七時雨山
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- GPS
- 08:58
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 731m
- 下り
- 713m
コースタイム
天候 | 晴のち曇り、小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所なし。雪庇はほとんどなし。 |
写真
感想
昨年から登りたかった七時雨山。東北自動車道上り道を青森方面から走ってくると、安比ジャンクション付近から進行方向、東に見えるきれいな山である。
最初の試みは11月最終日曜日に八戸自動車道を南下していて、山の先輩から急のお誘いありやむなく自動車道をUターンして自宅に戻る。で、登れず。2回目は12月最初の週であったが、朝10時頃、予期していなかった雪のまったくない林道の閉鎖で夏の登山口まで行けないことを知り愕然とする。う〜ん とうなって名久井岳に変更。で、登れなかった。
この山は厳冬期に登る人はあまり居ないらしい。林道の閉鎖地点から田代平の夏の登山口まで遠いからだろう。
今日は満を持して、林道を歩いて行くつもりで自宅を出る。幸い、年末の寒気でまとまった雪が積もっているはず。林道閉鎖地点からは山スキーを使おう。
除雪の最終地点の繋沢集落に車を止める。林道閉鎖地点よりさらに手前である。車の温度計はマイナス11℃を示している。やや寒い。8:20頃、スキーで田代平に向かう。ここから田代平まで、約6kmの足首から脛あたりのラッセル。ツボ足で歩いてみたら、股下あたりまで積もっていた。スキーを持ってきて正解である。
途中で22年ぶりの雪山での雉撃ち。久々の爽快感に満足する!?。
田代平はだだっ広い高原で、気持ちがよい。七時雨山の北方、田代平を挟んで田代山というのが見えてくる。見かけはこちらのほうが良い。
田代平を横断し、樹林帯からワカンに換える。灌木の枝に絡まれながらも、ひたすらラッセルし、14:20頃、北峰に着く。初めて登る山であるが、地形が判り易く、吹雪いても迷う事は無い。ややバテ気味。
七時雨山は双耳峰である。南峰に行くにはまだ30分くらいかかりそう。年末の岩手山も暗くなってから愛車に戻り、家内を心配させたので、今回はどうしても明るいうちに帰りたい。で、躊躇せずに割愛する。
下りはチンタラと、自分のトレース通りに降りる。田代平からはスキーのシールを外して、滑るようにして、17:00頃に愛車に戻る。
誰にも会わなかったし、数日以内に登山者が入山した形跡もなかった。独り占めであった。
正月でふやけた体にちょうど良いラッセルづくしの1日でした。
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