妙高山(笹ヶ峰〜高谷池〜妙高山)
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- GPS
- 35:29
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 2,053m
- 下り
- 2,048m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:41
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 4:46
- 合計
- 13:54
天候 | 7/9(土)雨 7/10(日)晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○大倉乗越(長助池側)が落差があり、崩壊箇所もあるので注意。 |
その他周辺情報 | 牟礼温泉天狗の館 http://www.organic-resort.co.jp/tengu/ |
感想
妙高山
日本百名山(46座目)
北信五岳(1座目)
頸城三山(1座目)
久しぶりの高山であり、百名山。
週末の予報はどこも悪く、その中でも条件が良さそうな妙高山・火打山を選択。
計画では燕温泉〜妙高山〜高谷池〜火打山ピストン〜燕温泉の予定でしたが、予報が更に悪くなり、山行ルートを縮小し、笹ヶ峰キャンプ場〜高谷池〜妙高ピストン〜笹ヶ峰キャンプ場に変更
一日目
笹ヶ峰キャンプ場駐車場に前夜泊と思い出発したが、妙高高原公園線が夜間工事の為21:00〜6:00までの通行止め…少し下の苗名滝駐車場に移動
翌朝雨が弱くはなっていたが、雨雲レーダーでは11:00頃から降水が強くなりそう
色々検討した結果、とりあえず高谷池でテントを張り、天候と相談しながら日程を調整することにした。
黒沢橋あたりまでは、樹林帯の中の木道歩きということもあり雨はあまり気にならない、カッパは着てはいるが、フードはかぶらない状態。
十二曲、富士見平までは標高を稼ぐので、雨が強くなくても自分の汗で雨に濡れる
富士見平を過ぎる頃には、本降りになっていて更に装備を濡らされる。
ルート自体の高低差はほとんど感じないが、昨夜は結構降ったらしく田んぼの中を歩いているような状態で靴がどんどん重くなる
高谷池に到着すると、雨の止み間にテントを張ることができたのは幸運で、一安心。
このあたりは、電波(ドコモ)が入らないのでオンラインでの情報がとれない。
天候などの状況から、本日は停滞として明日のルートを再検討する。
同行者は前回も同じようなコンディションで火打山のみ登頂していて、私はどちらも行ったことがないので、少し遠回りであるが妙高山に決定。
余裕があるようであれば、火打山もアタックすることし、明日に備えて早々に就寝。
二日目
薄明るくなってきたので、外を見ると星も出ていて雨もやんでいた。
所々、雲海の上の朝日をみながら黒沢池へ向かいトイレ休憩をしていると、日本語の流暢な外国人のスタッフからコーヒーをご馳走になった。
妙高山は外輪山に囲まれいるせいなのか、大倉乗越をまたぐ形になる。
長助池側は、落差もあり崩落が目立つの下るにせよ、登るにせよ、大変である。
上着を脱ぎ、水場である沢を越えるとすぐに長助池分岐で、きれいなベンチでひと休みして登りに備える。だいぶ登りつめてくると、風もでてきて少し寒いぐらい
すれ違う人が山頂は風が強くてかなり寒いと言う人もいれば、風もなく、富士山まで見えていますよ、という人もいる。
途中振り返ると、火打山・北アが本当にクリア見えていて鳥肌がたった。
山頂直下の神社で早る気持ちを抑えてお参りをし、いざ山頂…
こんなに見えている山頂も久しぶりだと、あらためて鳥肌がたった。
ここから、ない知識を振り絞り山座同定が始まる。
北アは白馬三山・槍あたりで決めるとすぐに二人で答え合わせができた。
次に火打山方面をお勉強すると、最初焼山を雨飾りにしてみたり、黒姫が見つからなかったりと、苦戦…高妻・戸隠で決まると、北信五岳も学習できた。
富士山も見えていたので、そこから八ヶ岳がきまり、浅間からつづく山塊を決め、真向かいの志賀高原から延びる山塊は、一度歩いかないとダメだという結論に
この時点で、迷いはしたが火打山をあきらめ、妙高山を味わう事にした。
それぐらい、魅力的な山頂で北峰から最高点まで遊び尽くした。
普段ピストンを敬遠しているが、太陽の力ですっかり乾いた登山ルート、早朝で見えなかった景色に驚きながら、同じルートでも行き帰りでこれだけの違いが
あるもんだと関心しながら歩いた。
高谷池で、すっかり乾いたテントを撤収してバッチを買いに小屋に行く。
これも百名山ならでは楽しみを久しぶりに味わっていた。
高谷池から間もなく樹林帯に入るので、景色を気にすることもなくなり、今回山行の感想などを話しながら、雨の中歩いたルートを足早に下山した。
〜最後に〜
高谷池をベースとして、火打・妙高に計画変更したが、今回のような天候である場合いさぎよく天候が悪い土曜日は山に入らず、天候が回復する日曜日のみの日帰り装備に変更して燕温泉から妙高山のみを周回するのがベストだったかもしれないと
ある写真家の方が雨がやんでから山に入ったのでは良い写真は撮れないとう記事を思い出した、今回妙高山からの眺望は本当にすばらしくで、自分達が降りる頃には見えなくなりかけていた、このようなタイミングにピークにいる事ができた事は、前日雨の中歩いた事が報われていると考えたいものである。
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