チャレンジ!親不知〜朝日小屋(泊)〜祖母谷温泉(泊)〜八方黒菱


- GPS
- 27:41
- 距離
- 76.3km
- 登り
- 8,131m
- 下り
- 6,712m
コースタイム
- 山行
- 9:21
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:17
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:30
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:36
沿面距離(GPS) 30.0km
累積標高差(気圧高度計) +3,615m、−1,633m
歩行時間 9時間16分 +休憩 1時間2分 =全行程 10時間18分
標準コースタイム 21時間55分
短縮率(休憩抜) 42.3%、(休憩込) 47.0%
02:20 栂海新道登山口−−− [ 0:49 (2:00) 41%]- 予定より20分遅れでstart
03:09 二本松峠−−−−−− [ 0:37 (2:00) 31%]-
03:46 尻高山−−−−−−− [ 0:23 (0:40) 58%]-
04:09 坂田峠−−−−−−− [ 0:27 (0:50) 54%]-
04:36 919m地点 8分休憩−− [ 0:55 (2:00) 46%]- 休憩8分(シキ割の水場で)
05:39 白鳥山 6分休憩−−− [ 0:52 (1:30) 58%]-
06:37 菊石山−−−−−−− [ 1:04 (2:00) 53%]-
07:41 栂海山荘 12分休憩−- [ 0:07 (0:15) 47%]-
08:00 犬ヶ岳 3分休憩−−− [ 0:46 (2:40) 29%]- 休憩3分(北俣の水場で・地図より往復CT+10分)
08:49 サワガニ山−−−−− [ 0:42 (1:40) 42%]-
09:31 黒岩山 22分休憩−−- [ 1:57 (4:40) 42%]- 休憩22分(黒岩平手前の沢で)
11:50 吹上のコル 11分休憩- [ 0:19 (1:00) 32%]-
12:20 朝日岳−−−−−−− [ 0:18 (0:40) 45%]-
12:38 朝日小屋
【2日目】朝日小屋〜祖母谷温泉
沿面距離(GPS) 30.0km
累積標高差(気圧高度計) +1,864m、−3,182m
歩行時間 7時間52分 +休憩 1時間38分 =全行程 9時間30分
標準コースタイム 16時間
短縮率(休憩抜) 49.2%、(休憩込) 59.4%
05:36 朝日小屋−−−−−−−− [ 0:28 (1:00) 47%]-
06:04 朝日岳 4分休憩−−−− [ 0:23 (1:10) 33%]-
06:31 水平道分岐 10分休憩−−- [ 1:19 (2:30) 53%]- 休憩10分(水場と2446m付近で)
08:00 雪倉岳 5分休憩−−−−− [ 0:13 (0:30) 43%]-
08:18 雪倉岳避難小屋−−−−− [ 0:29 (1:00) 48%]-
08:47 鉱山道合流地点−−−−− [ 0:26 (1:00) 43%]-
09:13 三国境−−−−−−−−− [ 0:21 (1:00) 35%]-
09:34 白馬岳 10分休憩−−−−- [ 0:05 (0:10) 50%]-
09:49 白馬山荘 51分休憩−−−- [ 1:06 (1:40) 66%]- michaelさんと合流、大休憩
11:46 清水岳直下−−−−−−− [ 0:54 (2:00) 45%]-
12:40 不帰岳避難小屋 18分休憩- [ 2:08 (4:00) 53%]-
15:06 祖母谷温泉
【3日目】祖母谷温泉〜八方黒菱駐車場
沿面距離(GPS) 20.7km
累積標高差(気圧高度計) +2,239m、−1,542m
