燕岳・餓鬼岳縦走

2016年08月31日(水) ~ 2016年09月02日(金)

• GPS: 52:48
• 距離: 30.4km
• 登り: 2,494m
• 下り: 3,263m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:10

距離 6.8km 登り 1,431m 下り 183m

9:07 中房温泉
9:42 9:44 第１ベンチ
10:19 10:20 第２ベンチ
10:50 10:54 第３ベンチ
11:28 富士見ベンチ
12:03 12:25 合戦小屋
12:46 合戦山(合戦沢ノ頭)
13:28 13:36 燕山荘
13:57 いるか岩
14:13 めがね岩
14:20 14:46 燕岳
14:52 14:54 めがね岩
15:07 いるか岩
15:17 燕山荘

2日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 5:07
• 合計: 13:57

距離 8.6km 登り 823m 下り 909m

4:30 燕山荘
4:49 いるか岩
5:04 めがね岩
5:10 5:30 燕岳
6:06 6:20 北燕岳
7:22 7:24 平
8:12 東沢乗越
9:14 東沢岳
13:30 17:42 餓鬼岳小屋
17:51 18:10 餓鬼岳
18:27 餓鬼岳小屋

3日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:23
• 合計: 8:23

距離 15.0km 登り 240m 下り 2,166m

5:30 餓鬼岳小屋
5:42 5:47 餓鬼岳
6:41 餓鬼岳
6:49 6:55 餓鬼岳小屋
8:31 8:39 大凪山
10:17 最終水場
12:13 12:15 白沢登山口
13:48 13:50 信濃常盤駅
13:53 ゴール地点

2日目の北燕岳付近で道を間違えたので、トラックデータが錯綜している。

天候

8/31；晴れ、9/2-3；晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

穂高駅近くの穂高駐車場に駐車。
入山；穂高駐車場から中房温泉までバス利用（1,700円）
下山；信濃常盤駅から穂高駅までJR利用（240円）

コース状況／危険箇所等

燕岳までは道標、登山道が整備されていて、危険な個所はない。
北燕岳付近で道を間違えたが、縦走路は北燕岳を迂回しているので、北燕岳へは縦走路からピストンになる。
東沢岳から餓鬼岳は岩稜帯、餓鬼岳から白沢登山口までは沢の通過で、ハシゴ、クサリ、桟板などがあり、注意が必要。目印のマークが多数あるので、道迷いの心配はない。

その他周辺情報

信濃常盤駅前のふれあいプラザ大町で入浴（温泉ではありません）ができる。（300円）

写真

8/31 7:52

穂高駐車場から中房温泉行バスに乗車。

8/31 9:08

中房温泉の登山口からスタート。

8/31 9:59

北アルプス三大急登の合戦尾根を登る。

8/31 12:01

合戦小屋に到着。

8/31 12:09

合戦小屋名物のスイカを味わい、元気回復。

8/31 12:35

合戦沢ノ頭付近で、槍の穂先が見えた。

8/31 12:39

常念岳から大天井岳の稜線も見えだした。

8/31 12:45

燕岳山頂や燕山荘が見えてきた。小屋まではあと少しだ。

8/31 12:50

北には、針ノ木岳、蓮華岳、唐沢岳、そして餓鬼岳が見える。

8/31 12:59

有明山はもう眼下に見える。

8/31 13:48

燕山荘の前から見た燕岳。

8/31 13:48

槍・穂の山並みと表銀座の縦走路。

8/31 14:01

燕岳の登りから見た燕山荘。

8/31 14:22

常念岳（左）、大天井岳（右）と燕山荘。

8/31 14:22

前穂、奥穂、北穂、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳のスカイラインはいつ見ても素晴らしい。

