黒川鶏冠山

2010年12月25日(土) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 23.3km
• 登り: 1,749m
• 下り: 1,746m

コースタイム

08:30　国道411号線三条橋駐車場
08:55　林道終点
09:25　藤尾橋方面分岐
09:55　黒川金山付近
11:10　鶏冠山山頂
11:35　黒川山山頂
12:05　横手山峠
12:30　六本木峠
12:55　天庭峠
13:10　寺尾峠
13:30　丸川峠
14:05　泉水横手山林道出合
15:30　国道411号線三条橋駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

丹波山側の黒川鶏冠山登山口である国道411号線の三条橋付近の駐車場には
4台ほど駐車可能です。

コース状況／危険箇所等

【三条橋〜黒川金山】
昭文社の地図では点線ルートですがルートは明瞭でした。林道終点から一気に
高度を上げますが、その後は黒川谷の沢を高巻きするように斜面をトラバース
する道が続きます。この区間は積雪はありませんでした。ふかふかの落葉の道
です。

【黒川金山〜鶏冠山】
標高1400m付近から上では登山道にも積雪が見られました。よく整備された道でし
たので凍結した斜面を進む所はなく、アイゼンがなくても歩けました。鶏冠山山頂
直下は凍結した痩せ尾根です。足を滑らせた場合は非常に危険ですので、アイゼン
を装着した方が無難です。


【鶏冠山〜黒川山】
積雪はありますが、歩きやすい道でした。

【黒川山〜横手山峠】
良く整備された歩きやすい道です。トレースがたくさんありました。

【横手山峠〜六本木峠】
途中で横切る泉水横手山林道までは軽自動車くらいであれば通行できそうな幅の
広い道を進みます。林道を横切ってからもアップダウンのあまりない道を進みま
す。トレースがたくさんありました。

【六本木峠〜丸川峠】
積雪は10cmくらい。アップダウンを繰り返しながら進みます。基本的には稜線を
進みますが、時々東側を巻くように進みます。一人分ですが、同じ方向に進んだ
方のトレースがありました。

【丸川峠〜林道出合】
日陰の沢筋を下っていきます。急斜面ではありませんが凍結していたので慎重に
下りました。

【林道出合〜三条橋】
渓谷沿いの林道を下っていきます。舗装されている所と未舗装の所があります。
凍結して滑りやすい所がありました。途中で工事が行われており、削岩機で砕か
れた石の山を乗り越えていかなければならない所があります。歩行者が来た場合
には重機を止めて通り過ぎるのを待ってくれました。

