真夏の二上山


- GPS
- 04:04
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 602m
- 下り
- 583m
コースタイム
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 4:02
09:56 道の駅・ふたかみパーク當麻駐車場着、24.6km
10:08 スタート
10:13 456段の石段入口
10:20 石段頂上・展望台
10:38 四等三角点(244.8m)、水分補給
10:53 ベンチ休憩所(ながめ坂)、水分補給
正面に大和三山、右手に葛城山、登山者より滑り易いとの情報
11:05 発
11:23 分岐、登山者が下りてきた方向、左に進むが引き返す
11:36 スズメより小さな野鳥を見つけるが、写真には撮れなかった
11:54 天武天皇皇子・大津皇子二上山墓
12:00 二上山・雄岳頂上(517m)、雄岳頂上はちょっとした広場
12:06 31番四叉路交差点、正面に進むが、引き返して左へ
12:16 馬の背、雌岳手前にベンチ多数、昼寝をしているグループが数組
12:26 雌岳、ここからは奈良方面、少し手前の登山道からは大阪方面が一望
数グループが食事中なのでここでランチタイム
12:49 発
13:11 案内無いが分岐を左に。
13:21 原岳 375m、よりみちひろば、水分補給、すぐ発
13:28 案内の無い分岐を左へ
13:53 式内大社當麻山口神社
14:13 ふたかみパーク當麻着、ソフトクリームとドリンク補給
14:30 道の駅発、15:16 自宅着、総走行距離43.6km
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところは無い。 |
その他周辺情報 | スタート地点が道の駅なのでトイレ・売店・食堂・自販機などがある |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
台風が近づいているということで午後の天気もどうなるか分からないので近場の山をヤマレコで物色する。出発する時からどんより雲に覆われておりちょっと心配ではあるが、結局二上山に決定し、非常にゆっくりの9時スタート。ただ自宅からそれほど遠くではないので、10時前には目的地の道の駅・ふたかみパーク當麻の駐車場に到着。割と広い駐車場だが既に満車に近い状態で、いくつかの車から登山者が次々出発している。
10時少し過ぎたところで登山開始。ヤマレコで調べた時に456段の階段を登ることに決めていたが、そちらに向かう登山者は誰も居ない。ふるさと公園と書かれた小さな公園内を通過し、いよいよ階段登り口に。入口はイノシシ防止用にフェンスと扉が設けられている。入口に立ってみると前方に雲の彼方に消えていくような急な階段が見えるが、ここは元気にスタート。階段の途中にも緩やかな迂回路に進む分岐が設けられているが、まだまだ元気なので最後まで階段を登り切る。途中で気がついたのだが、どうも50段毎に段数の表示がされているようだ。長かったようだが6分ほどで頂上の展望台に到着する。ここからは多少伸びた樹木が邪魔をするが、橿原市や葛城市方面が一望できる。
展望台から先は一般の登山道になる。両側はササが生い茂っているが、邪魔になるような所は無い。雄岳に向かう途中に四等三角点(244.8m)がある。ここで1回目の水分補給をしてすぐスタート。更に進むと奈良方面に大きく開けた展望箇所に出る。どうもここがながめ坂と呼ばれる地点のようだ。ここではリュックを降ろしゆっくり景色を眺めながら写真を撮る。
この登山道には案内表示らしき物が無く、あちこちに分岐点・合流点が有りスマホのGPSで確認するのだが、2回ほど暫く行って引き返す行為をした。山頂近くにお墓が見えたので立ち寄ってみると宮内庁管轄の大津皇子の二上山墓と書いてある。歴史上の重要人物のお墓がこんな所にあるんだと少し感慨にふける。
丁度正午に雄岳頂上(517m)に到着するが、ここは周囲を樹木で覆われているので残念ながら眺望はない。ちょっとした広場になっているので、ここで昼食中のグループも居るが、先に進むことにする。階段を下っていくと途中に馬の背と呼ばれる広場に出る。ここにある二上山の説明では、2000万年前には噴火活動をしていた火山で、噴出されたサヌカイト原石は近畿各地で発掘された石器の材料となったということだ。今の風景からはまさか火山とは想像していなかったが、いわれてみれば円錐形のような形をしている。ここは大阪方面に広く眺望が開けており、大阪市中心部の高層ビル群や、大阪湾とその先の明石海峡大橋、六甲山系が一望できる絶景ポイントになっている。ベンチも沢山用意されており、幾組もの登山者が昼寝を楽しんでいる。登山道の途中からも大阪方面が望める場所があり楽しみながら登ることができる。
雌岳頂上(474m)に到着するとまず大きな日時計?が目に入る。その隣には「大阪山の日制定記念碑」があり、11月の第二土曜日が山の日と定められているようだ。ここからは確か奈良方面の眺望が開け、幾組もの登山者が昼食休憩をしていたので、ベンチでランチタイムとしたはずだが帰って写真を見ていたらここから撮った写真が無い・・・?。
昼食後は更に竹ノ内峠方面に足を伸ばし、途中から下山するルートを取る。暫く進むと「よりみちひろば・原岳(375m)」の表示がある展望地に出るが、ここからは樹木の上から二上山が望める程度だ。途中何カ所かの分岐で当初予定していたルートとは外れてしまい、地理院地図に無いルートに入ってしまうが踏み跡がしっかりしているのでそのまま進む。急坂はあるがさほど危険なところも無く無事林道に出て更に暫く進むと神社が有り駐車場にも何台か車が止められている。神社に人が居る気配も無さそうなのでここから登る人もいるのだろうか?。ここは式内大社當麻山口神社と書かれており、説明書きによると近郷16ケ村の鎮守として信仰され、859年には清和天皇にも認められた由緒ある神社とのことだ。大津皇子のお墓があるほどだからやはり歴史のある山のようだ。
最後は集落の中を通って再び道の駅ふたかみパーク當麻に戻ってくる。今日は曇っていたのでまだマシだったが、持ってきた800ccの氷水と900ccのポカリスエットはかなり減っている。ここで夏の低山登山のお礼にソフトクリームと冷たいミルクコーヒーを自分の体にプレゼント。スマホのGPSの記録では4時間4分、6.95km、標高差433mの山歩きとなったが、そんなにゆっくり歩いたつもりは無いのに時速に直したら・・・とてもゆっくり登山だ。同じスマホの万歩計によると14560歩、8.94kmとなっている。いつも思うのだが、距離の測り方が根本的に違うようだ。
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