8/31 14:22

裏銀座の山々―三俣蓮華岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳（左から）。

8/31 14:22

裏銀座の山々―水晶岳（左）と野口五郎岳。

8/31 14:24

明日登る餓鬼岳。手前の剣ズリと崩壊地が印象的だ。

8/31 14:24

燕岳山頂。後ろに餓鬼岳（右）や北燕岳、針ノ木岳、蓮華岳。

8/31 14:29

ピラミダルな山容の針ノ木岳。後ろは赤沢岳。

8/31 14:30

北には堂々とした立山と剣岳。

8/31 14:30

ブナ立尾根と烏帽子岳。後は、鷲岳、大日岳、獅子岳、鬼岳、竜王岳。

8/31 14:36

槍ヶ岳と西鎌尾根、そしてひときわ存在感のある笠ヶ岳。

8/31 14:42

双耳峰が美しい鹿島槍ヶ岳、その左奥に白馬岳、旭岳、右手前に爺ヶ岳。

8/31 14:44

北燕岳と立山、剣岳、針ノ木岳、蓮華岳。

8/31 14:53

メガネ岩。

8/31 15:10

かろうじて咲き残っていたコマクサ。

8/31 16:00

燕山荘の前にあった畦地梅太郎風（？）石像。

8/31 15:40

昨年登った有明山を見ながら生ビールで乾杯。

8/31 17:51

黄昏の鹿島槍ヶ岳と旭岳（左）。

8/31 17:56

夕日に染まる餓鬼岳と剣ズリ。

8/31 17:58

夕空に浮かぶ富士山、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳。

8/31 18:08

夕日に輝く燕岳。

8/31 18:11

雲に覆われた槍穂の夕景。

9/1 5:02

浅間山の上空が茜色に染まった。

9/1 5:12

富士山の残照。

9/1 5:12

西の空に輝く夕焼雲。

9/1 5:18

四阿山から上る朝日を燕岳山頂から見る。

9/1 5:19

明け方の裏銀座の山々―鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳。

9/1 5:19

朝が明けはじめた槍穂高連峰。

9/1 5:21

暁光の浅間山。

9/1 5:23

曙色の空に浮かんで見える頚城山塊。左から雨飾山、焼山、妙高山、高妻山、黒姫山、飯縄山。

9/1 5:26

これから向かう北燕岳。後には、立山、剣、針ノ木、鹿島槍などの山々が見える。

9/1 5:27

燕山荘と常念岳、大天井岳。

9/1 5:30

朝日が当たる立山、剣岳。

9/1 5:57

北燕岳から燕岳を見る。

9/1 6:42

北燕岳と槍ヶ岳。

9/1 6:44

立山・剣、針ノ木を見ながら東沢岳を目指す。

9/1 6:50

コケモモの赤い実が鮮やかだ。

9/1 6:58

雲間に見える八ヶ岳連山。左から蓼科山、赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠山。

9/1 7:14

雲海に浮かぶ富士山、甲斐駒ヶ岳、白峰三山、塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳。

9/1 6:59

東沢への下降点（平）付近から見た笠ヶ岳。

9/1 7:17

東沢岳（右）から剣ズリ、餓鬼岳へ続く稜線。稜線のあちこちに岩峰が見える。

9/1 7:24

チングルマの穂を見ながら東沢乗越まで約500m下降する。

9/1 7:26

ナナカマドの実が赤く色づいていた。

9/1 7:54

樹間から剣ズリを見上げる。圧倒的な高さと鋭さだ。

9/1 9:13

威圧的に聳える剣ズリと餓鬼岳（右）。

9/1 9:31

岩峰を超えて餓鬼岳を目指す。

9/1 10:16

剣ズリに雲がかかりだした。

9/1 11:59

秋を感じさせるクロマメノキ。

9/1 12:13

ハシゴの連続で、剣ズリを巻いて通過する。

9/1 13:11

剣ズリを振り返って見る。

9/1 13:28

ひっそりと佇む餓鬼小屋に到着。

9/1 14:53

餓鬼小屋から見た餓鬼岳。

9/1 17:51

餓鬼岳の山頂には祠があった。

9/1 17:54

一瞬雲が晴れ、暮れゆく槍ヶ岳が見えた。

9/1 18:13

茜色に染まる餓鬼岳の空。

9/2 4:58

黎明の餓鬼岳と餓鬼小屋。

9/2 5:35

剣ズリと燕岳から大天井岳、そして槍穂高連山の朝。

9/2 5:35

竜王岳、立山、剣岳、針ノ木岳。

9/2 5:38

雲海に浮かぶ双耳峰の鹿島槍ヶ岳。

9/2 5:39

剣岳と八ッ峰。

9/2 5:39

立山。

9/2 5:52

唐沢岳（右）の手前の展望台（左）まで足を伸ばす。

9/2 6:13

展望台から見た槍ヶ岳。

9/2 6:16

展望台から見る餓鬼岳。

9/2 7:43

百曲りの急登を下り、シラビソやコメツガの林を歩く。

9/2 10:33

ハシゴや桟橋が数多くある白沢を下る。

9/2 10:38

沢を渡ったり、滝を巻いたり、きつい下山だ。

9/2 12:13

白沢登山口に到着。さらに信濃常盤駅まで歩く。

9/2 13:24

途中のソバ屋で昼食。

9/2 14:21

信濃常盤駅から大糸線で穂高駅まで戻る。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X5 Canon

感想

ayanao

台風10号が去り好天が期待でたので、以前から登りたかった餓鬼岳に登ることにした。
コースは尾根歩きが楽しめる燕岳から餓鬼岳へ縦走し、白沢へ下山するコース。
途中の東沢岳から餓鬼岳小屋までの丸山新道は岩峰を乗り越えたり、ハシゴや桟橋で迂回したり、かなりハードなコースだった。
出会った登山者は3人だけで、燕岳の賑やかさとは対照的な静かな縦走路であった。
また、餓鬼岳小屋も燕山荘とは対照的な昔ながらの質素な小屋で、懐かしい親しみが持てた。
白沢登山口への下山路も、沢の渡渉やヘツリ、滝の高巻きなど気が抜けないが、変化に富んだコースであった。

コメント

Maie

初めまして？
おはようございます。ayanaoさん

信濃常盤駅から大糸線で穂高駅まで一緒に同行させてもらった者です
レコを見て直ぐに分かりました(^^;

台風一過の貴重な晴天の中、バリエーションに富んだ縦走路
両極端の山（燕岳と餓鬼岳）で予想以上にハードな登山道でしたが楽しかったですね

また何処かでお会い出来たらよろしくお願いいたします。

ayanao

Re: 初めまして？
Maieさん；

コメント有難うございます。
私が3日間で歩いたコースをテントを担いで、唐沢岳にも足を延ばし、2日間で縦走するとは、敬服しました。
確かに、燕岳と餓鬼岳の間は変化に富んだワイルドで静かな登山道で（疲れましたが）気に入りました。
残念ながら、唐沢岳には行けませんでしたが、いつか機会があったら登ってみたいと思います。