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記録ID: 96333
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ハイキング
丹沢

雨乞岳と鍋割山

2011年01月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:12
距離
17.1km
登り
1,347m
下り
1,346m

コースタイム

7:42 大倉バス停
8:26 雨乞岳
8:42 大倉高原山の家
8:51 見晴茶屋
9:27 二俣
11:36 小丸尾根分岐 11:44
12:24 鍋割山 13:24
14:49 後沢乗越
15:20 本沢(鍋割山荘歩荷ポイント)
16:54 大倉バス停

左膝が痛くなり、それをかばいながらゆっくりゆっくり必死に歩きました。コースタイムは参考にならないでしょう。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
小田急線渋沢駅から大倉行きバスに乗って約10分
コース状況/
危険箇所等
雨乞岳へのルートや見晴茶屋の下の水無堀山林道は一般登山道ではない。足を踏み入れる場合は自己責任で。特に、見晴茶屋から水無堀山林道の間は、斜面も急なうえに大きな崖があり、足元が崩れやすい踏み跡をおっかなびっくりあるくことになった。危険です。
新松田発寄行きのバスを逃したため大倉にやってきた。登山者の数は少ない。
2011年01月23日 07:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 7:42
新松田発寄行きのバスを逃したため大倉にやってきた。登山者の数は少ない。
大倉からは西山林道方面(鍋割山方面)へと進む。今日の初めの目標である雨乞岳(左の低いピーク)が見える。
2011年01月23日 07:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 7:46
大倉からは西山林道方面(鍋割山方面)へと進む。今日の初めの目標である雨乞岳(左の低いピーク)が見える。
西山林道に出た。雨乞岳へは、赤い看板の右側から尾根に取り付き、尾根をそのまま登れば良いのだが、今日はここからは登らない。この先の作業道が気になっているから。
2011年01月23日 07:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 7:57
西山林道に出た。雨乞岳へは、赤い看板の右側から尾根に取り付き、尾根をそのまま登れば良いのだが、今日はここからは登らない。この先の作業道が気になっているから。
100mほど林道を北に歩けば右側に作業道が分岐する。この先はどうなっているのか?雨乞岳に登れるのか?が今日のテーマなのだ。
2011年01月23日 07:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 7:59
100mほど林道を北に歩けば右側に作業道が分岐する。この先はどうなっているのか?雨乞岳に登れるのか?が今日のテーマなのだ。
寒くなるという天気予報は外れた。ヒートテックの股引が暑いので脱ぐ。誰もいないからパンツ一丁でも恥ずかしくないもん。
右の道からやってきて、ここで分岐になった。そのまま進む道もあるが、ここで折り返す道を登った方が良いと地形図から判断した。
2011年01月23日 08:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:16
寒くなるという天気予報は外れた。ヒートテックの股引が暑いので脱ぐ。誰もいないからパンツ一丁でも恥ずかしくないもん。
右の道からやってきて、ここで分岐になった。そのまま進む道もあるが、ここで折り返す道を登った方が良いと地形図から判断した。
すぐに尾根が見えてきた。
2011年01月23日 08:17撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:17
すぐに尾根が見えてきた。
分岐の左から上がってきた。雨乞岳へは右の道を登る。この写真の手前方向へ降りれば、先程の赤い看板へ下りられるのだろう。
2011年01月23日 08:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:19
分岐の左から上がってきた。雨乞岳へは右の道を登る。この写真の手前方向へ降りれば、先程の赤い看板へ下りられるのだろう。
ほどなくして雨乞岳に到着。
2011年01月23日 08:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:26
ほどなくして雨乞岳に到着。
山頂を示す標識は色褪せていた。
2011年01月23日 08:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:27
山頂を示す標識は色褪せていた。
北の尾根を行く。踏み跡はあり。青やピンクのテープがうるさい。
2011年01月23日 08:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:32
北の尾根を行く。踏み跡はあり。青やピンクのテープがうるさい。
地形図通り、送電線の下を通る。送電線は景観を損ねるけど、バリエーションルートを歩くときは頼りになるから助かる。
2011年01月23日 08:33撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:33
地形図通り、送電線の下を通る。送電線は景観を損ねるけど、バリエーションルートを歩くときは頼りになるから助かる。
これは新秦野線No.41鉄塔らしい。
2011年01月23日 08:33撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:33
これは新秦野線No.41鉄塔らしい。
登ってきた道を振り返る。
2011年01月23日 08:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:35
登ってきた道を振り返る。
一般登山道に合流した。そのまま尾根を登っていく。
2011年01月23日 08:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:36
一般登山道に合流した。そのまま尾根を登っていく。
すると、すぐに大倉高原森の家に出る。地図のとおりだ。