歩行時間 6時間37分 +休憩 1時間1分 =全行程 7時間38分
標準コースタイム 14時間50分
短縮率(休憩抜) 44.6%、(休憩込) 51.5%
05:35 祖母谷温泉−−−−−−− [ 1:26 (2:40) 54%]-
07:01 南越峠−−−−−−−−− [ 0:29 (1:10) 41%]-
07:30 餓鬼ノ田圃 12分休憩−−- [ 1:06 (2:50) 39%]- 休憩12分(餓鬼ノ田圃手前で)
08:48 餓鬼山 19分休憩−−−−- [ 0:34 (1:40) 34%]-
09:41 大黒銅山跡−−−−−−− [ 0:08 (0:15) 53%]-
09:49 水場往復 8分休憩−−−− [ 1:34 (2:40) 59%]- 休憩8分(沢で)
11:31 唐松岳頂上山荘 22分休憩- [ 0:44 (2:00) 37%]- 休憩22分(2200m辺りで13分、山荘で9分)
12:37 第3ケルン−−−−−−− [ 0:18 (1:00) 30%]-
12:55 八方池山荘−−−−−−− [ 0:11 (0:20) 55%]-
13:06 鎌池−−−−−−−−−− [ 0:07 〈0:15〉 47%]-
13:13 八方黒菱駐車場
【3日間合計】
沿面距離(GPS) 80.7km
累積標高差(気圧高度計) +7,718m、−6,357m
歩行時間 23時間45分 +山行中休憩 3時間41分 = 27時間26分
標準コースタイム 52時間45分
短縮率(休憩抜) 45.0%、(休憩込) 52.0%
・()内は山と高原地図のコースタイム
・〈〉内は師匠ソフトで出したコースタイム
・horikoの通過時間です
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
start:親不知 栂海新道登山口 goal:朝日小屋(宿泊) 2日目(kurosukeさん・horiko・白馬山荘でmichaelさんと合流) start:朝日小屋 goal:祖母谷温泉(宿泊) 3日目(kurosukeさん・michaelさん・horiko) start:祖母谷温泉 goal:八方黒菱駐車場 |
写真
感想
当初はもっと大所帯の予定であったが栂海新道はhorikoさんと2人、白馬からマイケルさんと3人となりました。
天気が安定せずどうなるかと思っていたが雨具を使うこともなく展望に恵まれ計画通りに歩くことができました。
北陸新幹線で前日早々に糸魚川に入り親不知観光ホテルで十分睡眠でき準備万端です。
早朝出発予定のため夕食を早めに取りたく糸魚川のきときと寿司としたのが正解でした。
富山のお魚は本当においしいです。
午前2時過ぎに登山口より登り始めると前日雨が降ったように道が濡れていて早くも靴が汚れる。
空に星が輝いているはずであったが曇っている。
出だしは蒸し暑かったが坂田峠を越えると小雨が降りだした。
まずいと思ったが雨具を着るほどでもなくかえって涼しくありがたかった。
しかし尾根に上がるころ天候がだんだん回復してくる。
horikoさんのスピードで快調に登っていく。
シキ割の水場で補給し白鳥小屋で休憩する。
犬ヶ岳はまだ雲の中であるがこれから向かう尾根は見渡せる。
ブナの森を堪能し栂海山荘に到着。
登山者は一人もいない。
北叉の水場はすぐ近くで冷たくておいしい水でした。
黒岩平の前ではじめて登山者2名とすれ違う。
黒岩平でゆっくりと休憩する。
山でのリンゴはおいしい。
登っていくと登山者1名(栂海山荘宿泊で朝日小屋宿泊)を追い越す。
予想よりかなり早く吹上のコル到着。
horikoさんも昨年来たところなのでスピードアップ。
朝日岳から小屋が見えてきたところからお先に駆け下らせてもらいました。
なんと3年前にHanameizanさんと来た時と変わらない時間で到着しました!
