神津島 天上山

2016年08月14日(日) [日帰り]

• GPS: 06:36
• 距離: 8.0km
• 登り: 543m
• 下り: 538m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:48
• 休憩: 2:36
• 合計: 6:24

距離 8.0km 登り 544m 下り 541m

10:11 黒島登山口
10:50 10:59 黒島山頂10合目
11:03 11:10 千代池
11:22 11:23 砂漠分岐
11:30 11:37 表砂漠
12:00 12:08 裏砂漠
12:20 13:23 裏砂漠展望地
13:37 13:38 不動池分岐
13:43 13:52 新東京百景展望地
13:59 14:09 不動池
14:11 14:26 天空の丘
14:28 不動池
14:45 ババア池
14:54 14:59 白鳥下山口
15:00 不入ガ沢
15:08 15:23 天上山
15:38 15:39 表砂漠
15:43 砂漠分岐
15:51 千代池
15:56 黒島山頂10合目
16:28 16:33 黒島登山口
16:35 ゴール地点

黒島登山口からの往復。ルートは
http://www.kouzushima.org/map/images/0174.pdf
のマップにある「山頂完全周遊コース」をほぼ踏襲しました。

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

東海汽船のさるびあ丸で竹芝桟橋から神津島まで移動。
島内は多幸湾公園ファミリーキャンプ場より、登山口まで原付。

コース状況／危険箇所等

天上山の10合目までは階段。よく整備されているが道幅が狭い箇所がある。
山頂は、場所により木々の高さが異なるが、狭い箇所と虫が結構飛んでいるので暑くても長ズボンのほうが良い。

その他周辺情報

島内にある「神津島温泉保養センター」。内湯と露天風呂があるが、露天風呂は水着着用。

写真

8/14 16:35

黒島登山口から出発。トイレはこの近くにあります。（出発時に撮るのを忘れました。）

8/14 9:58

トイレ横の休憩スペースの端に原付を停めさせてもらいました。
道路脇には車が止められるスペースもあります。

8/14 10:08

トンボが大きかった。

8/14 10:09

登り始めて1合目を過ぎるとすぐに美しい風景が広がってきます。

8/14 10:10

九十九折りになっているため、見た目以上に距離がありますが、階段がよく整備されているため安心できます。

8/14 11:01

山頂についたら散策開始。まずは千代池。雨季には水がたまって美しいそうです。

8/14 11:27

表砂漠までつくとすっかり地面が砂に。変化があって本当に楽しい。

8/14 11:39

表砂漠。

8/14 12:00

裏砂漠。山の上とは思えない風景。

8/14 12:10

裏砂漠。見渡す限りに砂漠が広がっていてきれい。

8/14 12:13

裏砂漠。ガイドマップにも書かれていますが、本当に月面にいるみたいです。

8/14 12:40

表砂漠と裏砂漠を満喫した後は裏砂漠展望地で昼食。

8/14 13:21

裏砂漠展望地からの眺めは素晴らしいです。

8/14 13:26

そのあとは山頂一周をするためにひたすら歩きます。

8/14 13:27

山頂は、場所により植生が変化に富んでいます。軽く藪になっている箇所もあります。

8/14 13:30

藪になっていない箇所は本当に気持ちよく歩けます。

8/14 13:58

不動池。祠の周りは池ですが、やっぱり枯れています。

8/14 14:08

櫛ヶ峰はきれいですが登山道が崩壊しているとのこと。尾根が痩せているのと、基本的に砂地なので止めたほうがよさそうですね。

8/14 14:50

最高地点の手前にある不入ガ沢(はいらないがさわ)。非常に大きな窪地で、スケールが良く分からなくなります。

8/14 15:04

不入ガ沢から望む前浜港。

8/14 15:17

天上山山頂。風が強かった。

8/14 17:25

キャンプ場近くの道沿いから見た天上山。

撮影機器：

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

Z00AD ASUS

ASUS_Z00AD ASUS

装備

個人装備

Tシャツ ズボン グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 タオル ストック カメラ

備考

水はプラティパスで3L。ストックは使用しなかった。

感想

hiranotkm

1年前に神津島に行ったときにぜひ登ってみたいと思っていた天上山。
夏休みを利用して行ってみました。
宿泊は黒島登山口の近くにある「都立多幸湾公園ファミリーキャンプ場」。他のキャンプ場だと無料ですが、こちらは有料。といっても持ち込みテントなら一人1泊400円で快適な風呂、トイレ、炊事舎、冷蔵庫、電子レンジ、電源が使用できるので便利です。

黒島登山口まではキャンプ場から歩いていけるのですが、島内の移動用に原付を借りていたので今回はそちらを利用。登山口にあるトイレ脇の休憩スペースに停めさせてもらいました。道路脇には駐車スペースもありました。
登山届は簡易なもので、日付と人数、名前、宿泊先と登山口と下山口を記すものだけでした。

登山道は九十九折りとなっている階段が10合目まで続くので少しきついですが、1合目を過ぎると美しい風景が広がり、最初からご褒美みたいな登山です。

天候は、風も結構吹いていたので快適でしたが、暑いものは暑いので汗が出てきます。私は水を昼食分も含めて3Lを持っていきましたが、下山後は500mlくらいしか残っていませんでした。

40分くらいで10合目につくと、ここからが本番。山頂の散策を開始します。
山頂は場所によって足元の状況が異なっており、
・背丈より少し高い程度の樹木で軽く藪になっている箇所
・30cmくらいの針葉樹が生えている箇所
・砂漠
・ガレ場
と変化に富んでいます。

天上山の山頂はなんといっても表砂漠と裏砂漠の2つの砂漠が特徴です。
砂漠に立つと、周囲の小ピークと合わせて月面にいるようでした。
また、山頂にある千代池や不動池などは、雨期には水が貯まっているようですが、今回は残念ながら干上がっています。

砂漠や池以外の場所も、いたるところに小ピークや展望地があり、美しい伊豆諸島と海の景色を眺められるため、歩いていても飽きることがありません。

最高地点は風がそこそこ吹いていたので、風が強い日だったら少し辛いかもしれません。

お盆シーズンで、島もキャンプ場も人は多かったですが、登山中はベンチで数組に出会うだけだったので静かな登山ができました。

今度は雨期の池が干上がっていない時期に行ってみたい。