八ヶ岳縦走（一筆書きで南下）

2016年09月03日(土) ~ 2016年09月04日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,587m
• 下り: 1,932m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 1:25
• 合計: 6:25

8:00 渋御殿湯
9:00 9:10 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
9:50 10:10 黒百合ヒュッテ
10:15 中山峠
10:30 天狗の鼻
11:20 11:50 東天狗岳
12:10 根石岳
12:25 箕冠山
12:45 13:00 夏沢峠
14:00 14:10 硫黄岳
14:25 硫黄岳山荘

2日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:45

6:00 硫黄岳山荘
6:20 台座ノ頭
6:40 横岳（奥ノ院）
6:50 横岳（三叉峰）
7:50 7:55 赤岳天望荘
8:25 8:45 赤岳
9:05 文三郎尾根分岐
9:55 10:15 行者小屋
11:50 12:00 美濃戸山荘
12:45 八ヶ岳山荘

天候

晴れ／くもり（変わりやすい天気だが、概ね晴れ）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

駐車場：茅野駅から徒歩5分ほどの貸駐車場を利用（300円／日）
バス利用区間：茅野駅→渋御殿湯、美濃戸口→茅野駅。いずれも時刻表の表記が複雑でわかりにくい。

コース状況／危険箇所等

渋御殿湯→黒百合ヒュッテルートはマイナーと見えて、行き交う人は週末にもかかわらず数名でした。

その他周辺情報

帰路の途中で茅野市内の「河童の湯」（400円利用）で立ち寄り湯。浴槽の温度は熱めで、ちょいと持病(自律神経失調症)には逆効果だったかな。

写真

9/3 6:54

茅野駅→渋御殿湯のバス。マイナールートなのか、登山客3名のみ。自分も含めてすぐに爆睡状態　zzz・・・。

9/3 8:00

バスに揺られて50分。登山口で登山届を提出。

9/3 8:18

このような風景が延々と続き、

9/3 9:20

北八ヶらしい、風景を堪能し、

9/3 9:27

すべる岩に苦戦しながら、

9/3 10:11

黒百合ヒュッテに到着。完全にガスってしまい、行くか、戻るかちょっと悩んだ。

9/3 10:22

でも、「てんくら」の情報を信じて天狗に向けてスタートし、

9/3 10:22

いろいろな花や実を観察しながら。

9/3 10:24

登っていくと、青空が見えた！

9/3 10:29

ヤマハハコ。

9/3 10:30

雲の流れが速いが、晴れ間は続いている。

9/3 10:31

稲子岳も見え始め、

9/3 10:58

硫黄岳も少しずつ見え、

9/3 10:58

天狗岳の山頂まであと少しになった。

9/3 11:02

もう夏のお花も終盤ですね。

9/3 11:02

お花の名前勉強中。

9/3 11:08

イワツメクサ。

9/3 11:14

意外と崖っぷちに立っているのですね。

9/3 11:17

東天狗岳、とうちゃーく。

9/3 11:19

西天狗岳を見ながら昼食を取る。

9/3 11:52

これから歩くルートにワクワクし、

9/3 12:11

振り返れば東西天狗岳もはっきり見え、

9/3 12:13

相変わらず、山頂はにぎわっているようでした。

9/3 12:13

以前、根石岳山荘までは来たが、この先は初めてのルート。

9/3 12:20

鉄階段というよりも、石留め？

9/3 12:23

箕冠山分岐まではあっという間。

9/3 12:25

心地良い平坦なルートを通り抜け、

9/3 12:43

しばらく下って、夏沢峠にとうちゃーく。

9/3 12:44

硫黄岳が目の前に迫ってきました。

9/3 12:58

のぼり返しはきついなあ・・・。

9/3 13:25

ガレていて、歩きにくい。

9/3 13:25

オーレン小屋が眼下に。一度泊まってみたい。

9/3 13:33

青空で気分は最高！。でも初日は身体が重く、足が前に出て行かない。

9/3 13:51

どーんと、爆裂火口。

9/3 13:51

振り返れば、今日歩いてきたルートが・・・。

9/3 14:00

硫黄岳山頂に到着。バテていたのでほぼCT通り。

9/3 14:03

明日の稜線ルートを確認。赤岳は見えないなあ。

9/3 14:04

今日のお宿。硫黄岳山荘は目前。

9/3 14:04

野辺山方面も晴れている。まったく別世界。

9/3 14:05

しかし、何もないねえ・・・。

9/3 14:06

何度見ても自然の脅威を感じさせる爆裂火口。

9/3 14:24

お宿にとうちゃ−く。

9/3 16:56

今日は空いているようです。隣は布団があげられていたので、荷物置きとして使えました。隣にいた22歳の好青年とずっとお話しました。お酒もおいしくいただきました。

