剱岳 早月尾根

2016年07月30日(土) [日帰り]

• GPS: 07:38
• 距離: 16.0km
• 登り: 2,454m
• 下り: 2,454m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:18
• 休憩: 0:20
• 合計: 7:38

距離 16.0km 登り 2,454m 下り 2,454m

3:55 スタート地点
4:16 松尾平
6:19 6:21 早月小屋
8:01 8:11 カニのハサミ
8:14 剱岳
8:24 8:32 カニのハサミ
9:45 早月小屋
11:15 松尾平
11:33 ゴール地点

天候

雨のち稜線は時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島に駐車 午前4時頃でかなり埋まっていましたが、少し離れた駐車スペースも含めると停められないことはなさそうです。

コース状況／危険箇所等

小屋より下はオーバーユースなのか木の根が張り出していて下りにくい。
今回は雨が降ったので滑るはぬかるむわで大変でした。

小屋より上は岩稜帯。落石にだけ注意すれば手がかり足掛かり整備されているので問題ないと思います。

その他周辺情報

アルプスの湯を利用

写真

7/30 3:59

車を運転すること5時間。首都圏からだとさすがに富山は遠いです。すでにかなりお疲れですが、がんばって早月尾根日帰りに挑みます。

7/30 5:14

ところがいきなりガスガスのち大雨に。なんてこった。。
皆さん一様に雨具を着出します。雨がひどいので撤退する方もチラホラ。

7/30 6:26

でも自分は雨具をつけず登ります。どうせ汗でびっしょりだしむしろ冷たくて気持ち良いかなと。この気温で風のない樹林帯で雨具を着ると暑くてむしろパフォーマンス下がる気がします。

7/30 6:27

無事に小屋に到着。前日もそれなりに盛況だったようです。

7/30 6:56

Yes! 高度を上げるとガスが取れてきました。
天気予報的になんとなく高度を上げるとガスが取れるんじゃないかと信じて登ったかいがありました。

7/30 6:59

このままガスが取れていておくれ

7/30 7:11

おー絶景

7/30 7:15

唯一の雪
雪の上を歩いた方がよいです。下りで雪渓の下部を歩いたら泥濘でハマりました。

7/30 7:18

分かりづらいですがライチョウが4羽ぐらいまとまっていました。

7/30 7:41

登りはだんだん険しさを増します。

7/30 7:50

ここからが核心。慎重にいきます。
頂上には人がたくさん見えます。室堂方面からかな。

7/30 8:02

でもよく整備されているので問題無いです。

7/30 8:12

あと少し。。

7/30 8:14

室堂方面が見えます。バスが動いている。

7/30 8:14

立山方面。たくさん登っている方が見えます。

7/30 8:16

別山尾根との分岐が近い

7/30 8:16

こっちもガスがとれたりとれなかったり

7/30 8:21

登ってきた早月尾根

7/30 8:21

頂上に着きました！あまり頂上感のない写真ですが(笑)

7/30 8:22

人がたくさんいて静かな山が好きな自分としては落ち着けない。。。(笑) 雪のあるシーズンに来ておくべきだったかなー

7/30 8:32

ご飯だけ食べて下ります。立山を縦走して室堂に下ろうかとも思ったのですが、別山尾根方面は人が多くて下るのに時間がかかりそうなのでパスします。

7/30 8:38

とは言え、こちらの下りも油断なりません

7/30 8:38

落ち着けば距離が短いから大丈夫ですけどね。
よほど樹林帯の滑る木の根っ子攻撃のほうがアブナイ気がします。

7/30 8:50

次は雪のある時期に来るよー

7/30 8:52

室堂はアルペンルートの終了間際の11月に再訪かな

7/30 9:34

さっさと下って富山観光でもしますか。

7/30 9:49

と、思ったら雨後のぬかるみ＆滑る木の根っ子攻撃で思うように下れません。思った以上に時間がかかる。。

7/30 9:54

テント背負って登ってくる人に聞くとテン場はいつも争奪戦だそうな。

7/30 10:27

さすがに下りが長く感じます。
木の根っ子が露出しているのはオーバーユースだからなのかな？

7/30 10:44

やっと下が見えましたがまだまだですね

7/30 11:08

あと少し。。。

7/30 11:41

ゴール！

7/30 14:18

下山後は温泉に入ってからブラっと道の駅で観光。

7/30 14:27

海鮮丼をいただきます。
3000メートルの山があって、すぐそこには海もあって富山は最高ですね。冬には雪もふるしうらやましい。少し遠いのが難点ですが次は普通に観光に来ようかな。
お疲れ様でした！

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

hirotieee

先週の鹿島槍ヶ岳>五竜岳の日帰り縦走時に見えた剱岳に会いにきました！ルートはもちろん試練と憧れの早月尾根です。

夜首都圏を出発してそのまま登るプランですがやはり富山は遠く、五時間近く運転してようやく馬場島についたのでスタート前からお疲れモードでした。おまけにスタートしてしばらくすると大雨がふり出し、上から引き返す方もチラホラ出てきて脳裏を”撤退”の文字が過ります。
しかし、気温が高いので雨で濡れても寒くないし、すでに自分の汗でずぶ濡れだからむしろクールダウンされて気持ちが良い。それに高度を上げると晴れる予感がなんとなくしたので雨具なしで続行を決意。はためには雨具も持たない素人だと思われていたと思いますが..(笑）
この判断が正解で上に行くとガスが晴れ凛々しい剱岳の姿が！ガスは完全にはとれず後立山の山々との再会は果たせませんでしたが少しでも晴れてくれてよかったです。
早月尾根、先週の赤岩尾根経由の鹿島槍ヶ岳から五竜の日帰りよりは体力的に楽でした。でも気持ち的にはピストンの早月尾根の方が辛いですね。道も悪いので。

下山してからは温泉に入って汗を流し道の駅で食事してノンビリ帰りました。おみやげはホタルイカ。富山は日本海からそれほど距離もなく3000メートル級の山々が峰を連ねていてよいですね。冬は雪も降るし最高です。
少し首都圏から遠いのが難点ですが、また遊びに来たいと思いますー