2011年01月23日 08:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:42
すると、すぐに大倉高原森の家に出る。地図のとおりだ。
大倉高原森の家の北にある見晴茶屋。その手前、(写真にも映っているが)赤や緑のテープが巻かれた木の所から左の斜面を下る。ちゃんと踏み跡がある。
2011年01月23日 08:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 8:51
大倉高原森の家の北にある見晴茶屋。その手前、(写真にも映っているが)赤や緑のテープが巻かれた木の所から左の斜面を下る。ちゃんと踏み跡がある。
意外と急な斜面を下り、脆くて崩れそうな足元に注意しながらトラバースしていく。落ちたらタダでは済まない。林道終点の脇に出た。
2011年01月23日 09:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 9:00
意外と急な斜面を下り、脆くて崩れそうな足元に注意しながらトラバースしていく。落ちたらタダでは済まない。林道終点の脇に出た。
ガードレールが終わるところから登ってきた。左側は大きな崖になっている。見晴茶屋から降下してこの崖に出ないように注意。
2011年01月23日 09:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 9:01
ガードレールが終わるところから登ってきた。左側は大きな崖になっている。見晴茶屋から降下してこの崖に出ないように注意。
林道を少し進んで振り返ると、登ってきたガードレールの下にもう一本の道が見えた。雨乞岳への折り返し分岐を曲がらずに直進すればあの道に出たのだろうか?
2011年01月23日 09:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 9:02
林道を少し進んで振り返ると、登ってきたガードレールの下にもう一本の道が見えた。雨乞岳への折り返し分岐を曲がらずに直進すればあの道に出たのだろうか?
この道は水無堀山林道というらしい。
2011年01月23日 09:08撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 9:08
この道は水無堀山林道というらしい。
見慣れたゲートの裏に至る。
2011年01月23日 09:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 9:16
見慣れたゲートの裏に至る。
二俣。最近の晴天続きのためか、水量は少ない。橋を渡らず、川の中を歩いて渡った。
この後、小丸尾根(訓練所尾根)を上り始め、「小丸まで1500m」付近で膝に違和感が...
2011年01月23日 09:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 9:27
二俣。最近の晴天続きのためか、水量は少ない。橋を渡らず、川の中を歩いて渡った。
この後、小丸尾根(訓練所尾根)を上り始め、「小丸まで1500m」付近で膝に違和感が...
騙しながら小丸尾根を登る。富士山は私を応援してくれているのだろうか。それとも今すぐ下山するように勧告してくれているのだろうか。
2011年01月23日 11:29撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 11:29
騙しながら小丸尾根を登る。富士山は私を応援してくれているのだろうか。それとも今すぐ下山するように勧告してくれているのだろうか。
鍋割山稜の、小丸尾根の分岐にやっと到着...もう、辛い。景色は良いが楽しむ余裕は全くない。鎮痛シップを貼る。このまま下山すべきか、鍋割山へ行くべきか?
2011年01月23日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 11:36
鍋割山稜の、小丸尾根の分岐にやっと到着...もう、辛い。景色は良いが楽しむ余裕は全くない。鎮痛シップを貼る。このまま下山すべきか、鍋割山へ行くべきか?
小丸付近のブナ
2011年01月23日 11:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 11:53
小丸付近のブナ
止せばいいのに鍋割山行きを決定。ピークを二つ越えて、やっと鍋割山荘が見えてきた。
2011年01月23日 11:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 11:59
止せばいいのに鍋割山行きを決定。ピークを二つ越えて、やっと鍋割山荘が見えてきた。
脚が痛くても腹は減るのだ。今日のうどんの具は、しめじ、えのき、鶏肉団子、餃子、ネギ、わかめ、白菜、人参、椎茸、卵...豪華だ!
2011年01月23日 12:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 12:50
脚が痛くても腹は減るのだ。今日のうどんの具は、しめじ、えのき、鶏肉団子、餃子、ネギ、わかめ、白菜、人参、椎茸、卵...豪華だ!
このまま山荘に泊まって休みたい。しかし、明日は月曜日。帰らなくちゃ。
2011年01月23日 13:25撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 13:25
このまま山荘に泊まって休みたい。しかし、明日は月曜日。帰らなくちゃ。
亀のような歩みで到着した後沢乗越。大倉まではまだまだ長い長い長い〜。
2011年01月23日 14:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 14:48
亀のような歩みで到着した後沢乗越。大倉まではまだまだ長い長い長い〜。
本沢に到着。山道から解放され、ここからは林道歩き。幸い、膝の痛みは林道を歩くにはあまり支障はない感じ。日暮れ前に大倉に着けるかな。
2011年01月23日 15:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 15:20
本沢に到着。山道から解放され、ここからは林道歩き。幸い、膝の痛みは林道を歩くにはあまり支障はない感じ。日暮れ前に大倉に着けるかな。
辺りが暗くなり始めた頃、大倉バス停に到着。ぐはぁ〜、しんどかった。普段から鍛えないとダメだ。
2011年01月23日 16:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/23 16:54
辺りが暗くなり始めた頃、大倉バス停に到着。ぐはぁ〜、しんどかった。普段から鍛えないとダメだ。
撮影機器:

