苗場山（祓川〜小赤沢縦走）

2016年08月06日(土) ~ 2016年08月07日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,009m
• 下り: 1,547m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:50

8:20 スタート地点
9:20 9:30 下ノ芝
10:30 10:45 中ノ芝
12:00 12:05 神楽ヶ峰
12:30 12:40 雷清水
14:10 苗場山

2日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:25

6:50 苗場山
7:10 7:15 苗場神社
9:40 9:45 小赤沢三合目登山口
11:15 ゴール地点

天候

8/6 晴のち曇
8/7 晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路：8/6（土）
東京06:08――(とき301)――07:24越後湯沢07:35―(タクシー)―8:00和田小屋
復路：8/7（日）
小赤沢13:13―(バス)―14：15津南14:38―(バス)―15:28越後湯沢15:48――(とき328)――17:00東京

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし
■和田小屋ー神楽ヶ峰
　時折展望が開けるが樹林帯の登りが続く。
　中の芝の展望デッキは気持ちの良い良い休憩場所です。
■神楽ヶ峰ー苗場山
　3時間かけて稼いできた標高を一気に100�丹幣綣困Δ里魯轡腑奪�です。
　水場（雷清水）あり。美味。
　鞍部はお花畑（シモツケソウ・タカネナデシコなど）が広がる。
　苗場山まではひたすら急登でかなりコタエます。
■苗場山頂
　広大な湿原が広がります。
■苗場山ー小赤沢
　6合目まで急坂が続く。岩が大きく、歩きにくい。
　6合目から下は歩きやすいくだりとなる。
　4合目の水場は登山道から逸れるためチェックせず。
　3合目駐車場からは林道を歩きました。登山道もあるが利用は少なそう。

その他周辺情報

苗場山頂ヒュッテ
1泊2食　8,800円（1泊夕食で宿泊しました。7,800円）
内装もよく、盛夏ながらゆったりと休めました。
小屋周りに野うさぎが出没します。

小赤沢温泉「楽養館」
入浴料500円（山頂ヒュッテで400円の割引券の購入が可能です）
赤い湯で塩分強め

写真

8/6 8:26

登山届を提出し、いざ出発！

8/6 9:27

下ノ芝から神楽ヶ峰を見上げて…

8/6 11:04

中ノ芝にて夏空
この辺りから足を労りながらの山行に…

8/6 11:52

緑が美しい

8/6 11:52

白砂山方面を望む

8/6 12:08

八合目の神楽ヶ峰へ…
ピークはルートから外れていてパス！

8/6 12:34

雄大な苗場山がここで登場！
150m下って…300mを登り返す！

8/6 12:34

青と緑のコントラスト…
雷清水での休憩中に…

8/6 12:43

ミヤマアキノキリンソウ？

8/6 12:47

シモツケソウ

8/6 12:56

ハクサンフウロ

8/6 12:58

タカネナデシコ
以上、鞍部のお花畑にて…

8/6 13:16

いよいよ苗場山への急登にとりかかる

8/6 14:02

そして…山頂台地へ…

8/6 14:06

どこまでも緑の楽園！

8/6 14:06

今宵の宿…苗場山頂ヒュッテへ…

8/6 14:08

池塘に浮かぶ夏雲

8/6 14:14

苗場山山頂！
展望はない！

8/6 14:16

ヒュッテ到着！
快適な山小屋でした！

8/6 15:26

山小屋のマスコット？
野うさぎとはおそらく初めての出会い

8/6 17:40

夕暮れの湿原散策
まさに苗場

8/6 17:45

西陽を隠す夏の雲

8/6 17:50

池塘に映える夕暮れの日射し…

8/6 17:52

池塘の点景

8/6 18:03

霧に揺らぐ夕陽

8/6 18:14

8月6日…苗場山の夕暮れ

8/6 18:16

一日の終わりを感じます

8/6 18:32

夕陽が湿原の向こうに沈む…

8/6 18:45

苗場山の一等三角点

8/7 5:00

新しい一日の始まり

8/7 5:08

朝の光が山頂台地を照らす

8/7 5:10

志賀高原…岩菅山を望む
岩菅山ですよね？

8/7 5:14

朝の景色は素晴らしい！

8/7 5:17

湿原の夜明け

8/7 5:19

早朝の湿原にて…

8/7 5:19

苗場山頂の湿原と佐武流〜白砂方面のやまなみ

8/7 6:02

山頂ヒュッテを振り返って…

8/7 6:07

本当に広大な山頂台地を実感する

8/7 6:09

池塘の中を歩いていく

8/7 6:10

空と同じ色…

8/7 6:13

とにかく広い！
なんであんな急登を詰めた先にこんな地形が広がっているのだろうか？

8/7 6:15

湿原のお花はこいつが主役

8/7 6:23

無造作に美しい風景があちこちに…

8/7 6:25

朝の散策を終えて再びヒュッテへ…

8/7 6:28

花の名は後で調べます

8/7 6:36

山頂を後に下山開始

8/7 7:02

どこを切り取ってもただ美しい！

8/7 7:05

遠くの池塘群を望む

8/7 7:09

緑の楽園と遠くのやまなみ

8/7 7:16

苗場神社にて脚力の回復を祈願！

8/7 7:17

いよいよ山頂台地ともお別れです

8/7 7:23

秋山郷の名峰…鳥甲山

8/7 7:36

9合目より山頂部を振り返って…

8/7 7:40

佐武流山と岩菅山の揃い踏み

8/7 8:54

樹林帯の中へ…
6合目まではキツイ下り

8/7 9:34

ブナの木がトンネル状に…

8/7 9:44

小赤沢3合目登山口…ふつうならここがゴール

8/7 10:51

1合目…大瀬の滝
ここまでの舗装道路歩きは苦しかった！

8/7 11:16

ゴーーール！！
小赤沢温泉『楽養館』到着！
ずっと冷水を浴びてました…

8/7 13:00

小赤沢バス停より帰路へ…
乗客1名（津南の町中まできてやっと3名）のほとんど貸切りの路線バスにて帰る

撮影機器：

NIKON D750 NIKON CORPORATION

感想

WV_KAZZ

先月に1年10ヶ月振りのヤマヤ再デビューを秋田駒ヶ岳で果たしたので、次はいよいよ小屋泊りの本格的山行へ・・・と、夏季休暇を前に苗場山に登ってきました。

なんでこんなどこから登っても急登のヤマのテッペンに広大な湿原があるのだろう・・・という自然の不思議さに感動し（湿原というと普通は周囲より低くなっているところにあるものなのに・・・）、これぞ、苦労した人生の先に天国が・・・という感じ。

さすがに噂どおりに上越の夏ヤマはクソ暑く、信じられないくらいの汗をかき、筋力不足でモモ肉は何度も悲鳴を上げる（実際かなりヤバかった）ボロボロの状態でしたが、山小屋はとても快適で、野うさぎにも出会えたし、3リットルもの水と2キロを超える一眼レフ＆交換レンズを持ってでも登った甲斐のあったヤマ旅となりました！
さすがに最後の1時間30分もの舗装道路歩きは脚にコタエましたが・・・。

東京から新幹線とタクシーとでわずか2時間・・・上信越国境の山々は関東からアクセスがいいのになかなか行くことができていませんでしたが、これほど近いとは思いませんでした。
百名山の未踏がこの地に集中しているので、ちょっと通ってみようかと・・・。