蕎麦粒山(棒杭尾根〜仙元尾根)
- GPS
- 06:25
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 2,061m
- 下り
- 2,092m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:19
歩行Data(GPS+10mメッシュ標高)
水平距離、標高差(+, -)
14.8km, +1,279m, -1,266m
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路)浦山大日堂先の渓流荘下BSから秩父市営バス(ぬくもり号300円)、西武秩父線で池袋経由千葉へ 秩父市営バス・ぬくもり号 http://www.city.chichibu.lg.jp/2056.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険を感じる場所はないですが、特記事項のみ列記します: <倉沢林道> ・倉沢林道は小一時間だが舗装路はほとんど無く砂利道歩きで渓流や滝の傍なので飽きずに歩ける。 ・魚留橋の先で車道は自然に還りつつあり崩壊や倒木あるが通過に支障はない。 ・車道終点から左上(写真#12)に進むが程なく行き止まり。左のここ(写真#13)は滑る岩で苔むしてるがルートで正解。3mほど登ると左折でルートあり。 <棒杭尾根> ・その先は分岐が幾つかあるが基本尾根筋の登り。後半は針葉樹林と広葉樹林の間の尾根を辿れば間違いない。 ・「棒杭ノ頭」周辺の稜線歩きは一部岩を乗り越えるシーン(写真#22)あり、手を添えて慎重に。 <仙元尾根> ・仙元尾根から下り標高1300mくらいまではルート分かりづらい箇所あり。踏み跡も乱れているが、下の尾根筋を探しながら下れば問題ない。 ・その先も踏み跡薄い箇所あり要注意。 ・私はP1167手前を右に下るところ稜線歩きのピンクテープに釣られ続けてみた。少々アップダウンあり時折岩っぽい箇所もあるが明るくて気持ち良い。しばらく先で右に降りルート復帰。 ・その先、針葉樹林帯のトラバースは薄暗くて歩きづらい。 ・高圧鉄塔が4か所出てくるが降り口がこの時期繁みで見つけづらい。それらしきところを降りて違ったらぐるっと回って探すはめに。 ・急降下のZig Zagが出てきたら下山口(浦山大日堂)は近い。 |
その他周辺情報 | ・浦山の渓流荘のお風呂100円(秩父市老人福祉センターだが一般にも開放してくれている)。自宅の風呂の3人用な感じで石鹸しか置いてないが汗を流せるのはとてもありがたい。風呂上りに管理人さん手づくりのツマミを頂きながらお話しさせてもらえた。バス停は渓流荘下1分(浦山大日堂の次)。 |
写真
感想
折角の3連休に秋雨前線停滞でガッカリしていたら、土曜だけ晴れマークが出たので歩きたかった棒杭尾根と仙元尾根を繋いで歩いてきました。
倉沢BSから車道歩き小一時間ですが、アスファルトと違い砂利道の登り基調で、右に高度感のある渓流や滝が連続しているので、飽きることなく歩けました。
魚留橋の前後は一部車道が自然に還りつつある(崩壊)状況で倒木があったり歩きづらいですが通行には支障ありません。
棒杭尾根は前半が車道歩きなだけに急登ですが、難所もなく稜線への到着は早い気がします。広葉樹林帯もいい味を出しており静かでよいコースと思いました。
仙元尾根の下りは確かにルート見つけづらい箇所が幾つかありますが、GPS無くてもガスにまかれない限り稜線みながら修正は効くので、中盤の広葉樹林帯のノンビリ歩きを楽しむだけでも価値があると思いました。
浦山の渓流荘(老人保養施設)のお風呂(といっても3人くらいで一杯ですが)で汗を流して帰ります。地元の方が入ってらしたので色々話が聞けました。杉を1本切り出しても1000円にもならないので若者がどんどん減っていること(奥多摩(東京)は補助金が出てる?からまだマシ?)、冬は積雪で車が出せない朝が何度もある、と大変な状況らしいです。