部屋は二人で個室をご用意いただきました。
水場で着てきたものを水洗いし身体を拭いたのでまるで入浴した気分でした。
小屋の前のベンチでビールを飲んでいると、黒岩平で抜いた登山者が到着ししばらく楽しく談笑できました。
今年もおいしい夕食をいただき早めに寝ました。
朝日小屋のトイレが水洗となり洋式にはなんとウォシュレットが付いていました。
2日目:
天気は朝から晴れていて白馬まで見渡せます。
燕岩の水場で補給し快調に登ります。
稜線からは富山湾まで見渡せるほど天気が良く昨年の強風がうそのように風もなく穏やかです。
白馬には予定より早く到着し白馬山荘の手前でマイケルさんと遭遇。
10時からの山荘のティータイムを待ってケーキセットで休憩。
後は祖母谷への下りだけ。
剣を見ながら清水岳に向かって下ります。
ホシガラスが松ぼっくりを取るのに忙しそうです。
お花畑の草紅葉を見ながら快適に下ります。
飽きるころ不帰岳避難小屋に到着し水を補給。
大きいブナの森を味わいながら下ると沢を横切るところで道の悪いところもあり注意しながら下ります。
予定の時間で登山口に到着。
祖母谷温泉では一部屋いただき、洗濯機に着ているものを入れ、すぐに入浴させていただき、その後ビールで乾杯!
翌朝早いので朝食をおにぎりにしていただく。
持ってきたウィスキーを少し味わい早々に就寝。
3日目:
おにぎりを暖かいお茶でいただく。
今日の天気も悪くなさそう。
昨日下りてきた登山者が歩いて30分くらいのところで地蜂にさされたそうで注意しながら歩く。
結果的には誰も被害に会わず通過。
最後の水場でコップ1杯ずつ飲み黙々と登る。
意外に早く餓鬼の田圃のコルに到着。
休憩し餓鬼山を目指すと左側のブナの木の上で熊がガサガサしているので、大声を出すと下りてきて逃げて行った。
餓鬼山は見晴らし良く休憩する。
先に鉱山跡まで下り沢の水場で待つ。
待ってもマイケルさんが来ないので先に行ったようなので追いかける。
しばらく登ると上からマイケルさんの声がして3人で一緒になる。
唐松岳頂上山荘の見える峠のようなところで休憩。
唐松岳頂上山荘のベンチで休憩していると急にガスって来て登ってきた方向が見えなくなった。
黒菱までは各自駆け下ることにした。
私は八方のリフトの茶店でソフトクリーム300円をいただく。
予定よりもかなり早く黒菱駐車場に到着。
その後温泉に入った後、外は土砂降りでした。
なんて運がいいんでしょう!
天気予報があてにならず心配でしたが3日間雨に打たれることもなく穏やかな天気で無事に予定通り全区間歩けました。
誰も故障することなく歩けたのは普段のトレーニングの成果でしょう。
3日間のコースとしては変化に富んでいて朝日小屋と祖母谷温泉をつなぐ楽しいものでした。
朝日小屋のゆかりさんと祖母谷温泉の女将さんが知り合いということも今回知りました。
また、違う時期に行ってみたいと思います。
2ヶ月前から楽しみにしていましたが、当日はあっと言う間にやってきました。
kurosukeさんには、丸3日間以上、こんな稀にみるポンコツの面倒をみてもらって、
本当に感謝感謝です。おつまみ、果物、パンなどなど、食べ物も沢山いただきました^^;
初日は予定よりかなり早めに朝日小屋に着いて、夕飯までの4時間、
小屋の前でビールを飲みながら、のんびり過ごせて贅沢な時間でした。
人生で、小屋泊2回目(1回目も去年の朝日小屋)ですが、朝日小屋は、
綺麗にお掃除されてて、お料理も手作りで美味しくて、ゆかりさんの人柄も素敵で、
居心地すばらしいです。とてもよく眠れました。
2日目、白馬山荘までは去年歩いた道のりですが、今回は天気がよく(去年は途中から強風)
白馬岳まで綺麗な稜線を見ながら歩けて幸せでした。やっぱり稜線歩きが1番楽しいです。
山荘でmichaelさんと合流して、楽しみにしてたケーキセット堪能して大休憩。
以降、清水尾根は下り基調になるのと、足場が悪いとこもあるので、お2人には
何度も待ってもらいながらでした。スミマセンでした(T_T)
下りの下手クソっぷりに猛省です。祖母谷温泉は、女湯は貸切で本当に気持ちが良かった!!
