急登下多し!餓鬼岳〜唐沢岳
- GPS
- 31:01
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 3,567m
- 下り
- 1,959m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:27
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 8:25
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
白沢登山口駐車場(無料) 朝、6時半時点ではガラガラ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストあり。 ・山と高原地図及び道標のコースタイムは、辛めと思った。マイナーなルートのため長い間コースタイムが更新されてないとのこと。テント装備の場合は1,5倍はみてたほうがいいそうです。 ・朽ちている梯子多数。 ・最終水場までは、滑りやすい。 ・標高1600付近に急坂なザレ場あり。 ・至るところ草木は多い繁ってるが、道は道。 (爺ヶ岳、南尾根の藪こぎに比べたらなんの問題もないと感じた) ・餓鬼岳小屋テン場は、小屋からおよそ30メートルほど燕側に下ったところにあり。 テン場の広さは、9張りでキツキツ。それぞれのテントの大きさは、一人用、二人用テント半々くらい。 ・トイレは小屋泊者、テン泊者共用で、小屋の外にあるトイレを使う。和式2つ。男性用トイレ1つ。 トイレットペーパーは持参。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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---|
感想
大町の上原の湯で『餓鬼岳と唐沢岳は素晴らしいよ!行ってみなさい』とおじさんに教えてもらい、是非とも行きたかったお山💓
山と高原地図を見て、いつものyamayukoとwanikoのペースを考慮しつつプランニング。
計画は、多少の遅れも許されるようにしていた(いつも準備が遅いので)。
1日目は、餓鬼岳小屋まで、およそ6時間の計画。
2日目は、早朝出発で唐沢岳へ向かい、10時にテント場に戻る。11時にはテントを撤収し、下山開始。16時に駐車場。
だが。。。
yamayuko、wanikoは、各々のテントやご飯をを担ぎザックは、およそ16圈
急登かつステップの高い段差。。。
歩けど歩けど小屋との距離は縮まらない。
いつもなら他の登山者を抜かす方が多いのに、今回は抜かされるばかり。
目の前にある急登を見上げ、『なんで、こんな重たいザックかついで登ってるのか。。。』と初めて辛いと泣いたwaniko(本当に涙が出てきました(笑))。
ともあれ、そんな姿をyamayukoに見せられないので『ゆーこりん(yamayukoさんのこと)頑張れ🎶』と言いつつひたすら登る。
百曲がりがいったいどんな道なのか楽しみにしていたため、百曲がりに着く頃には多少足元が軽くなっていた。
が。。。そこからが長い!!
ひたすらウネウネ右カーブを曲がっては左カーブを曲がる。
「まだかな〜まだかな〜、いつまで曲がり続けるのかな」と思い続け足を一歩ずつ進める。
そんな時、『あと、30分』という看板が見えた。本当に心が救われた(笑)
あと、30分は本当に30分。この看板は妥当なタイムであった。
餓鬼岳小屋に着き、山並みに目をやる。そこには涙しかでない景色が広がっていた。
2日目。
朝、4時に出発し、唐沢岳に行く途中の展望台で朝日を迎える予定だったが、yamayukoさんが起きてこない!
yamayukoさんのテントに行き、「起きてる?」と声を掛けると、「今、起きた」との返答だった…。30分ほど自分のテントで待っているとyamayukoさんが「お待たせ〜」とテントにやってきた。
今から唐沢にいくなら、餓鬼岳小屋で朝日を見ようと予定を変更。
5時半に唐沢岳に向け出発した。
唐沢岳へは、およそ3時間(休憩時間20分程度含む)。餓鬼岳から唐沢岳は近いように見えるが、歩くと遠い。
樹林帯を歩き草木で、木の根トラップが見えず転んだwaniko。マイナールートであることを実感した。
「あと1つピークを越えたら唐沢岳だよ〜」と話しつつ足を進める。
やっと、唐沢岳に到着するとそこは、静寂なピークだった。
今まで、これほどまに静かなピークを踏んだことがない。
鹿島槍から槍まで山並みが綺麗にみえるのに山頂にいるのはyamayukoさんとwanikoだけ。
本当はゆっくりコーヒーを飲み、山頂を堪能したかったが、時間が無く、それは叶わなかった。
時間に追われるように山頂に別れを告げ、餓鬼岳に戻る。
テン場に着くと、時間との勝負でカラッと乾いたテントを撤収。
下山を開始した。
が、テント撤収中に出会ったガイドさんとの話に花が咲いたため、下山開始時刻が14時と大幅に遅れてしまった。
下山まで5時間程度、遅い下山だが、日暮れまでには下山できるとyamayukoさんと私は予測した。
下山当初は、順調に下っていたが、高度を下げるにつれ、yamayukoさんの足に靴擦れができはじめた。
痛く歩けないとのことなので、休憩できそうな場所で逐一休憩する。
1時間ほど歩いては、足の痛みが取れるまで15分ほど休憩。
そのようにしていると、だんだん日が暮れてきた。
日が暮れる前にヘッドライトをヘルメットに装着していたため、ライトを点灯させ下山を続ける。
一度登った道とは言え、暗い中、歩くのは怖かった。
足下に細心の注意をはらい、人の足跡が不明瞭になりやすい沢を歩く際は迷わぬよう、方向を確認しつつ歩く。
ライトをつけて歩き始め、およそ1時間半が経過したころ、「お疲れさまでした。タクシーのご用命は」という看板が現れ、無事に登山口に着いたと言うことが確認できた。
登山口で空を見上げると満天の星空であった。
yamayukoさんとお疲れさまでしたと握手し車に戻った。
yamayukoさんとwaniko二人だけの登山の時は、いつも山と高原地図よりも短いコースタイムで歩けていた(休憩時間を含めても)。
そのため、いつもの感覚で山計画を立てていたが、マイナールートの今回は、それが許されなかった結果となった。
靴擦れというアクシデントに加え、コースタイムを誤ったこと。
休憩+αの時間をしっかり含めた計画が必要であったと反省した。
ともあれ、大きな怪我無く下山できたことに感謝です。
ありがとうございました。
ガッキー、お疲れ様でした〜🌠
二人の写真から楽しさが伝わって来たょ\(^^)/
ガッキーは、本当に疲れました!
