大雪山系・ニペソツ山(16の沢(杉沢)コース往復)

2016年07月13日(水) [日帰り]

• GPS: 10:14
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,505m
• 下り: 1,505m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:36
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:55

4:34 十六ノ沢登山口
6:23 天狗のコル
7:26 7:43 前天狗
7:57 天狗平
8:07 天狗岳
9:22 9:58 ニペソツ山
10:56 天狗岳
11:07 11:11 天狗平
11:27 11:48 前天狗
12:38 12:39 天狗のコル
14:26 十六ノ沢登山口
14:29 ゴール地点

7月12日(火)　登山口車中泊。
7月13日(水)　登山。歩行距離14km、所要時間10時間、歩数34,800歩。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はないが、山頂手前の痩せ尾根の左側の急峻な谷に落ち込む場所があるので、要注意。
片道7kmのルート中には水場が無いので、水分を十分持参する必要がある。
ルートのほぼ中間地点に1か所岩場があるが、慎重に乗り越えるか、または基部の狭いステップのへつりで問題ない。

その他周辺情報

温泉は、登山口近くに幌加温泉、少し離れて層雲峡か糠平湖温泉がある。
今回は往復共に層雲峡温泉の「黒岳の湯」＠600円(ｺﾝﾋﾞﾆ・ｾｲｺｰﾏｰﾄに100円割引券が置いてある)を利用。（連れ合いは待ち時間中に幌加温泉にも浸かった。）

写真

7/12 13:10

札幌を出て間もなく、車の走行距離メーターが123456kmになったので記念写真。良く走ってくれる。

7/12 16:28

高速道を下りて層雲峡に向かうと、前方に大雪山が姿を見せる。登山口で今夜は車中泊。

7/13 4:21

登山当日、登山口を4時半にスタート。昨夜は星空で、今日の好天に期待しながら。

7/13 4:21

まずは後ろの丸木橋を慎重に渡って対岸へ。

7/13 5:21

7/13 5:57

スタートして1時間ほど急登を登って行くと、眼下の雲海が素晴らしい眺めのご褒美。

7/13 6:02

このルート唯一の岩場。手掛かり足がかりはあるので、慎重に対応すれば問題なし。

7/13 6:06

素晴らしい眺め。

7/13 6:13

前方の山を越えた先にニペが待っている。今日はそこからのニペの雄姿を眺める絶景の期待が高まる。

7/13 6:16

この辺りから、高山植物の花のお出迎えも嬉しい。

7/13 6:17

7/13 6:17

7/13 6:19

7/13 6:19

7/13 6:31

7/13 6:39

這い松帯に出ると眺められる大雪山の山並み。何度見ても素晴らしい。

7/13 6:40

ここからは岩ゴロ地帯を登る。

7/13 6:50

7/13 6:51

7/13 7:03

7/13 7:04

さあ、もう少しでニペの絶景ビューポイントだ。尾根の向こうに少し雲が出始めたのが気になる。

7/13 7:18

登山口から約3時間で期待の絶景ポイント着。しかし残念、ニペの本峰はガスに隠れつつあり、結局今日はその全景を見ることはできなかった。

7/13 7:20

気を取り直して山頂に向かう。

7/13 8:05

その先はこんな状態。半面、涼しくて歩き易い。

7/13 8:10

コマクサがここだけにあった。

7/13 8:12

7/13 8:13

天気が良くなくても花がある。

7/13 8:15

7/13 8:16

こお兄さん、トレランスタイルだが本人曰く「格好だけトレランのただの軽装」とのこと。山頂でシャッターを切ってもらった。

7/13 8:16

7/13 8:16

7/13 8:17

7/13 8:40

7/13 8:41

7/13 8:43

7/13 8:46

7/13 8:46

7/13 8:47

山頂方向がうっすらと。

7/13 8:48

7/13 8:49

左に急峻に落ち込む谷に咲く花と残雪。写真では傾斜が判り難いが、足場が狭く、転落したらほぼ助からないだろう。

7/13 8:50

7/13 8:52

最後のざらついた斜面を休み休み詰めていく。これまでになく足が重く、やはり2年連続の入院手術が体と気持ちにダメージを与えているように思う。

7/13 8:53

7/13 8:54

7/13 8:54

7/13 8:56

7/13 8:57

7/13 9:07

間もなく山頂。

7/13 9:14

登山口から4時間40分でニペソツ山頂（2,013m）着。薄いガスに囲まれて展望は無かった。先ほどのお兄さんにシャッターをお願いしたら、自分も同じカメラを持っている、と愛想よく応じてくれた。ありがとう。

