記録ID: 958425
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無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
平ヶ岳 長大な稜線と天空の楽園
2016年09月10日(土) [日帰り]
ricefieldspk
その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:44
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,765m
- 下り
- 1,758m
コースタイム
天候 | 登山開始から1800mあたりまでガス、その後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下台倉山までヤセ尾根で急登が多い。それ以降は、緩やかなアップダウンが延々と続く。 水場は3か所あるが、どれも直接飲む気にはなれない。 |
その他周辺情報 | 銀山平、白銀の湯。入浴料650円。 |
写真
感想
平ヶ岳は新潟からの日帰り100名山として、アクセス難、かつ長大なコースのため、おそらく一番難易度の高い山。いつかは行ってみたい山だった。真夏の暑さが和らぎ、太陽の出ている時間的にも挑戦するには良い時期になった。今回つかの間の晴天をつき、満を持して憧憬の山にチャレンジすることにした。
鷹ノ巣登山口までの道中は細かい雨が降り、嫌な展開が予想された。案の定登り初めはガスが立ち込め、しかも高い湿度で不快な登りに。先の見えない展開に心も折れかかる。だが樹林帯を抜けたあたりでガスが引き、というか雲の上に出て、澄み切った青空となり、一転ベストコンディションの登山となる。絶景の稜線を登り、池ノ岳の頂へ。そこで待っていたのは、色付き出した草紅葉に彩どられた高山湿原。疲れも吹き飛ぶのびやかな景観だった。ここから平ヶ岳までの木道は、まさに天空の回廊。吹く風も心地よく、おもわずピクニック気分で歩を進める。
山頂に立ち、しばし休憩の後、奇岩のたまご石へと周回。たまご石側から見る平ヶ岳のスケールの大きい景観はアルプスにも負けない絶景。花も終わり紅葉にも少し早かったが、天候に恵まれ上質な時間を満喫する。
下山は延々と続くアップダウンで、ウンザリするのだが、山とじっくり向き合えて、これはこれで楽しかったりする。
簡単にはたどり着けない山深さ、大きな山容、そして高山湿原と、とても魅力あふれる山だった。
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