当麻岳 - 北鎮岳 - 中岳

2016年09月12日(月) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,085m
• 下り: 1,075m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:36
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:31

距離 19.1km 登り 1,085m 下り 1,087m

7:26 姿見駅
8:43 8:45 裾合平
9:31 10:01 当麻乗越
11:55 安足間岳
12:09 12:10 比布岳
13:04 13:16 北鎮岳
13:27 北鎮岳分岐
13:42 13:43 中岳
13:57 中岳分岐
14:14 14:23 中岳温泉
14:54 裾合平
15:56 姿見駅
15:57 ゴール地点

天候

晴れ（時々ガスあり）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

4時に札幌を出て東川町のセブンで朝ごはんと昼ごはんを調達。旭岳ロープウェイ駐車場手前の町営駐車場を利用。7時前で既に6〜7割程度の駐車。
町営駐車場のトイレは施錠されていて使用できず。
7時15分発のロープウェイは10名位。

コース状況／危険箇所等

　久々の登山道歩き。靴擦れが心配だったが自分は特に違和感無く大丈夫だった。でも相方は新調の登山靴…。くるぶしが微妙に当たっているようで苦戦していた。でも，皮が剥けるものではなかったが，今後の対策が必要な感じ。

　登山道は，まあ概ね良好だが中岳温泉から裾合分岐間の木道が劣化が進み，所々で腐り落ちていて大変危険。そのせいもあってか，先行者は転倒していた。写真を撮ることに気を取られせいもあるが…。これからの紅葉シーズンで通過は要注意。

　気になっていたピウケナイ川も特に際立った増水は無く，飛び石でクリアできた。が，先行していた60歳後半から70歳前半と思われる長靴を履いた方は通過できず，水量が減る1週間後にでもまた来ると言ってロープウェイに戻られて行った。すごく慎重な方だった。自分らは，その歳になったころ同じ場面で，どんな選択をするのだろう？と，しばし考えさせられた。

　ロープウェイを降りたら皆，旭岳方向を目指していた。裾合平方向を選んでいるのは少数のよう。

　当初は，愛別岳にも足を延ばそうかと思っていたが，相方のくるぶし痛と安足間岳から愛別岳への稜線はガスに覆われていたこともあってパス。山行中，ピウケナイ川で1名と会ったのみだったが，愛別岳から北鎮・中岳温泉間では20名以上とスライドした。端境期にしては多いのだろうか？もう，ダウンを着ている方も数名。何組かにピウケナイ川の水量を問われる。皆，気にしているよう。

　紅葉は，まだまだ。一部でウラシマツツジとチングルマが紅葉を始めている。と言ったところ。でも気温が下がると一気に色付くのだろう。翌日（9/13）は，ロープウェイ駐車場から旭岳に登ろうかと思っていたが，雲天と相方の靴が合わずだったこともあってチェックアウトの時間まで，ゆっくりと宿で過ごした。

　また今月中に，もう一度，紅葉を観に大雪山を歩きたい。

その他周辺情報

下山後は，湧駒荘（泊）へ

写真

9/8 21:00

「四国沢紀行」を入手。これで帰省の際の楽しみが増えた。

9/12 7:26

ロープウェイ山頂駅で届を済ませ，紅葉期のお決まりコースへ向けスタート。

9/12 7:42

夫婦池に映る旭岳や

9/12 7:45

エゾオヤマリンドウを観ながら

9/12 7:48

まずは，当麻岳に向かって行く。紅葉は，まだまだのよう…。

9/12 7:58

途中で，巨大なナキウサギ。

9/12 8:11

所々，高山植物の流失防止用と思われる養生がされていた。

9/12 8:12

キバナシャクナゲ

9/12 8:17

当麻岳が近づき，北鎮岳も見えてきた。

9/12 8:39

振り返ると旭岳方向にガスが掛かり始めている。ここもチングルマ紅葉は，始まる前…。

9/12 8:45

裾合分岐のレリーフを見て，歩を進めて行く。

9/12 8:57

一部で登山道は水没。でも少しの区間だけ。

9/12 9:07

沢の音が聞こえると，ピウケナイ沢のサインあり。ここで先行の方と会った。流れが深く，厳しいから引き返すとのこと。不安がよぎる…。それなら自分らは靴を脱いで渡ると言って沢に下りるも，