感想

前回は新松田から寄行きのバスを逃し湯船山を目指して敗退した。今回こそ!と思ったら、湘南国際マラソンで東海道線が激混みとなってダイヤが乱れ、またしても新松田からのバスに乗れなかった。仕方ないので大倉から逆コースで歩くことにした。

雨乞岳への取り付きは、大倉から鍋割山方面へ暫く歩き、西山林道との正に合流点にある、ということはkamogさんのレポを読んで知っていた。しかし、今回は、その少し先にある森林作業道らしきところから登ってみることにした。

地形図と照らし合わせながら作業道を暫く登ると、道が二手に別れた。直進する道に別れを告げて、右側の、少し折り返し気味に登る道を行く。2〜3分で尾根に出た。尾根には明瞭な踏み跡が続いており、5分程度で雨乞岳の山頂だった。木製の色あせた標識が樹の根元に置かれていた。

雨乞岳から大倉高原山の家を通りすぎて更に北上すると見晴茶屋がある。その手前を西に少し下ると、二俣の手前からの林道に出る、ということは鍋割山荘の草野さんから聞いて知っていた。今回はそれを確かめに降りたのだが、意外と脆くて急な坂道で、その下の林道の脇は崖になっており、おっかなびっくり足を運んだ。よく言えばスリル満点だが、悪く言えば危険だ。

林道に出てから二俣まで意外と距離がある。年末からしばらくまともに山歩きをしていなかった私の脚は生ってしまったようで、二俣から訓練所尾根(小丸尾根)を少し登っただけで膝の筋肉に違和感が出始めた。

い、いかん。もう下山か? 栗ノ木洞にでも登って、後沢乗越からのバリルートを歩いて寄に下りて今日はおしまいにするか?

...と考えたのだが、せっかく来たのだからと考えなおして登ってしまった。いつもの1.5倍位の時間をかけてやっと鍋割山稜の分岐に到達したときには、もう膝が曲がりにくくなっていた。

ここからすぐに下山すべきだったのだが、さらに欲が出て鍋割山を目指してしまった。膝が痛いよ〜と思いながら歩いていると、二俣でお話しした方が向こうからやってきた。膝が痛くなった話をしたところ、自転車のチューブのゴムをくれた。これを膝の上下に巻けば応急処置になるとのこと。巻いてみたところ、すこし楽になった気がする。気をとりなおして鍋割山を目指した。

やっとの思いで鍋割山に到着し、お昼ごはんの時間だ。今日は豪勢なうどんだ。意外と暖かくて外で食事をしても寒くなくて助かった。

下山はまさに痛みとの戦いだった。下山する前から痛いなんて今までにないことだ。後沢乗越までもいつもの1.5の時間がかかってしまった。この調子で行くと大倉に着くのは19時頃か...ヘッデンをザックの奥から取り出しやすい場所へと移動させ先を急いだ...訳ではなく、急ぎたくても急げない。

それでも頑張って二俣の川を越えれば後は林道歩きだ。膝が痛いと林道歩きも地獄と化すのだが、今日は鍋割山からゆっくりゆっくり下りてきたので、意外とダイジョブじゃん!やった!さくさく歩き出す。

そこからはいつもに近いペースで歩けたと思う。日が暮れる前に大倉に着くことができた。

ここまで足腰が弱っているとは予想外だった。(´・ω・`)

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コメント

melonpanさん、こんばんは。
相変わらずマニアックな山行ですね
戸川公園から見ると雨乞岳は結構目立つんですよね。
でもそこを登頂対象とするのは考えもつきませんでした。

ところで、膝はあまり良くなさそうですね。
痛みの程度にもよりますが、登りで既に痛む場合は即撤退だと思います。
あまり無理をしないでくださいね。
2011/1/24 22:13
遅くなりました
MATSUさん、コメントありがとうございます

忙殺されていて「編集中」を取るまで一週間もかかってしまいました

登頂対象というよりバリルート対象でした

膝は関節ではなく筋が痛むのです。
i_wata18さんの診断では筋力不足だそうで。`
確かにそうかもしれません。
もともとすべてのスポーツが大の苦手なので

今週末は膝を痛めないように
ゆっくり歩いて出来ればどこかに泊まろうと思っています。
2011/1/28 21:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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