常念岳 やはり縁がないのか・・・
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,542m
- 下り
- 1,541m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前常念の岩場の隙間に落ちないようにスリップ注意! |
写真
感想
槍穂の絶景を見たくてはるばる北海道から車で一の沢まで来、常念乗越までは登るも強風のため撤退をしたのが2か月前の5月の連休でした。
夏本番を迎え今度こそリベンジをと再びやってきました。今度は飛行機+レンタカーで、
天気予報では曇りのような雨のような悩ましい天候でしたが、前日の夜では奇跡の晴れマークがありました。(てんきとくらす)
午前中なら視界も利くかもと淡い期待をもちつつ、今回は三俣からの登山です。午前3時50分、前夜車中泊の駐車場を出発します。
こちらのルートは延々急登を尾根沿いに登っていくハードなコースだとはわかっていましたが、樹林帯の中を飽きもせずに登るのは一種修行のようなものです。途中何人かに追い越されながらも黙々と行きます。
天気は最初青空ものぞいていたのにいつの間にか小雨へと変わっていきました。視界の開ける2100m付近になると本格的に雨が降って来ました。前方を見ると大きな岩々を縫って登山道が前常念に続きます。岩と岩の間に挟まったりしてケガをしないようスリップや落石に注意しながらさらに急になっていく斜面を登ります。前情報では危険度は5段階中1とのことでしたが、滑落の危険は少ないものの結構ケガしやすいかも・・・しばらくこんながれ場を登りようやく前常念の岩屋に到着しました。
ここまでくると雨は本降りとなり、景色を堪能するという本登山の主目的は完全に打ち砕かれました。岩屋に荷物をデポし、空身で頂上へと向かいます。途中雷鳥をウオッチすることもありましたが、そもそも雷鳥が出てくる天気ってダメじゃん!ただ頂上を踏むためだけに歩き、頂上の標識を撮影するためだけにカメラを出し、寒さに負けないよう全力で岩屋に戻りました。岩屋で少し着替え、暖かい飲み物を飲み、腹ごしらえをしてゆっくりした後、帰路につきます。
帰りの岩場はスリッピーではありますが楽しく降りてゆけます。ただ樹林帯に入ると例のごとく延々と泥の道が続きズボンも靴もドロドロとなります。降り着いた登山口の沢では膝まで浸かって泥を洗い流しました。久しぶりにずぶ濡れの登山となりました。
常念岳とは縁がないのかな・・・ぼやきながらうなだれて、翌日は乗鞍岳を予定しているので乗鞍高原の温泉旅館「こだま」さんへと向かいました。
ここは5月に他がほとんど満室のところ何とか見つけ予約した旅館です。こじんまりとした旅館ですが、まず驚いたのが夕食の豪勢さです。ざっと言うとサーモンのマリネ、飛騨牛のサイコロ焼き、豚肉の入った小鍋、小鮎と山菜の天ぷら、野沢菜、数種の小鉢料理、極め付けが焼きたてのイワナの塩焼きです。このイワナの塩焼きが本当に絶品でした。さらに、お吸い物とデザートにスイカが少々出てお腹ははちきれないばかりに満腹となりました。正直ひなびた山奥の小さな旅館で大して期待もしていなかったのですが、とんでもない!近くに来たら絶対また来ようと誓った旅館でした。
その後白濁の温泉らしい湯に浸かりゆっくりと休むことができました。
さて、明日の天気はどうなることか。
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