風呂上り、この辺は自販機無しとのことで、渓流荘でお水(山水は美味い!)を数杯頂きながら、管理人のオバ(ア)サンが、まあゆっくりしていってくださいよ言ってくれ、しばし手作りの惣菜を頂きながら色々話が聞けました。管理人さんは浦山で生れ育ったこと、昔はこの辺もワサビをやっていたこと、春は福寿草で賑わうこと、今は孫が遊びにきてくれるのが楽しみ、などなど、浦山の方々の想いが聞けよかったです。
西武秩父まで「ぬくもり号」(300円)に揺られ半時間で到着。
名物の「豚みそ丼」をトライと思って「野さか」さんに行きましたが15:00迄、それも肉が無くなったら終わり、と昼時限定らしい、残念。
棒杭尾根、仙元尾根と歩きたかったルートを歩けたこと、
思ったより早く稜線に出れたので、久しぶりに蕎麦粒山まで行けたこと、浦山の皆さんが暖かく地元情報を提供してくれたことはとても印象的でした。
また機会をみて浦山の方々とふれあいに来たいです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こういうコ−スもあるんですね。
酉谷山へ向かうコ−スをいろいろ考えていましたが、このコ−スはいいですね
日原鍾乳洞からのコ−スがダメになってから悩んでましたのでありがたいです。
しかし、マイナ−ル−トも開拓されていますね
コ−スタイムもそこそこでかなり復活されたようで良かったです
momohiro先輩、メッセージありがとうございます。
酉谷周辺も静かな歩きができてよいですよね、私も次は秩父方面から登ってみたいと思っています 。
このコースもなかなか楽しめましたよ。棒杭尾根はバリまでとはいかないまでも、やはり点線コース。仙元尾根は実線ながら踏跡外すとバリの雰囲気。長沢背稜で2組と会った以外は、両方の尾根コースとも誰にも会わず静かな歩きが楽しめました。
ただ、先輩だと少し歩き足りないかも。その場合は浦山口駅まで歩くとか、大持山の西尾根を登ってしまう、とかもあり かもしれませんね
まだ左の股関節がパキパキ痛いですが、騙しだまし何とかですね 。
拙者も長沢背稜(蕎麦粒山)や仙元尾根を歩きたいと思って、赤線まで引っ張っているのですが、ご存じのような状況に陥ってしまい、来年まで無理かなぁ・・・と。
歩けるとはいえ、雨が多くて道は荒れているようですね。
東京でこんな具合だから、北海道の山道や林道は大荒れでしょうね。
大日堂に下るとぬくもり号に乗って秩父に戻るのが大前提ですから、あまり無理は出来ませんね。
その点、このコースだと南から北へとほぼ一直線ですからとても効率的。
拙者ももし歩く機会があれば渓流荘でお風呂に入る時間も組み入れたいと思います。
秩父の過疎化については、拙者が毎年11月3日に交流する機会のある吾那神社の氏子の皆さんも、よく口にされます。
隊長
隊長、こんばんは。
隊長も狙ってらっしゃる山域だったのですね、多少ともお力添えできてよかったです。
なかなか時間かかるかもしれませんが、焦らずじっくり養生ください。
隊長の果敢なレコはしばらく我慢しています
北海道や東北は今年は台風続きで大変ですよね、関東はこれでもかすってる感じ。
浦山はひっそりとした山村でしたね、渓流荘は地域の老人の集いの場所(風呂も開放してる)なんですね。管理人さんが今日は老人の集まりがイマイチなんですよ〜と寂し気におっしゃってました。隊長も訪問時によかったら色々話したげてくださいませ。
吾那神社の11月3日ですか?レコで昼から宴会の図を見たことがある気がしますが勘違いかな。木曜ですが祝日ですね、う〜ん 関東周辺でもそうだと地方はもっと大変な感じですね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する