富士山(吉田ルート)
コースタイム
天候 | 晴れ→曇り→雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(駐車料金/1,000円トイレあり) シャトルバス(始発5:20/戻り最終20:40)往復1,860円 タクシー(片道)約14,000円 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
計画書
ヘッドランプ
常備薬
日焼け止め
携帯
タオル
カメラ
|
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備考 | 行動計画どおり14:00には下山を開始しないとバスの時間がギリギリ |
感想
すでに二度登る馬鹿になっていたので...今回は3度目の富士山です(^^)いつかは山頂に立ちたいという会社の仲間(3人)で3年越しの富士登山です。一昨年登った時は暴風雨で富士宮ルートから2人だけが山頂(浅間大社奥宮)にたどりつけました。そして昨年は花の百名山伊吹山で経験を積んでもらい。今年のリベンジです。同じ3人で目指した富士山。なが〜い山行となりましたが、また夏の思い出を作ることができました。
数日前から天気予報とにらめっこ。なんとか天気はもちそうです。いつもどおり夜中に仕事を終わらせ。1:00に待ち合わせ、新東名を東へ車を走らせます。始発のバスで富士スバルライン五合目に向かいます。
<富士スバルライン五合目〜富士安全指導センター>
この区間はなだらかな登山道が続き、朝日をあびながら進みます。途中斜面でシカを見かけたり外国の方が多くてビックリです。さまざまな国からはるばる日本の富士山を目指してくれたことにうれしく思います。
<七合目〜八合目>
徐々に岩場がでてきて登山道らしくなってきます。太陽のひかりに照らされガスが消えていき雲海と青空が広がります。山小屋がたくさんあり休憩をこまめにとりながらの登りです。「東洋館」のおしゃれなたたずまいと寝床も快適そうでこんな小屋なら泊まりもありかなと(^^)さまざまな物が売られていてどの山小屋も楽しげな雰囲気です。太子館で気温19℃で無風、快適な天気でゆったり登れました。
<本八合目〜八合五勺>
鎌岩館から1人で剣ヶ峰をめざして登ります。ちびっこ(小学生ぐらい)達をけっこう見かけます。みんな頑張ってるなぁ〜本八合目あたりから雲が出てガスってきました。寒くなる前にペースアップしてひたすら登ります。
<九合目〜吉田口山頂(久須志神社)>
斜度がきつくなってきます。小雨が降る中ザックカバーだけしてさらにペースを上げます。少し肌寒いですが行動中は寒さをあまり感じません。汗っかきなのでアンダーウェアの濡れによる冷えがいやなのでGORE-TEXのキャップだけで雨をしのぎます。山頂(久須志神社)で外国人の方に写真をお願いしてから、お鉢巡りを開始します。
<剣ヶ峰〜吉田ルート下山道>
一昨年登った浅間大社奥宮(富士宮口山頂)で写真を撮り巨大な火口を見ながらお鉢巡りを時計回りで進みます。富士山最高峰の剣ヶ峰は18年ぶりです。馬の背でまた小雨が降ってきましたが最後の登りを楽しみます。山頂で青空が少しだけ顔をのぞかせてくれました。昔の記憶を少し思い出しながら、まだ頑張って登っているパートナーのもとへ下り始めます。
<八合五勺〜吉田口山頂(久須志神社)>
前半に抜かれて1人になってから抜いて、また下りでお会いする方が何人もいました。最後の登りで「もう少し!がんばって!」と声をかけると、みなさん笑顔が出ますね(^^)パートナーたちのいる八合五勺あたりまで下ってきました。1人は先行させてすでに山頂を踏んでいますのであと1人あきらめずに山頂を目指します。声をかけながら1歩1歩進みます。3人でやっとたどり着いた山頂(久須志神社)はとても嬉しかったです。3年越しの目標達成でした。
下山を始めてすぐ、虹がみえました。最近は街中で見かけなくなったのでちょっと得した気分です。でもここからの吉田ルート下山道は長かったです(*_*)パートナーがシャリバテぎみなので下山道で最後の山小屋「下江戸屋」でうどんを補給して(富士山の小屋は食事をたのんでも小屋の中では食べれないんですね〜)途中お会いした方と会話があったり、山中湖の花火が見えたり、雷に少し怖い思いをしながら無事に富士スバルライン五合目へたどり着きました。
長い山行を終え仲間の言葉が「本当に辛かったけど、終わってみれば夢のような1日だった」と言われて、最後まであきらめずに全行程を自分自身の足で成し遂げてくれたことに嬉しく思いました。
帰りに立ち寄った天然温泉「泉水」は23:00まで営業していて、食事処も海鮮から肉まで種類豊富でした。ぬる湯もあり疲れた身体を癒してくれます。まだまだ名古屋まで長い帰り道にそなえて、から揚げ定食(ごはん大盛り)をたらふく食べました。
たくさんの外国人が登っている姿が18年前とは違い、世界遺産となり若い人(子供も)から年配の方まで様々な人種もこえて登る貴重な山だと感じました。「一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」は過去の言葉になるのかなと...数回登っても違う魅力を感じさせる富士山でした。
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