富士山 プリンスルートの7合9勺まで
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- GPS
- 09:05
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,050m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:37
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:25
天候 | 晴れ、場所により強風、場所によりガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
水ヶ塚駐車場からバスで富士宮口の5合目へ移動。往復1,800円/大人 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ルート上、特に危険なところはありませんでした。 独立峰なので、強風が吹くと、おそらくほぼ全域が危険です。 |
その他周辺情報 | 御殿場口7合4勺 わらじ館に泊りました。8,500円/大人 2食付き 下山後は山梨のはやぶさ温泉に入りました。100%源泉かけ流し。600円/大人(2時間) |
予約できる山小屋 |
御殿場口七合四勺・わらじ館
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
ツェルト
ストック
カメラ
マスク
アイマスク
耳栓
ブリーズライト(鼻孔拡張テープ)
|
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感想
富士山に行ってきました。
プリンスルートで行くので宝永火口や宝永山を通りました。
この辺りはとても大きく、火山の迫力があり見どころだと思いました。ザレザレで上りにくさが難点ですが。
山小屋にはじめて泊りました。7合4勺にある「わらじ館」さんです。標高3,050mと高い所に位置するので高山病だと思うのですが少し頭痛がしました。妻は吐き気がひどかったようです。夕飯のカレーはとても美味しかったです。オーソドックスな味で、これといった特徴はなく、どこがいいのかよく分からなかったですが、とにかく美味しかったです。スタッフの方も全員とても優しかったので良かったです。
7合9勺でご来光を見れればいいと思ったのですが、残念ながら雲があり見れませんでした。自然の物なのでこれは仕方ないなと思い、山頂を目指すことにしました。すると、「これから山頂へ行くのですか?」と聞かれ、そのつもりでしたので、はい山頂へ行きます。と答えました。ところが、「今まで経験したことがないほどの強風だから、8合目より上に行くのは危険だからやめた方がいい」との事。「ここまでくるのも風で体が振られたでしょ?」と。確かにその通りでした。経験豊富な方のアドバイスは聞いた方が身のためだと思い、残念ですが山頂はあきらめ下山することにしました。
ご来光は見れず、山頂へも行けませんでしたが、宝永山へ行ったり、大砂走りを歩いたり、はじめての山小屋泊をしたりなかなか楽しめました。
初めての富士山は、“富士山に登った”と言うよりも、富士山の側火山である“宝永山を楽しんだ”と言う感じです^^;
今回、初の標高3,000m超え&初の山小屋泊も経験しました。
そして、高山病も…^^;
2ヵ月くらい前に夫から「今年は富士山に登ってみたい!」とリクエストがありました。
“富士山は登るものではなく遠くから見るもの”と思っていた私は、余り気乗りがせず「出来れば行きたくないなぁ…」と密かに思っていたのでした。
いざ登ってみると、富士宮口からのプリンスルートは景色に変化がありお天気良好、宝永山までの砂礫帯もそれ程歩きにくいと言う感じではなく、眺めも雲海も素晴らしく、「来て良かった〜!」と思える瞬間でした。
しかし、馬の背を越え御殿場ルートに合流すると次第に足取りが重く…。
標高3,000mを越え、目の前に七合目が見えるころには、足取りも次第に牛歩に…。
その日宿泊する山小屋「わらじ館」も目の前に見えるのに、中々着かない^^;
足が上がらない。
やっとの思いで小屋に着くなり、安心したのか大きなアクビを連発、眠い上に気持ち悪いと言う二重苦状態になりました。
私「これ、いわゆる高山病かな?」
夫「高山病は、直ぐ寝ちゃだめだよ。高度順応するために1時間くらいは起きていないと。」
私「でも、凄く眠いし…気持ち悪い…。あ〜、ツラい!!」
小屋に着いてすぐ、胃薬と一緒に頭痛薬を飲んだおかげで、頭痛が無かったのがせめてもの救いでした。
気持ち悪さは夕方になっても取れず、楽しみにしていた夕飯のカレーライスも食べられず、悲惨な夜になりました。
早々に翌日の山頂アタックは断念し、夫ひとりで行ってもらうことに。
消灯の8時を迎えるころには、気持ち悪さも少しずつ取れて復調傾向に。
翌朝はご来光を拝もうと強風の中待ちましたが、お出ましにならず残念でした。
下山し、登山口からシャトルバスに乗って駐車場まで帰るのですが、これがまた地獄でした。
ふだん乗り物酔いしない方なのですが、「弱り目に祟り目」「泣き面に蜂」とはこの事ですね。
あと1分乗車時間が長かったら、事を起こしていたかも…^^;
今回の登山で、いろいろ勉強になりました。
気乗りしないと言う気持ちが、多少なりとも心理面で影響していたかもしれません。お山に行く時は、前向きに行かないといけませんね^^;
また、水分摂取が少なすぎました。真夏の暑さではなかったのと途中トイレが無かったので、分かっていたけど、水を控えてしまいました。
小屋泊で通常よりもザックが重かったので、ふだんよりも疲れたかも。もっと体力付けないと!
家に帰った翌日の夜は、しっかりカレーライスを頂きました♪
しかも…カツをトッピングして!
美味しかった〜^^
最後に、「わらじ館」のスタッフのみなさんがとても親切で助かりました。
何度も声をかけて下さり、心強かったです。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
コメント
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