戸隠山(regさん。蟻の戸渡に挑む)


- GPS
- 07:15
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,005m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 7:10
天候 | ■戸隠山 11:35 晴れ 23℃ 風速3〜4m(体感) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
○戸隠神社奥宮からは、急登。百軒長屋からはクサリ場の連続。ヘルメットがあったほうがよい。 ○蟻の戸渡は、巻道があるので、そこも利用可能(恐怖症の方はこちらがお勧め)。蟻の戸渡と蟻の刃渡の間で、いったんクサリで下部を巻いて核心部を回避できる。ただ、刃渡は渡らなければならない。ただ、刃渡の方が跨げるので、断然安心して前に進める。 ○八方睨〜一不動の間は、アップダウンの連続。コースタイム以上に疲れる。 |
その他周辺情報 | 神告げ温泉。このあたりではここしか温泉はない。 |
写真
ついに、その日はやってきた。高所恐怖症のregが戸隠山に挑む日。その男は、1年間、私からいつ「蟻の戸渡りいくよ」といわれるのか、死刑執行をおびえ続ける囚人のような生活を送ってきた。男は、無言のまま、満車状態の高妻山登山者無料駐車場を後にする。
装備
個人装備 |
ツエルト(2人用)
救急セット
ヘッドライトPETZL ZIPKA PLUS2
非常用防寒シート
手袋・フェイスマスク(1)
レインウェアTHE NORTH FACEマウンテンレインテックス(1)
ガスカートリッジPRIMUS IP-110(1)
バーナーPRIMUS P-153(1)
イグニッションスチール(1)
カートリッジホルダーPRIMUS P-CH(1)
コッヘルセットsnow peak(1)
手拭・ハンカチ・ティッシュ(1)
地図・コンパス(1)
高度計・時計Suunto Core Glacier Gray(1)
GPS GARMIN etrex20(1)
カメラOLINPUS TOUGH TG-1(1)
無線機STANDARD VX3(1)
携帯食
水2.0L
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感想
■regさん。蟻の戸渡に挑む
男の名は、reg。彼は落ちそうな場所や、高い所を苦手をする、いわゆる高所恐怖症。男にとって、恐怖感のある岩登りの山は鬼門である。剱岳、鶏冠山(西沢渓谷近く)を制してきた男も、戸隠だけは、かたくなに拒否してきた。
<鶏冠山・甲武信ヶ岳(ビッグ4への挑戦。山梨100名山)2015年08月02日(日) [日帰り] >
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-690147.html
しかし、男には、北信五岳を制するという野望がある。どうしても、戸隠を乗り越えなければならなかった。一年前から、幾度と候補に挙がって、消えてきた戸隠山。いよいよその日がやってきた。
男は、一年前から、戸隠にまつわるいろんなビデオをみて、研究を重ねてきた。イメージトレーニングだ。最初、平均台くらいの幅しかないと思っていた蟻の戸渡も、そこで40~60センチあることを知った。また、周りをみず、目の前だけに集中するという視界調整能力も身に付けた。車道を歩くたび、白線を蟻の戸渡にして、練習を重ねてきたのだ。
男が、蟻の戸渡の手前に来たとき、迷いはなかった。彼には「巻く」という選択肢は、なかった。いや、体がすでに「蟻の戸渡り仕様」になっていたと、いうべきか。「戸渡りを渡る」ということ以外、できなかったかもしれない。
蟻の戸渡を渡る男の顔は、人生をかけた真剣な表情だった。撮影班が思わず、シャッターを押すことをためらうほどであった。ただ、ただ、目の前だけを見つめ、すこしずつ、すこしずつ、前へと進んでいった。
渡り終えた後、男は「怖くなかった」といった。山の上部から、蟻の戸渡の全貌を見たとき「あんな、崖になっていたんだ」とつぶやいた。ほんの20数分であった蟻の戸渡の時間は、男にとって、まったくの異世界への修行であったのだろう。肉体は戸隠に置きながら、神々に抱かれた世界へと魂は旅していた。
戸隠を制覇した男は、やっと戸隠の呪縛から解放された。幸せそうだった。明日から、次なる呪縛、鋸岳が男にまとわりつくこととなるとは、つゆ知らず。
戸隠の温泉「神告げの湯」に、一昨年行ったときに
「そばラーメン」というメニューを見つけました。
もし戸隠に行くことがあれば、これを作ろうとずっと決めていました。
ところが、今回「神告げの湯」に行ったら、そのメニューが消えていました。
というわけで、「そばラーメン」の味はご想像がつくかと思います。
けっしておいしくないわけではないのですけれどね。
そば味噌ラーメン 男2人分
<材料>
レンジでチンするそば 3食分
味噌ラーメンのスープ(市販) 3食分
もやし 1袋
青ねぎ たくさん
市販のチャーシュー 4枚
<前日準備>
なし
<山で>
1 お湯900mlを沸かす。
2 もやしをゆでる。
3 味噌ラーメンスープを溶かす。
4 そばをあたためて、トッピング。
yama-ariさん
regさん コンばんは
たぶんオッサンからのコメント待っていた事でしょう!
regさん yama-ariさんに遊ばれているぞ!
たまには、怒れ!ガンバ
なぜ、yama-ariさんが戸渡りしている写真を撮らなかったか?
まさに、ariの戸渡りギャグ出来たのに不思議
あー大きい事言っているので立って渡ったことでしょうな〜
また、ルートですがまさかの一般ルート
戸隠山を右折では無く、左折してほしかっいたのー
オッサンは無理だがね〜(笑)
まーいずれにせよ regさん頑張った!
次は妙義山だな
ariの戸渡りなんて思いつきませんでした。
さすがは、Kazuhagi さん!
妙義山は、Kazuhagi さんのレコを見てから、絶対にダメな山確定です。
Kazuhagi さんだって、「初心者は行っちゃダメ」って書いてましたよね。
yama-ariさんのおかげで、戸隠に登れたことを感謝しています。
結構優しいんですよ。
蟻の戸渡りのところだけは先行して調査し、
「絶対無理だから、まいといでー。」って教えてくれました。
その一言で、よけいこわくなったのも事実なのですが、
ここまで来て巻いて、それで落ちちゃったら悲しいので、突破しました。
よつんばいで、目の前だけ見てたら怖さは半減しました。
ちなみに、最初に「下を見ちゃダメ」って教えてくれたのは、
Kazuhagi さんですよ。
yama-ariさん、regさん、こんばんは
久々にストーリー風のレコ、楽しみました。
車道の白線は事実かどうか知る由もありませんが、
無事の戸隠、おめでとうございます。
regさんも前だけを見て進むたくましさが出てきましたね。
次はいよいよ鋸岳ですか!
戸隠とは全く違ったタイプですが、落石に気を付けて行ってきてください。
みなさまに育てていただいています(笑)。
ご声援に感謝です。
車道の白線は事実です。
平均台を使って周りを見ない練習をしようかとも考えていました。
鋸はいつになるかわかりませんが、そのときが来たら頑張ります。
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