日高 中ノ岳(なかのだけ・1,519m)


- GPS
- 09:10
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,190m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:10
中ノ岳 0.02μ㏜/h
情報が少ないので、鞍部辺りを目指す沢を上れば楽かと思ったら、非常にきつかった。沢の最上部は腕やお尻等身体全体を使ってよじ登る。もうよじ登ることも困難となり、右側に上手く逃げることが出来たから良かったが怖かった。
沢を登り上げたら、密生した急斜面笹藪を捕まりながらかき分けて1時間近くかかって稜線に到達する。この先不明瞭な所もあるが踏み跡を辿ることができ、何とか頂上に到達することができた。
【北海道の山と谷】の説明は大まか過ぎて理解できず。ホームページを探して【一人歩きの山紀行】ニシュオマナイ川左股沢・南西面沢 単独 04,7,02を参考にして登ろうとも思ったが大変そうなので、鞍部を目指す沢で何とか登頂したが、もっと楽なコースはないだろうかと下りはP1372m岩峰の辺りから下ってみようと思った。
ずばり的中して楽々で下ることができた。700m二股からの下りは上りに比較して沢歩きは少なく、右岸左岸の巻き道で主に下ることができた。
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8/13休養日 神威山荘起点 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上り方向での説明(下りに使ったコースが藪漕ぎがほとんどなかったので、このコースを上り方向での説明です) 440m二股手前にオレンジ色のテープ(神威岳歩道から5m程入った所にテープが有る)のある踏み跡に入る。今回、黄色のテープを入口に付けてきた。 この踏み跡を進めば薄暗い函の所を通らずにすむ。 700m二股までは右岸左岸に踏み跡が有るので、沢を上るより歩くの楽である。踏み跡があるので入口を見落とさないように進む。 700m二股手前の右岸の踏み跡への入口がわかりにくい。沢より10m近く高いところに踏み跡があるが、P594mの手前に入口があるのだが、藪でわかりにくい。少し上の方に黄色のテープを付けてきたが見えにくいので注意。 700m二股から左股を上る。右股は滝が連続して上るのは困難と思える。この先、ピンクのテープを目印に付けてくる。ピンクのテープが少なかったので、途中から黄色のテープを付けてくる。見える範囲で付けたので良く確認して上ること。でも冬を越すと取れてわからなくなるかもしれない。 860m二股も左股(頂上に向かって右)のガレ場を上る。 1030m二股の所を、右股(頂上に向かって左)を上ると途中に大岩がある。左股は滝状の絶壁となっていて上るのは困難だ。 大岩の先は急斜面になりそのまま上るのは困難なので左手の林の中を上る。大岩のあるガレ場の上まで上ると、割にに明瞭な踏み跡があるので、それを辿って行くと、沢筋の割に歩きやすい笹竹のトンネルに通じる。 その沢筋のトンネルを標高差170m程上ると展望が開け、左右に踏み跡があるところにでる。そこはP1372m岩峰直下のやや右側で左上を見上げると岩峰が見える。(標高1285m位) 左右の踏み跡の分岐部を左上に進むと、岩峰の直下を巻くような感じで岩峰左側の稜線に出る。(標高1340m位) この先、踏み跡を辿って露地が広がる先までは楽に進めるが、その先がわかりにくい。 露地の先にある頂上手前の南西尾根の小ピークから南西尾根の左側に途中まで踏み跡があるので利用すると便利だ。 その先尾根筋のハイマツ漕ぎでパノラマ展望の頂上へ。 上手く踏み跡を辿れば、頂上手前のハイマツ漕ぎだけの藪漕ぎで頂上へ到達できる。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
4:05 神威山荘
3時前に起きて準備する。天気曇のようだ。
4:35 440m二股
沢の手前に踏み跡が有り、オレンジ色のテープの印もあったのだが、気づかずに沢を上ることに。
沢の所々に赤ペンキの印がある。岩手のおじさんが付けたものだろうか?
