赤湯〜苗場山
- GPS
- 27:05
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,268m
- 下り
- 2,266m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:06
天候 | 1日目:晴れのち雨 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道は車高が低いクルマでも走れたが、心臓に悪かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小日橋〜赤湯:歩きやすいが、林道のあとはしっかり登山道。 赤湯〜赤倉山:人はいないが、歩きやすい。サルの群れがいるので注意。 赤倉山〜苗場:シダや笹の薮状態の箇所アリ。泥濘もある。ただしリボンあるので歩ける。 |
その他周辺情報 | 赤湯は良い湯だ。 |
写真
感想
2016.8.20〜21、赤湯を経由して苗場山を歩いてきました。
そろそろ夏休み終盤。夏の終わりにガッツリとアルプスの稜線でも歩きたい気分だったんですが、台風の連続襲撃をひかえてどの山域もビミョーな天気予報...。ならばと方向性を変え、秘湯と高層湿原を楽しむプランで行ってきました。
-------------
秘湯・赤湯は歩いてしか行けません。一般車は小日橋のゲートでクルマをデポしていきます。いや実は、自分の車でここまで来れるかもビクビクでした。苗場スキー場の横から未舗装の林道に入り、ガタガタ揺れながらここまでやってきました。それほど酷い林道じゃなかったので、低い車高でもなんとか来れました。小日橋の前には詰めれば10台くらいは駐車できるかな。でも次来る時は、時間はかかるけど国道沿いの駐車場にでも停めて歩いてこよう。林道は心臓に悪い...。
クルマをデポしてからしばらくは高低差の無い林道を歩きます。(このときは)天気が良く、川の音を聞きながらののんびりハイクです。林道終点後はしっかりした登山道に入り、鷹ノ巣峠越えは歩きごたえがありました。温泉だけを目当てに来る場合でも甘く見ず、ちゃんとした登山装備が必要なコースだと感じました。
鷹ノ巣峠を越え、鉄橋をいくつか渡ると渓流沿いに露天風呂が見えてきました。山口館は、こんな辺鄙な場所にしてはとてもキレイな建物で快適そうです。宿泊している方と話したところ、夏休みの週末にしては空いていて、客は6〜7人で静かに過ごせたとか。次はここに泊まりに来てもいいなぁ。玉子湯・薬師湯・青湯という3つの温泉があり、内風呂や洗い場は無く、露天オンリーのワイルド系。〜18:00、〜20:00 と、時間帯によって男女入れ替え制。その後 20:00以降は混浴だとか。(照れ
山口館からちょっと離れたところにテン場があり、なんとここ『無料』なんす。こじんまりしたテン場ですが、ほぼフラットで、水が豊富で、居心地が良さそうな良いテン場です。(温泉に入るには山口館に \500お支払下さい。)
---------
苗場山へ向かいます。
赤湯から苗場山に向かうメジャールートは昌次新道のようですが、つい、赤倉山を経由する旧道ルートに惹かれてしまいました。(失敗でした)
赤倉山への登山道は森が深く、立派な樹木が多く残っていました。途中、野猿のテリトリーを通過するポイントがあり、ボス猿と思われる体格の大きな猿からかなり威嚇されました。野生生物と生身で対峙するって怖いよね...。(ビク
ようやく到着した赤倉山は展望無く、特に見どころがありませんでした...。
赤倉山から苗場山へのコースが酷かった。グチョグチョの泥濘があったり、シダや笹が生い茂っていたりと、ワイルドな探検気分を味わえました。ときどき赤リボンがあるのが救いでしたが、結局、赤湯から苗場までの旧道ルートでは誰にも出会わず、人気のないさみしい山歩きでした。ふつうに昌次新道を利用することをオススメしたいです。
藪を抜けていくと視界が開け、苗場湿原のテーブル状の台地が見えてきました。ここまで来れてかなりホッとしました。人間に会ってない時間が長いので、「たぶんあの上には人がいるはずだ」と、人恋しい。ヒュッテが見えてくると、さすがにそれなりの数のハイカーさんたちがいました。苗場山に登るにはいろんなコースがあり、各コースからそれぞれがここに集まってくるんですね。山頂をゲットしてしばし休憩。
帰りは昌次新道から。途中からどしゃぶりの雨に。樹林帯に逃げ込んだもののスコールのような強烈な雨。風が無く、蒸し暑く、すでに滝汗だったのでレインウェアを着る気にもなれず、傘で凌ぎます。しかし、傘さしててもびしょ濡れになるほどの雨でしたが...。(涙
---------
幕営地に戻り、温泉へ直行!
ふーーーー、最高です。
風呂上がり、枝豆を茹でてカンパイ。ちょこちょことつまみを作りつつ、ソロ宴会。宴会の途中で再び温泉に入りに行ったりして、こりゃたまらんです。はい。(^^
翌朝も、まだ日が昇らないうちにテントから這い出て、何は無くとも温泉に直行です。川の流れる音と、鳥のさえずりを聞きながらの誰もいない温泉。ああ素晴らしい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する