7/13 9:18

7/13 9:20

山頂に咲く花たち。

7/13 9:21

7/13 9:21

7/13 9:24

7/13 9:25

山頂でお握りやパンなどを食べながら小1時間。もう今後この山に来ることはないだろうと思いながら下山開始。

7/13 9:55

7/13 9:57

7/13 9:58

7/13 10:01

7/13 10:02

7/13 10:06

7/13 10:27

7/13 10:30

7/13 10:37

7/13 10:59

振り返ってもニペはガスの中。

7/13 11:01

あとは写真を撮りながらゆっくり下る。

7/13 11:01

7/13 11:02

7/13 11:02

7/13 11:02

7/13 11:03

7/13 11:24

最後の望みをかけて、喘ぎながら登り返した絶景ポイントでも、ニペは隠れたままだった。デポしておいた水を回収。

7/13 11:48

7/13 11:51

7/13 12:01

あのピークの上部に岩場がある。

7/13 12:23

7/13 12:27

7/13 12:27

7/13 12:31

7/13 12:32

7/13 12:41

7/13 12:43

岩場。登りは乗り越して、下りは基部をトラバース。

7/13 12:43

基部には写真のように幅10cmほどのステップがあり、岩のクラックなどの手掛かりを使って問題なく渡れる。ただ右側が少し落ち込んでいるので基本は要注意。

7/13 13:02

あとは樹林の急傾斜などをどんどん下るが、ここの下りはいつも膝に堪えてつらい思いをする。

7/13 13:03

ゴザンタチバナは大好きな花のひとつ。この花とは無関係だが、「五月待つ　花たちばなの香をかげば　昔の人の袖の香ぞする」という、いにしえの歌が頭に浮かぶ。

7/13 14:15

眼下に登山口の沢の流れが見えると、

7/13 14:16

終点。

7/13 14:18

無事帰着。疲れた。

7/13 20:51

帰途、車中泊の荷物整理で立ち寄った砂川SAで、偶然、車の走行距離メーターが切の良い124000kmだった。

撮影機器：

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

umetomosan

2年ぶりにニペソツに登った。
登山口で車中泊し、当日は快晴に近い夜明けの申し分ないスタート。
昨年から入院手術を繰り返して体力が落ちた自分には、これが最後のニペになると思っているので、出来れば絶景ポイントからニペソツの雄姿を眺めたかったが、残念ながらニペはガスの中に隠れて最後まで姿を見せてくれなかった。
しかしもう一つの楽しみの高山植物の花は十分それに応えてくれた。
所要時間はこれまでと変わらずに往復したが、疲れ方が違う感じで、やはり今回でニペは卒業、と思いながら下った。
登山口で、これまで長年、何度も楽しませてくれたニペに感謝の拝礼をして、今回の山行を締めくくった。
疲れたけど楽しかった。

コメント

jiji

やっぱり大雪は違いますね〜
umetomosanさん、久しぶりのニペソツですね。
最後のニペソツなんて言わないで、来年もレコを楽しみにしていますよ
それにしても、花の種類とお花畑のスケールはすごいですね。
また大雪を歩いてみたいです

umetomosan

Re: やっぱり大雪は違いますね〜
jijiさん、ご無沙汰しました。コメントありがとうございます。

ニペは私の好きな山の筆頭格ですが、登山口まで半日以上かかる車の往復運転と、ルートのアップダウンのつらさが堪えるようになってきました 。
体力的にはまだ登れるとは思ってますが、断捨離ではないけど、山も徐々に近郊、低山に移行して、これからもそれなりに楽しむつもりです。
また、大雪山は広いので、比較的行き易い表大雪はまだ当分は楽しもうと思っています 。

機会があったら、jijiさんもまた大雪を歩きに来てください。

silverstar

ｕｍｅｔｏｍｏｓａｎさん、こんばんは。
久しぶりの山行記録、読ませていただきました。
高山植物の写真どれもすばらしいですね。実物を見たいものです。
雲海の写真もこれまたすばらしいですね。
これからも表大雪や近郊の山々の山行記録を楽しみにしています。

当方体調はまずまずできておりましたが、１５日の朝から激しいめまいと嘔吐に襲われ仕事を休み、かかりつけの医者で診てもらったところ食中毒との診断でした。
食中毒でめまいはあまり聞かないので、以前と同じ生活習慣病からくる不整脈が原因かなと自己診断している次第です。
そんなわけでコメントが遅くなりました。

今日梅雨明け宣言がでましたのでこれから夏本番、体調を崩さぬよう乗り切りたいと思っています。
ｕｍｅｔｏｍｏｓａｎ先輩もどうぞご自愛いただきますよう。
では、又。

umetomosan

Re: ｕｍｅｔｏｍｏｓａｎさん、こんばんは。
silverstarさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
ここ数日、ヤマレコを覗いていなかったため、返信が遅くなってしまい、すみません。

その後の体調はいかがですか？
年齢を重ねるごとに、体調面にはいろいろ出てきますし、
暑い季節は体の負担が増すうえに、食中毒という伏兵もいますから、
油断できませんね。

私自身、いろいろ病気をしてきたこともあって、我がﾏﾝｼｮﾝの町内会で、
今年から医師などの専門家を招いて「健康講座」の定期開催を始めましたが、
今後はさらに力を入れて行こうと思っています。
silverstarさんも、体調管理には十分ご留意いただいて、暑い夏を元気に乗り越してください。