楽ちんRWで楽しむ木曽駒〜宝剣〜三ノ沢、雲上ハイク
- GPS
- 07:13
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 901m
- 下り
- 895m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:54
天候 | 晴れ。午後ちょっとガスッた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
スケジュールと天気に恵まれず山行きから遠ざかってしまいました。
そして今週末も山天は芳しくないようです。
従って必然的に平日山行きの決行と相成りました。(笑)
そして平日ならではの混雑の少ない(と思われる)RWを利用しての中アの雲上ハイクを計画していきますが。。。
【朝一のRW】
平日ならではと思いきや、なんと早朝6時前にも関わらず菅の台バスタには既にバス待ちの行列ができています。
臨時便も出て朝一のRWに乗車。目指す2600mの登山口に一気に駆け上ります。
千畳敷駅から外に出ると、澄んだ青空をバックに岩峰が際立つ宝剣岳が目前に飛び込んできました。そして南の空には遥か彼方の雲の上に南アの峰々とその向こうに富士山が浮かんでいました。まずはこれで往復4,000円程の価値が得られたことに満足を頂きハイク開始です。
【登山学校の学生さんとこんにちは】
早朝の心地よい微風を戴きながら乗越浄土、中岳へと歩を進めますが、なんと学校登山ご一行様が中岳へ向けて帯を成しています。
山頂占領されたら溜まりませんので、ここ一番、まだまだ余裕があるパワーを発揮し、広めの登山道の恩恵を受けながらガンガンぬき去ります。
地元の中学2年生とのこと。100人ほどが帯を成して連なる姿は圧倒されます。抜き去る子供たちに「こんにちは」の気持ちのよい挨拶をいただき、益々パワーを上げていきます。
流石に行き絶え絶えになるも、挨拶返しをしながら中岳を降りきり頂上山荘に到着する頃には約100人抜きを達成しましたが。。。
【山頂にはわずか2人】
パワーを出し切ったあとの木曽駒山頂に向けて登り返す辛さハンパ無く、ゆっくりと歩を進めた山頂には一人の先行者がいただけで、ほぼ独占状態でした。
そして振り返ると中学生御一行様は山荘前に一時集合状態でした。そんなに急ぐ必要もなかったんですね。。。
おかげで山頂からは、御岳、乗鞍、穂高、槍・・・八ヶ岳・・・南ア・・・富士山・・空木岳・・三ノ沢と360度の大展望を独占してしまいました。
【岩峰のトップに立つが】
大パノラマを充分満喫したあとは、中岳の巻き道を利用して宝剣に歩を進めます。
しっかりした鎖や鉄杭が打ち込んであるので、然程難しくない岩場を攀じ登り、やがて山頂岩の真下に辿り着きます。
狭い山頂付近には8名ほどのハイカーが屯していますが、トップが空いていましたので攀じ登ってみました。
高度感タップリの1/4畳ほどの岩の上で立とうとしましたが震えがとまりません。
やっとの思いで中腰姿勢で写真を撮り、早速立ち退きました。いやー怖かった!
【三ノ沢岳ピストン】
宝剣岳を極楽平方面に降下。こっちの方面は結構スリリングな岩場を乗り越えて行きます。
三ノ沢分岐地点でザックをデポしてトレラン風に三ノ沢岳ピストンしてみます。トレランといっても鞍部までのゆるい下りに身を任せただけなのですが。
その後は近くに見えて意外に遠かった三ノ沢岳山頂の平らな岩でマッタリ。こちらからみる木曽駒〜宝剣もなかなか良かったです。
【久々に温泉に立ち寄る】
当初、欲を出して檜尾岳経由で下山も考えましたが、遥か彼方の稜線につながる山頂を見るとてもじゃないが無理難題。次回、空木岳への縦走に取っておくことにして、空いた時間で温泉へGOします。
いつもは温泉に入る余裕もないほど山中に時間を割いていましたが、今日ばかりはRW使ったおかげで時間もありましたので、RW利用50円引きの「こぶしの湯」でゆっくりとさせて頂きました。こちらも平日だけあって空いていました。
平日山行き最高ー!の一日でした。
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