函が現れたので直前で左岸(上流に向かって右)を巻く。
440m二股手前から踏み跡を辿ればこの函は通らずに済む。
5:02〜5:05 480m二股 右側の沢からの水量意外に多い。
5:20 500m二股
5:45〜5:55 P594m辺り
この辺りの涸れ沢から標高1200m位の鞍部を目指す。涸れ沢だが、所々伏流水が少量流れている。上流に行くほど急になる。
6:11 小さな滝
標高730m位辺り。右岸(上流に向かって左)を巻くが、左岸でも大丈夫なようだ。直登でも大丈夫なようだが大事をとって巻いて上る。
沢の最上流部への登り上げは肘やお尻を使って這い上がる感じだ。途中から右側へ沢を逃げる。
沢が終わったら、笹原の急登を笹に捕まりながらよじ登る。
沢終了から稜線まで1時間位急斜面の笹藪漕ぎだった。
7:55 稜線に到着
目標通り標高1200m辺りに到着するが、この沢を上るのは大変なので止めた方が良いと思う。
8:13 尾根上の小ピーク
小ピークからの西側の尾根への下り方向にピンクのテープ有り踏み跡もあった?
8:35〜8:36 P1372m
8:50〜9:00 小休憩 露地の辺で休憩。
休憩するのに快適な所だ。マダニ2匹圧殺。
この先不明瞭な踏み跡となる。頂上に向かって南西尾根の左側に踏み跡が有り、途中からハエマツ漕いで頂上へ。
9:28〜9:44 中ノ岳
頂上標識有り。展望パノラマだが、北側がガスっていた。
ようやく頂上到着。
一昨日登った神威岳やソエマツ岳が雲間に見え隠れしていた。
西〜南側はよく見えた。
10:00〜10:09 露地の直上で小休憩 疲れた。
10:26 P1372m岩峰直下の下降点
直下から岩峰を回り込むように下る踏み跡があったので辿る。
10:28 沢筋へ
P1372mの岩峰を回りこんで下ると、沢筋の路が有ったのでそこを直下る。沢筋を下り、途中から下流に向かって右への踏み跡を辿ると途中に大岩のあるガレ場の上に出る。ガレ場を回り込んで樹木に捕まりながら大岩の上にでる。
10:50 ガレ場の大岩
ガレ場の大岩から上は急斜面のガレ場で直登は困難となるので、頂上に向かって左側の樹林帯を登り上げると割に明瞭な踏み跡がある。
10:55〜10:56 1030m二股
1030m二股の所を、右股(頂上に向かって左)を上ると大岩がある。左股は滝状で上るのは困難だ。
見える範囲で黄色のテープかピンクのテープを付けてあります。
11:14〜11:18 860m二股
ここから左股(頂上に向かって右)のガレ場を上る。
11:27 途中の岩に赤ペンキの印があった。(岩手のおじさんが付けてくれたのか?とても助かっています。感謝感謝)
11:40〜11:44 700m二股
ここから左股(頂上に向かって右)を上る。
右股は滝が連続していて上るのは困難だ。
700m二股から下りで右岸(下流に向かって右)に明瞭な踏み跡が有り、木に赤ペンキの矢印も付いている。岩手のおじさんか?感謝感謝。
沢を歩かずに済むのでとても楽だ。右岸を歩いていたら登りに使った沢を通り越してしまう。
この後、右岸左岸の踏み跡を辿る。
12:40 右岸への踏み跡入口
木に赤ペンキの印有り。この路を進めば函を通らずに済むし、近道だ。12:46 440m二股手前
440m二股手前の神威岳の歩道に合流する。オレンジ色のテープがあった。黄色のテープを付けてくる。
下りは順調だった。この路を進めばほとんど藪漕ぎ無しでP1372m直下の稜線まで行ける。
13:01〜13:10 沢でマダニを確認
13:15〜13:34 神威山荘
14:40〜14:53 元浦河林道入口
神威山荘から約20km、対向車に会わずに良かった良かった。
15:19〜17:20 あえるの湯 入湯\500円
17:27〜17:37 セイコーマート
18:04〜4:40 翠明橋公園(車中泊)
トヨニ岳南峰へ続く
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