けれども、また登りたいお山です♪
女子二人だけの登山は会話が尽きず、楽しいですよー(*´▽`*)
yamayukoさん、wanikoさんこんにちは。
お二人のレコを拝見しました。
帰りの餓鬼岳に着く前にいきなり写真が終わって驚きました(笑)
かなり遅い時間の下山になったとは聞いていましたが、そう言う訳だったのですね・・・(*_*)
下の方は暗い谷の中を歩くので、尚更暗かったことでしょう。
本当にお疲れ様でした。
唐沢岳は冬期に2度チャレンジしましたが、餓鬼岳までのラッセルに時間を費やし2度とも敗退。
とても興味のある山頂です。
花崗岩の岩峰が美しい山なんですね。行ってみたい・・・。
izshunさん、コメントありがとうございます‼
wanikoです。
私のテント(ステラ1型)の前にテントを張っていて、「ななめってるけど、大丈夫?」って心配してくださり、翌日は3時に出発したお兄さんですよね?(笑)
はい、帰りの餓鬼に着いたのはお昼を過ぎてました。。。
そこからテントを撤収、他の登山者とお話をしてしまい、下山を開始できたのは14時(..)
本当に反省です。
下の沢は、踏み跡が無くなってたり、橋も梯子もぐらぐらで少々怖かったです。
と言うより、気を抜けませんでした。
餓鬼のあの急登をラッセルですか?!
すごい。。。
唐沢の山頂は、本当に静かで自分と向き合える(と言うのかな)場所でお勧めです。
次こそは、izshunさんもピークハントできると良いですね✨
私は、今年こそ、冬登山デビューしたいと思ってます(^^)
お返事ありがとうございます(^_^)
餓鬼岳は登りも下りも本当に長いルートですよね。
本当にお疲れ様でした。
朝は早くからガサゴソと騒がしくしてしまいすみませんでした。
あのテン場、スペースはあるけど張れない場所が多いですよね(笑)
後からテン泊の登山者が二人登って来ていると言う情報が聞こえていたので、詰めて幕営するように他の人に言っておきました(^^)v
二人で二張りだったのは予想外でしたが・・・(笑)
百曲りのラッセルは本当に大変(>_<)
2回目は尾根ルートでチャレンジしたんですが、いずれも餓鬼岳までしか行けず、唐沢岳は遠い存在です。いつかは...(^_^;)
冬山は装備を揃えるの大変ですが、本当に美しい世界ですので是非チャレンジしてみて下さい!
izshunさん、こんばんは!
いやいや、みなさんが起きて支度をする音は、私にとって目覚ましになってちょうど良かったです(*´▽`*)
携帯の目覚ましを使うことなく、かつ電源を切っておけるので、大変ありがたいのです(笑)
お気になさらないでください!
確かにあのテン場の中央付近の窪み。。。ちょっとテントを張るのは困難ですね(笑)
えー!!!そんな情報があったんですかΣ(・ω・ノ)ノ!
テン泊者2名追加なんて情報を広めてくださった上、詰めてくださってたなんて。。。
izshunさん、ありがとうございますm(__)m
「どこに張ろう。。。」ってなってた時に、ペグを打ってたにもかかわらずテントを寄せて下さったみなさんの優しさに感動しました(ノД`)・゜・。
あの時は2人2張りでしたが…実は、当初2人で4人用テントにしようかとyamayukoさんと話していました。。。
4人用にしなくて、本当に良かったです(笑)
きっとみなさん絶句ですよね…。
本当!百曲がりのラッセルは大変そうですね!(笑)
「百」ではなく、「千」でもよさそうです(´ω`*)
夏のボーナスと冬のボーナスは冬山装備に消えてなくなりそうですが。。。(笑)
ちょっとずつ揃えてます★
あとは、スノーシューだけ!
izshunさんの仰る「美しい世界」に早く出会いたいです。
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