中年初心者が行く北アは「燕岳」 挫けそうになった合戦尾根
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,427m
- 下り
- 1,425m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 3:22
- 合計
- 7:35
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
北アルプスなら次は燕岳と決めていましたが、日帰りができるか自信が無かったので、燕山荘一泊で行って来ました。
北アルプス三大急登と言われている合戦尾根がどの位辛いのか?ビクビクもんでした。
確かに急登また急登の連続で、途中何度も挫けそうになりましたが、夏休みだけあって小さな子供を連れた家族連れが多く、子供には負けられないと必死に登りました。
人気の山だけあって、家族連れはもちろん高校・大学のワンゲル部のグループやクラブツーリズムのご年配ツアーなど多くの方が登っおり、所々で渋滞が発生しました。
合戦尾根は、確かに急登でキツイですが第1ベンチから合戦小屋まで30〜40分間隔で休憩が出来助かりました。
合戦小屋では、名物のスイカを楽しみにしていましたが、あまりの疲労で固形物を口にする気になれず諦めました。
合戦小屋からは視界も開き始め、槍が見えたり燕山荘や燕岳山頂が見えたりとモチベーションも上がって結構スムーズに登ることが出来ました。
燕山荘にチェックインご少し休憩をして、空身で山頂に向かいいるか岩・めがね岩などを写真に収めながら登頂しました。
大天井岳への稜線や槍ヶ岳・穂高連峰など、多少霞がかかっていましたが感動の展望でした。
いつかは表銀座縦走をしてみたいと、本気で考える程の景色でした。
燕山荘では、新館の上の段の4人目の到着でしたが、案内してくれたお姉さんから場合によっては6人になりますと言われていましたが、我々のスペースは4人でまあまあゆっくり寝る事が出来ました。
夕食時、オーナーからのお話とホルンの演奏があり楽しませて頂きました。
お話の中で、山に登る過程で辛く止めたくなる事もあるが、それを乗り越えて山頂に立った時の喜びやら達成感を味わって欲しいといった話があり、正に今日の私の事だととても感激しました。
その他、燕岳や燕山荘の歴史、ストックを使わなくても大丈夫な所で使うが為の自然崩壊(一度崩壊した所は元には戻らない)、残飯を残すことの雷鳥の絶滅危機(現にこの山頂までカラスが来るようになった)などなど、我々が如何に山の自然を大切にしなくてはならないかと言ったお話があり、改めて謙虚な気持ちになる事が出来ました。
素晴らしいお話をありがとうございました。
翌日は、下山だけなので少しのんびりし、合戦小屋でスイカを食べることと中房温泉に入ることを目的にしました。
合戦小屋が朝の6時からやっているというのには驚かされました。
だったら、速攻準備して合戦小屋に向かわなきゃ!
下りは少し余裕もあり、名前は分かりませんが綺麗な花を写真に納めながら下り、合戦小屋で大変美味しいスイカを頂きました。
ここのスイカ、地元の採れたてを食べる事ができるので大変新鮮です。
東京でもなかなかこれだけ大当たりのスイカにはお目にかかれませんね。
ご馳走さまでした。
という訳で、後は温泉へ真っしぐら。
露天風呂で2日間の汗を流し、安曇野で美味しいお蕎麦を食べて、日帰りでは出来ない余裕の寄り道を堪能して帰宅しました。
合戦尾根はキツかったし、雷鳥にも逢えなかったし、御来光も残念だったけど、近年稀にに見る充実した山旅を堪能する事が出来ました。
今度は、中年初心者でも出来そうな縦走を実現してみたいです。
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