道に邪魔にならないよう180°方向転換した樹。ミズナラ？

7/9 9:40

野イチゴ発見。実はなつかしさのある、甘ずっぱい味がした。

7/9 10:07

悠然とした暑寒別岳が現れた。

7/9 10:18

厳しい冬に耐えた分、たくましくなるのだろう。

7/9 10:27

厳しい冬を何回となく乗り越え、より一層、緑が鮮やかだ。

7/9 10:32

ようやく二合目。

7/9 10:50

ダケカンバと根曲がり竹の樹林帯が続く。

7/9 10:55

登りながら、藪に上体を潜り込ませて、タケノコをゲット。

7/9 11:19

雪解けの遅い場所に、ザゼンソウ3兄弟（4兄弟？）

7/9 11:19

まだ、水芭蕉が咲いていた。

7/9 11:19

サンカヨウも。

7/9 11:21

フギレオオバ木スミレの群生があった。もう、花季は終盤。

7/9 11:29

オトギリソウにバトンタッチの頃合。

7/9 11:35

ツバモオモトももうそろそろ店じまい。

7/9 11:52

冬は、壮絶な雪との闘いになる。

7/9 11:53

エンレイソウ。

7/9 12:15

長い樹林帯を抜け、振り返ると日本海に沿う海岸線と増毛の街が見えた。

7/9 12:25

カラマツソウ。よく見ると、9輪の花が集まり、1つ1つが100本くらいの白い「松葉」だ。

7/9 12:26

色鮮やかなキジムシロ。

7/9 12:32

雨竜沼湿原。北海道の尾瀬と言われるが、池塘が点在し、その美しさは、尾瀬以上だ。

7/9 12:33

増毛の街を遠望。

7/9 12:49

50m四方の斜面にイワイチョウの群生がある。

7/9 12:50

まだ、イワイチョウの花は数か所だけ。

7/9 12:51

ここのハクサンチドリは、どれも小ぶりだ。ミニチュアの様。

7/9 12:51

シナノキンバイ。the king of yellowだな。

7/9 12:53

雨竜沼湿原から南暑寒別岳の緩やかな稜線が一望できた。

7/9 12:53

エゾハクサンイチゲ。本州のハクサンイチゲに対して、北海道のものは毛が多いのが特徴。

7/9 12:53

並べてみると葉っぱは似ているね。同じ科かな。

7/9 12:54

こちらはミヤマキンポウゲ。調べてみるとみんなキンポウゲ科の同窓だ。

7/9 12:55

短い初夏の花畑。

7/9 12:55

涼しげなチシマフウロ。

7/9 12:57

トウゲブキ登場。

7/9 12:58

初夏の一時。

7/9 13:00

花畑をズームアップ。

7/9 13:00

ミヤマアズマギク。

7/9 13:01

エゾツツジ。the king of pink.

7/9 13:04

8合目を超えると、山頂方面は霧。この後、小雨交じりとなった。

7/9 13:05

チシマギキョウ。青は夏の色。

7/9 13:06

この後、花畑はまだまだ続く。

7/9 13:08

南暑寒別から暑寒別への稜線。

7/9 13:09

イソツツジ

7/9 13:11

登山道を振り返る。歩いてきた道が見えると何故か嬉しい。

7/9 13:16

ゴゼンタチバナ。

7/9 13:16

サマニヨモギの子供かな。

7/9 13:18

頂上大地への最後ののぼりにとりつく。

7/9 13:19

花畑農場。

7/9 13:20

7/9 13:22

アズマギク。

7/9 13:23

シナノキンバイ、エゾハクサンイチゲ、ハクサンチドリの共演。

7/9 13:23

緑に黄色が映える。

7/9 13:24

プレバトなら、満点。

7/9 13:28

満を持して、ヨツバシオガマ。

7/9 13:30

7/9 13:30

やった〜。マシケゲンゲだ。（暑寒別岳の固有種）

7/9 13:31

百花繚乱。何種類ものの植物が調和し、高山植物のフラワーガーデン。

7/9 13:33

。。。（マシケゲンゲだぁ〜。それと。。。）

7/9 13:34

早池峰で有名な、ナンブトラノオかな？(早池峰固有種じゃないの？別の花？新発見？)
北海道限定のレブンサイコも。。。

7/9 13:36

エゾツツジも負けていない。

7/9 13:37

ミヤマオグルマだ。

7/9 13:47

花畑で一喜一憂しているうちに、もうすぐ頂上。

7/9 13:49

残念ながら、霧の中。
天気が良ければ、群別岳が見えるはずだ。

7/9 14:04

頂上近くの南暑寒別コースには、ミヤマダイコンソウが群生。

7/9 14:11

ミヤマオグルマ。

7/9 14:17

ウコンウツギ。

7/9 14:21

ひときわピンクが目立つ。

7/9 14:23

これもミヤマオグルマかな？

7/9 14:23

ハイマツも刺激を受けて、色あざやかに。

7/9 14:24

ひっそりゴゼンタチバナ。

7/9 14:28

これほど鮮明なピンクの花は他にないよな。

7/9 14:30

マシケゲンゲの皆が、また来てねっと、手を振ってくれた。

7/9 14:31

この彩はなかなかないね。

7/9 14:33

7/9 14:41

暑寒別岳を振り返る。

7/9 14:51

八合目。

7/9 14:52

ミヤマオダマキ。

7/9 14:54

7/9 14:56

7/9 15:03

7/9 15:06

ミツバオウレン。

7/9 15:07

イワイチョウ。

7/9 15:07

マイズルソウ。

7/9 15:59

7/9 16:51

暑寒別ありがとう。

7/9 17:38

箸別ルートをのぼりました。

7/9 18:56

増毛町で食べた南蛮えび（甘えび）天丼が美味。

撮影機器：

Canon EOS M2 Canon

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ストック カメラ うちわ

感想

kaitoron

山頂は霧に包まれ、残念ながら群別岳の眺望はありませんでしたが、幾種もの花々に出会え、すばらしい山旅となりました。
かつて行った雨竜沼湿原や南暑寒別岳も遠望できて、この地域の山系がわかりました。