一等三角点「羽子立山」
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- GPS
- 02:27
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 372m
- 下り
- 365m
コースタイム
- 山行
- 2:27
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:27
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
マウンテンバイクのコースにもされているので、走行してくる自転車に注意。今日は、練習されている方には出会いませんでした。 登山口からは、林道のように広い登山道で、マウンテンバイクで下るにはちょうど良いだろう。歩いて登るには、石ころだらけで歩きにくいように思います。440mあたりのコルに出れば、後はなだらかな道となり、一等三角点まで、快適に歩けます。 |
その他周辺情報 | 白髭神社 http://shirahigejinja.com/ 9時から社務所が開きます。 箱館山スキー場 http://www.hakodateyama.com/index.html トイレもお借りしました。 日本自転車競技連盟 http://jcf.or.jp/?p=7435 過去には大会が行われたようです。 2009/08/29 〜 2009/08/30 MTB J2 クロスカントリー/ダウンヒル XCO/DHI 箱館山 浮御堂(満月寺) http://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/91 平安時代、恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立された。 |
写真
感想
「山の日」を どのように迎えるかいろいろ悩みました。
最有力候補は、百名山である伊吹山に登って、御朱印をいただきたい。暑いので、ナイトハイクがよいだろう。ひょっとすると、流れ星が見られるかもしれません。何度かチャンスはあったのですが、なぜか足が向かなかった。そういうときもあるだろう。また仲間を誘って、帰りにキャベツ畑でお好み焼きをいただくことにしよう。
つぎは、涼しい沢歩きも考えましたが、去年始めたばかりで慣れていないし、仲間もさそえていないので、止めておく。白滝谷あたりもよさそうだなぁ。
結局、一等三角点巡りとなった。
滋賀県内の一等三角点で未踏は、3つ。そのうち、2つは饗庭野演習場内なので、簡単には入れないことが予想されます。
残された一つは、「羽子立山」。
以下、一等三角点「羽子立山」について、調べてわかったことをまとめてみた。
明治から大正時代にかけ台湾や樺太をふくめ20ヶ所の基線が設定されました。
(参考)陸軍の測量 http://uenishi.on.coocan.jp/j664sanbou.html
全国で3番目、近畿地方の最初の基線場を作るため、明治17年に「羽子立山」と「阿弥陀山」に一等三角点が設けられました。一等三角点「羽子立山」は、三角点測量スタートの一つ饗庭野基線を正確に測るための大切な三角点の一つです。「阿弥陀山」の三角点とセットになっています。「羽子立山」と「阿弥陀山」は「木地山」と「深溝村」で測量され、「木地山」と「深溝村」は、「野坂岳」と「比良ヶ岳」で、測量されています。
(参考)日置区通信
http://hiokiku.blogspot.jp/2010/06/blog-post_18.html
饗庭野基線の図が紹介されていました。)
饗庭野基線の東端は、青森県の山とはぐれ山男さんが、一等三角点研究会平成21年春期例会で踏査されたときの記録が、紹介されていました。
(参考)青森県の山とはぐれ山男のページ
http://taneichi.fc2web.com/no090530itousankakuten.html
「事前申請してあった陸上自衛隊今津駐屯地を訪問。通行許可証を受取自衛官同行で饗庭野東へ向う。ドロドロの演習場内の道を行く。雑木林の中に本点がある。
饗庭野東,滋賀県高島郡新旭町,一等三角点,
基線饗庭野の西端は演習場内で不発弾が有りので探索不可である。」
これは、貴重な報告だ。
実際に測量をされ、「点の記」に記録されて、地形図が整えられてきました。そして、地形図があるおかげで、私たちは安全に登山を楽しむことができます。感謝の気持ちで「山の日」に一等三角点「羽子立山」訪れることができ感無量です。
登りは、風があまりなく、夏バテの体のため、スローペースで歩く。しばらく歩かなかったこともいけなかった。マウンテンバイクで走り込まれた道に少してこずり、じわじわと標高を稼ぎます。
コルに出ると、伊井城への道標を見つけました。帰りに寄ってみることにしました。
コルから、一等三角点までは、緩やかな木陰の道。
風が抜けて、ほてった身体をクールダウンできました。
途中、マウンテンバイクの競技のためのスタート台がありました。そこから少し進み、ゴンドラの下をくぐると、一等三角点への道標が見えてきます。
三角点はすぐに見つけられました。
伊吹山や竹生島を眺めた後は、歩いてきた木陰の道が心地よかったので、すぐに引き返しました。
伊井城は、分からずじまいで、引き返し、途中でおにぎりを食べて、小休止。冷えたお茶が美味しかった。下りは、風に恵まれ、駐車場に無事下山できました。
コメント
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伊吹山山頂にも岳友がいました。
おはようございます。
伊吹山に登られていたのですね。
ご住職さん、おられましたか?
御朱印をいただきに、お参りしたいです。
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