焼岳
- GPS
- 06:00
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,057m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
私が日本で一番好きな場所の1つ「上高地」。その玄関口の大正池奥に見える煙を吐き出す山が、今回登った「焼岳」です。名前の通り現在も活火山で、歴史上でも何度も噴火をしている百名山に登ることにしました。
東京からムーンライト信州に乗って、早朝の4時半に松本に到着。新島々行き電車に乗り継いだ。2両編成の可愛らしい電車はJR松本駅内にあったので迷うことなく乗り継ぐことができた。20分ちょっと乗ると新島々に到着。標高は700m。北アルプスの山々がそばに迫っていて、涼しい場所だった。バスに揺られること1時間、焼岳に近道で登れる登山口がある中の湯で下車した。そこから登山口までが長かった。道の脇には野性のサルがたくさんいて、睨んでいるようで怖かった。車道を1時間近く歩いてようやく登山口が見えた。そこからがようやく新中の湯登山道だ。標高2000mくらいまでは樹林帯の中の道だったが、そこから先になると高い木はなくなり、背中から日差しを浴びながらの山登りになった。暑くなってきたが、焼岳の迫力ある姿が見えるようにもなって、少しずつ山頂に近づいていってるのが楽しかった。焼岳は北峰と南峰があるが、まだ火山活動を活火山で、南峰には入ることができない。硫黄の匂いが辺りにしていて、ところどころでぐつぐつと噴煙を上げていた。2455mの山頂付近は岩だらけで、年配の女性は苦戦しながら登っていた。10時前に登頂。上高地が見事に見渡せたが、穂高連峰は雲に隠れて見えなかった。先が長いので長居はせず、すぐに下山を始めた。
上高地側に下りていくルートは、新中の湯登山道よりかなり急なので慎重に下りていった。40分ほどで着いた焼岳小屋側からの焼岳の山容は壁のように迫ってきていて大迫力だった。小屋の近くでおにぎりを1つ食べただけで休憩を終え、どんどん下っていった。意外と上高地側の登山道には、梯子が多かった。どんどん下っていき、ある程度標高を落としたのに、そこからなかなか上高地には辿り着かない。裾野の広い山のようだ。12時に登山口に到着。座っての休憩を1度しかしないお急ぎ登山で、くたくただった。標高差は行き1000m、帰り900m。それを往復で6時間切るようにして急ぎ足で終えたのは無理があったようで、下山後はへろへろ。きれいな上高地の散策をするような気力はもう残っていかなった。バスセンターに予定していた2時よりもより1時間以上も早く着いたので、そのまま家にも早く帰りたくなって、河童橋も見ずにバスや電車に乗って家を目指した。
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