9/12 9:10

飛び石をつたって渡ることが出来た。その方も下りて来て，再度，渡ろうとしたが沢の中間の石まで来たが，無理はしないと戻られて行った。

9/12 9:22

当麻乗越に上がって行く左手に若干の色付きが見え

9/12 9:31

階段を登り切ると

9/12 9:33

当麻乗越に到着。しばし休憩し，相方は靴を脱いで足のメンテにいそしむ。

9/12 9:36

沼の平の紅葉も，まだまだ…。休憩中，当麻岳に登って行く1名が居た。おそらく自分らと同時刻に出発された方だと思う。

9/12 10:02

少しどす黒くなったウラシマツツジを縫って当麻岳に登って行く。

9/12 10:40

後ろの沼の平もガスに呑まれて行くが，

9/12 10:46

当麻岳の稜線が，ガス止まりのよう。

9/12 10:48

イワギキョウ

9/12 10:49

右手の裾合平は見えるが旭岳は雲（ガス）の中。

9/12 10:51

行程中，一か所に山親爺の落し物。先行者は分からずなのか，思いっ切り踏んづけていた。

9/12 10:58

しばらく歩を進め振り返ると沼の平のガスも消えて

9/12 11:11

左手には永山岳。

9/12 11:25

右手には，大塚と小塚を眺めながら，

9/12 11:36

安足間に向かって登って行く。ここで山泊装備の1名とスライド。ピウケナイの水量を問われ，大丈夫と伝える。

9/12 11:52

安足間岳を通過し，

9/12 11:56

また，ガスが出はじめ，足元を注意しながら切り立った稜線を進んで

9/12 12:03

愛別岳分岐。何度か行ったこともあるし，ガスの中は行きたくないしで

9/12 12:09

愛別岳は今日はパス。直進し比布岳もスルーして，

9/12 12:11

鋸岳に向けて下りて行く。

9/12 12:29

比布岳と鋸岳のコルから鋸岳と北鎮岳方向。

9/12 12:35

鋸岳は，ウラシマツツジの紅葉が見事なのだが，今日は少しだけ…。

9/12 12:59

鋸岳をトラバースして北鎮への登り。秋空が気持ち良い感じ。

9/12 13:04

ほどなく北鎮岳に到着。

9/12 13:04

北鎮岳の標識と円盤。バックは安足間，比布、鋸。

9/12 13:05

北鎮岳から大雪山のお釜を望む。今日もお釜のどこかに親爺が居るのだろう。

9/12 13:19

ごはん休憩し，次の中岳に向かって下りて行く

9/12 13:35

その途中，おなじみの彫刻？を観て

9/12 13:41

中岳から見るお釜。

9/12 13:44

見上げると太陽に暈がかかっていた。天気が崩れるのだろうか？

9/12 13:56

中岳分岐は右に入り

9/12 14:08

朝から歩いた当麻岳の稜線を正面に見ながら

9/12 14:16

中岳温泉に下りて行く。7〜8人の姿が見える。

9/12 14:23

今日は，時間も無いので中岳温泉の源泉と，

9/12 14:25

サインを確認して，手だけ温泉に浸けて，スルー。

9/12 14:35

ミヤマリンドウ

9/12 14:40

右手には，裾合平から当麻岳の斜面。紅葉すると真っ赤になるのだが…。

9/12 14:41

中岳温泉から裾合分岐間で，木道の劣化破損が多数。鉄杭のみ出っ張っているところもある。

9/12 14:44

左手は旭岳とチングルマ畑。ここの見頃は何時なのだろう？

9/12 14:54

一周を終えて，裾合分岐を左に折れ，ロープウェイを目指す。

9/12 15:48

夫婦池越しの旭岳は山頂がガスに覆われている。この辺りは，観光客が多い。

9/12 15:56

ちょうど，16時発のロープウェイに間に合った！

撮影機器：

Canon EOS M2 Canon

SO-03D Sony Ericsson

コメント

regacyken

ピュウケナイの渡渉
はじまして　umesanさん
このコースは、登山を始めた15年以上前から　6月と　当麻岳から見る、裾合の紅葉は好きで紅葉の時期によく通ってました。
　大雨での増水で仲間の女性の渡渉が心配で様子見でしたが、レコにより、今週末に友人を連れ行けそうな状況が分かりました。ありがとうございました。

umasan

Re: ピュウケナイの渡渉
regacykenさん，こんばんは。

　このルート，自分もお気に入りで紅葉時期に何度か行っています。ピウケナイ沢は，思いの外，水量が少ないと感じました。足腰と度胸？がしっかりしていれば全く問題なく，最悪，靴を脱いで渡っても深いとこでも膝下くらいです。
　
　行程中，下界に見えた忠別ダムは，土色をしていました。よっぽどの大雨で土砂が流れ込んだのでしょう。

　紅葉の進んだレコ，楽しみにしています。星の写真，綺麗ですね。