3日目、昨日の足手まといっぷりを挽回したかったけど、開始15分くらいでルートミスし、
さらに迷惑指数を上げてしまい意気消沈。kurosukeさん先頭で引っ張ってもらって、
予定より早めに唐松岳頂上山荘に到着。山荘で振り向くと、真っ白なガス。
登ってる間は全くガスなかったので、凄いタイミング!黒菱までは各自、ということで、
当たり前だけど、山荘でアイス休憩してたkurosukeさんより遅れて、最後に駐車場に到着。
上下ゴア雨具と防寒も持っていったけど、結局使うことなく、天候に恵まれた3日間でした。
下りは大反省ですが、初めて歩いたところだらけで、どこ歩いてても楽しかったです!
kurosukeさん、michaelさん、ありがとうございました!!!
-----------------------------------------------------------
■山行中に摂取した水と行動食(曖昧な記憶)
1日目:水3.7L(1.2L+1L+500ml+1L)、行動食1800Kcal
2日目:水2.5L(500ml、800ml、600ml、600ml)、行動食1500Kcal
3日目:水2.3L(1.2L+800ml+ジュース280ml)、行動食1100Kcal
白馬岳から合流させてもらいました。
10時30分に白馬山荘予定でしたが、お互い30分程度巻いていてどんぴしゃのタイミングで合流できました。
清水尾根は、気持ちのいい尾根で、花の季節に来れば最高の場所だと思います。不帰岳避難小屋手前あたりから樹林帯となりますが、なかなか高度が下がらず下山というより縦走路のような尾根です。これはちょっと誤算でした。
百貫の大下りは、一気に高度を下げていきますが、稜線を巻く道が多く、崩れているところが多々ありました。倒木もありスピードアップも厳しい下降路です。
途中で右足薬指の爪が痛くなり、絆創膏などで手当てしましたが、祖母谷温泉の露天風呂で見たら黒く死んでしまいました。
翌日の歩きには影響なく、済みましたが、今年2本目の爪死にです。
祖母谷温泉は、山深い旅館のような所で快適でした。部屋に商用電源がありますし、きれいな便所やリーズナブルな缶ビール。そして洗濯洗剤まである2槽式洗濯機。温泉は加水してあるにもかかわらずかなり熱かったですが、泉質は最高です。
夕飯も手作りのものが多くボリュームもあってお腹いっぱいになりました。
DoCoMoの携帯電話は電波が通じませんでした。
翌日は、ヤマテンの予報が外れ、雨も降らず済みました。祖母谷温泉から厳しい登りで、お二方には遅れながらでしたが、なんとか計画通り唐松岳頂上山荘に到着。一気に黒菱まで駆け下ることができました。二日経っても筋肉痛がとれません。
kurosukeさん、horikoさん楽しい二日間をありがとうございました。
マイケルレコはこちら↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-960948.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
kurosukeさん、michaelさん、horikoさん、こんばんは。
私は栂海新道を何年か前のお盆に下りで使いましたが、暑くてバテバテで、とてもたいへんだったので、この計画を拝見した時は結構厳しい山行になるかと思いましたが、楽勝だったようですね😱
また行くときは残雪のシーズンかと思っていましたが、秋もいいですね。
shigetoshiさん、おはようございます。
栂海新道は、前回はhanameizanさんと一緒だったので速かったのかと思っていましたが、今回も同じ時間なので荷物が軽ければそんなに走らなくても十分1日で行けることが証明されたようです。
いつ行っても良いルートですね!
kurosukeさんは、終始、余裕な雰囲気でしたけど、私は全然楽勝ではないですよ!!
shigetoshiさんが歩いたお盆頃よりは気温も低いだろうし、雨も降らず、
いい具合に曇ってるけど、ガスはでなくて、丁度いい気候でした。
暑がりなので、それでも標高上げるまでは汗だくでしたけど、、、
私も涼しい季節にまた歩きたいです^^
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する