写真

12/25 8:33

三条橋付近の国道411号線脇の駐車場に車を停めて出発。

12/25 8:36

三条橋を渡ってすぐ古い林道に入ります。

12/25 8:46

古い林道を進む。

12/25 8:54

林道の終点には橋があり、この橋を渡って登山道に取り付く。

12/25 8:55

このような注意書きがあります。

12/25 9:08

道は明瞭でした。登山道脇には鳥の巣箱が設置されていますので、それを追っていく感じです。

12/25 9:24

ふかふかの落葉の道。

12/25 9:27

斜面の途中で他の道と合流する。

12/25 9:27

藤尾橋方面からも登ってこられる模様。

12/25 9:33

黒川谷を高巻くように斜面をトラバースしていきます。

12/25 9:38

鶏冠山の山頂が見えてきた。

12/25 9:51

黒川金山周辺。生活の匂いのする石垣。

12/25 9:52

黒川金山周辺の循環歩道の入口。

12/25 9:56

残念ながら黒川金山方面はロープで封鎖されていました。

12/25 9:56

黒川金山をショートカットするように進む。

12/25 10:02

木の生命力を感じます。

12/25 10:06

黒川金山方面からの道と再び合流。

12/25 10:23

鶏冠山の黒川金山側は崖のような地形ですので、鶏冠山に向かうには一旦裏側に廻り込む。水平な道をひたすら進みます。

12/25 10:27

寺屋敷尾根を越えて行きます。

12/25 10:33

ここから鶏冠山に向かって高度を上げていきます。

12/25 10:38

青空が綺麗です。

12/25 10:42

青空が綺麗です。登山道に積雪が現れてきました。

12/25 10:59

積雪は10cmほどです。

12/25 10:59

鶏冠山の山頂はもうすぐ。

12/25 11:04

鶏冠神社のあるところが鶏冠山の山頂。

12/25 11:09

鶏冠山山頂に向かって凍結した痩せた尾根を進む。スリップしたらずいぶん下まで落ちてしまう。

12/25 11:11

鶏冠山の山頂です。

12/25 11:13

鶏冠山山頂から。
大菩薩嶺方面です。丸川峠の向こうに富士山が見える。

12/25 11:16

鶏冠山山頂から。
左は三頭山。右は権現山でしょうか。三頭山の向こうには都心の高層ビル群が見えたのですが、写真ではよくわかりませんでした。

12/25 11:18

鶏冠山山頂から。
雲取山方面です。

12/25 11:22

鶏冠山山頂から。
鶏冠山の黒川金山側は絶壁です。

12/25 11:32

黒川山に向かって進みます。

12/25 11:33

黒川山山頂には三角点がありました。横手山とも言うようです。

12/25 11:43

黒川山の先にある見晴台から。
奥秩父の木賊山、破風山、雁坂嶺方面。

12/25 11:43

黒川山の先にある見晴台から。
奥秩父の笠取山方面。

12/25 11:43

黒川山の先にある見晴台から。
奥秩父の竜喰山、飛龍山方面。

12/25 11:44

黒川山の先にある見晴台から。
南アルプス方面は雪雲の中。ひどい吹雪に見えます。

12/25 11:45

黒川山の先にある見晴台から。
奥秩父の甲武信ヶ岳方面。こちらにも雪雲がかかっています。

12/25 11:52

黒川山から横手山峠に向かう。

12/25 12:04

横手山峠。

12/25 12:15

横手山峠から六本木峠に向かう。途中で泉水横手山林道を横切る。

12/25 12:22

六本木峠に向かって進む。

12/25 12:29

六本木峠。

12/25 12:31

丸川峠に向けてすすみます。

12/25 12:57

天庭峠。

12/25 13:07

この稜線の道は明瞭だが、眺望はよくありません。

12/25 13:11

寺尾峠。

12/25 13:20

丸川峠があるコルが見えてきた。

12/25 13:30

丸川荘の向こうにに富士山。雲がかかっていました。

12/25 13:30

丸川峠。青空が本当に綺麗でした。

12/25 13:44

丹波山方面に向かって沢筋を下っていきます。

12/25 14:00

冷たそうな水です。

12/25 14:05

泉水横手山林道に出てきます。

12/25 14:05

国道411号線に向かって林道を下っていく。

12/25 14:25

法面からしみ出した水が凍結していました。

12/25 14:25

泉水谷の渓谷はなかなか見応えがありました。

12/25 14:36

林道を下っていく。

12/25 14:54

崩落個所の岩を破砕する工事が行われていました。

12/25 15:07

深い渓谷。

12/25 15:28

三条橋のゲートを通過しました。

12/25 15:30

三条橋付近で泉水谷と一之瀬川が合流している。これがやがては多摩川となる。

12/25 15:31

国道脇の駐車場まで戻ってきました。

撮影機器：

NEX-5 SONY

感想

teri

朝起きて窓から周囲の山々を見てみると南アルプス方面、八ヶ岳方面、奥秩父
方面は雪雲に覆われていましたが、小金沢連嶺や御坂山塊方面は快晴でした。
迷った挙句、黒川鶏冠山へ。柳沢峠からのピストンであればちょっと物足りな
いので、丹波山村からの周回コースで歩いてみました。

黒川鶏冠山と言えば黒川金山ですが、金山周辺は崩壊している所があるとの事
で立入禁止。この季節では何かあっては大変という事もあり、金山には寄りま
せんでした。

鶏冠山山頂からは奥多摩方面の眺めが見事で、この日は空気が澄んでいた事も
あり三頭山の向こうには都心の高層ビル群まで見渡す事ができました。

黒川山の見晴台からの眺めは見事で、金峰山から飛龍山までの奥秩父縦走路を
全て見渡す事ができるのですが、あいにくこの日は金峰山、国師ヶ岳方面は雪雲
で覆われていました。南アルプス方面、八ヶ岳方面も同様に雪雲に覆われており、
その姿を確認することはできませんでした。ここからは富士山も見る事ができま
す。眺めが良い場所ですので暫く眺望を楽しみたかったのですが、西からの季節
風がまともに吹きつけますので非常に寒く、10分程で退散しました。

六本木峠から丸川峠までの稜線を歩いてから丹波山村方面へ下山しましたが、
この稜線はわざわざ遠回りしてまで歩く事もなかったかな、という感じでした。

丸川峠から林道へ降りたあとは延々と林道を歩きを強いられるわけですが、
この泉水谷の渓谷美はなかなか見事なもので、いつもは退屈な林道歩きも
今回は楽しみながら歩く事ができました。

冬型の気圧配置になった場合はこの山域は晴れる事が多いです。空気も澄んで
いる事から眺望も楽しめました。ただ、この冬一番の寒気が流れ込んでいる
ということもあり、とても寒かったです。

teri

コメント

Y-chan

良い感じ、、
teriさん

渋いですね、、。
登山口が遠いのが難点です。

でも歩いてみたい感じ。
C-chanが好きそうです。

Y-chan

teri

静かなルートでした。
Y-chanさん、

確かに登山口までは遠かったです。裂石のちょっと先くらいの
感覚で出掛けたのですが、柳沢峠が凍結していたりしていた事
もあって、自宅からは１時間半もかかりました。

このルートはあまり歩かれていないようですが、史跡巡りのつ
もりで歩くと楽しいかもしれませんね。

teri