記録ID: 934082
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
灼熱地獄 越後駒ヶ岳
2016年08月07日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,686m
- 下り
- 1,682m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最初どこに登山口があるのか分からず若干探しました。1台も車が停まっていなかったので…朝5時ちょっと前に1台やってきました。 下山時も自分の車含めて2台のみという状況。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
枝折峠からのルートと合流する小倉山までは急登に次ぐ急登。下部は粘土質で滑る。段差が結構ある。鎖場も1箇所ありました。登りも下りもきついです。 この辛さは日本三大急登の一つとされる谷川岳・西黒尾根を凌駕してると個人的には思います。(谷川岳は岩場・鎖場・眺望と色々と楽しめる要素がありますが、駒の湯ルートは眺望もあまりなく、ただひたすら登る・下るという精神的辛さが圧倒的に上回ります。加えてこの高温・多湿期、かなりのダメージを受けました。) 西黒尾根を余裕を持って登り下りできる人でなければ避けた方がよいと思います。 ちなみに崩壊箇所が1箇所ありましたが、慎重に進めば問題なし。滑落の心配もほとんど無いでしょう。 小倉山まではマーク・テープは少ないもののルートは明瞭。しかし、整備されているとはとても言えない登山道。(これが百名山の登山道なのか!?と驚き。) 枝折峠ルートと合流後は、物凄く整備された登山道(木道・階段)に変貌。(これこれ!これが百名山の道だよ!と変に納得。) 駒の湯ルートは累積標高差が約1750m、枝折峠ルートは約1350m。枝折峠ルートのほうが距離が長い分コースタイムに差はほとんどありませんが、求められる体力が1ランク違うと思います。 |
その他周辺情報 | 駒の湯山荘(500円)アルカリ性単純温泉 露天風呂のみ利用可 はっきりと硫黄臭のする32度くらいの湯温。(加熱槽もあり) この時期、この山行後には本当にありがたい温泉です。 |
写真
撮影機器:
感想
久しぶりに上越の山に登りたくなり、越後駒ヶ岳をチョイス。
こんなに厳しいルートだったとは!舐めてました…
枝折峠まで行くのが面倒、下山したらすぐに駒の湯山荘で入浴したい、8月7日当日は枝折峠でヒルクライムが開催され8時〜15時が通行止めになるなど、駒の湯登山口から登る以外の選択肢は考えていませんでした。
1000mを一気に登り上げる小倉山までは急登に次ぐ急登。
丁度良い「休憩ポイント」も特になく、変わらぬ景色の中(樹林帯なので当たり前)、黙々と登り続けるのみ!
登山口〜小倉山の間は登りも下りも誰とも会いませんでした。(枝折峠ルートと合流した途端に多くの登山者がいてビックリ。)
精神的・体力的な辛さは先週の赤石岳2000mの登りを上回っていました。
(今回は登りよりも下りのほうが辛かったですね…)
樹林帯でも暑かったのに、高い樹木が無くなると直射日光の灼熱地獄!
風もほとんどなく汗が吹き出る。十分な水を持っていくべきです。(3Lくらい)
自分は暑さに弱いので急登と高温・多湿にダメージを受け、小倉山時点で結構バテ気味。前駒付近で10分程休憩し多少回復しましたが、帰路・小倉山からの下りでは熱中症になりかけました。
今回、越後駒ヶ岳初登頂でしたが、駒の湯ルートがあまり選ばれない理由が分かりました。
というか、涼しい時期に登るべきでしたね。涼しければ実は何てこと無い登りかもしれません。この時期に低山は難易度が上がります。
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