9/3 17:06

おいしい夕食。さらにテノール歌手の絹川さんのナマ歌唱のサプライズがありました。

9/3 17:06

魚も煮物もあります。野菜サラダもおいしかった。

9/3 17:43

夕焼けが見えた。感慨深い。

9/3 17:51

雲海がすごい。夜は濃いガスと強い風で明日は早々に下山かと思いました。

9/4 5:17

朝食は5:15から。途中で日の出を迎えました。

9/4 6:20

僅かに残っていたコマクサ。

9/4 6:21

2日目。ガスにまかれながら赤岳に向かいます。

9/4 6:39

山座同定できず・・・

9/4 6:40

40分で横岳に到着。だいぶ晴れてきた。

9/4 6:41

美しい雲海。来てよかった。

9/4 6:58

富士山も拝めました。

9/4 6:59

迫ってくる赤岳。

9/4 7:02

ブロッケン現象に遭遇�　�

9/4 7:03

ブロッケン現象に遭遇�◆�

9/4 7:06

9/4 7:07

9/4 7:10

9/4 7:22

クリア赤岳！

9/4 7:22

これから行く稜線ルートにモチベーションアップ！

9/4 7:40

振り返って三叉峰方面。結構な岩場だけど、歩いている分には余り高度感がなかった。

9/4 7:49

一度泊まってみたい赤岳展望荘。

9/4 7:57

ラスト30分の登りです。

9/4 8:18

赤岳頂上山荘にとうちゃーく。

9/4 8:19

運よく晴れました。山頂はにぎわっています。

9/4 8:21

北アルプス方面は曇りがちのようです。

9/4 8:21

阿弥陀岳方面。時間と体力を勘案し、今回も登らず。

9/4 8:23

青空が綺麗！

9/4 8:35

何よりの登頂記念！

9/4 8:48

あっという間に雲が上がってきたので、下山を開始します。往来渋滞もなく、ドンドン下ります。

9/4 9:00

阿弥陀岳への稜線も綺麗だなあ・・・

9/4 9:05

行者小屋が見えてきた。

9/4 9:05

文三郎道分岐までやってきた。

9/4 9:08

マムート階段をひたすら下る。

9/4 9:44

ほぼCT通りに行者小屋に到着し、しばし休憩。

9/4 10:27

南沢ルートのコケを堪能し、

9/4 10:29

名前がわからないけれど、ピンク色のコケが気になって撮影。

9/4 11:13

近寄っても逃げない鳥に疲れを癒され、

9/4 11:45

美しいのに猛毒のトリカブトを見ながら、

9/4 11:47

ほぼCT通りに美濃戸山荘まで戻ってきました。CT設定が意外と厳しい？

9/4 11:49

美濃戸山荘の冷たい水は美味い！

9/4 11:59

花の名前勉強中。

9/4 12:03

アサギマダラがいた。

9/4 12:04

綺麗な青い花

9/4 12:04

コオニユリ

9/4 12:06

美濃戸口〜赤岳山荘までタクシーが使えない理由がわかった。

9/4 12:35

この橋を渡ると山歩きの終わりを感じ、なぜか切なくなる。

9/4 12:35

こちらは黄色いお花。

9/4 12:49

なんと、ここで昨夜一緒に飲んだ好青年に再会。硫黄岳→東西天狗岳→オーレン小屋→赤岳鉱泉→北沢で戻ってきたとのこと。満足感にあふれた表情でした。

9/4 13:08

それぞれの思い出を乗せた13:20発茅野駅行きです。座席は全部埋まりました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX610 HS Canon

感想

みきちゃん

●昨年、美濃戸口発着の硫黄岳、赤岳周回ルートを歩き、八ヶ岳に魅了されました
●今年は、縦走チャレンジを目標とし、
　�．爛蠅擦此⊆�分の体力に合わせる
　��茅野駅にクルマを駐車し、バスを利用することで時間・費用対効果を高める
　�Ｎ臆�岳山荘に再度泊まる
　ことを念頭において、コースを検討しました。
●結果、思った以上にマイナーな渋御殿湯を出発地とし、そのまま南下して美濃戸口に下山するルートを設定しました。渋御殿湯行きの朝一便は週末しか走っていないため、土曜日出発の制限があることはやむを得ません。(その他、麦草峠出発も検討しましたが、直近で歩いたので今回はパス)
●どのコースも整備されており、道に迷うことはまったくありませんでした。また、予想された団体様との渋滞もなく、行動計画どおりのルート・時間で完遂することが出来ました。
●天候は、当初はやや黒い雲に覆われ、降雨の懸念もありましたが、結果として降雨に至りませんでした。1日目は半袖シャツ、2日目は長袖シャツ＋レインジャケット(防風対策)でちょうどよい塩梅でした。
●硫黄岳山荘：昨年初めて泊まりましたが、あまりの快適さに今年も投宿しました。食事、シャワー、トイレいずれをとっても満足感があり、スタッフもホスピタリティーに溢れていて、居心地のよい場所でした。また、隣り合わせた22歳の好青年とお酒を飲みながらヤマ話、日本経済(勝手に話題をふってごめんなさい)、仕事のことを語り合いました。こんな若くしてヤマを好きになった彼が限りなく羨ましかったですね。