宮之浦岳


- GPS
- 14:00
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 967m
- 下り
- 1,747m
過去天気図(気象庁) | 2007年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
飛行機
|
写真
感想
宮之浦のÅコープで買物を済ませ、翌日のタクシーを手配。
早朝、荒川口から淀川入口まで運んでくれるタクシーを2社目でゲット。
*縦走は、淀川入口から登り荒川口へ下山(登り口・下山口が異なります)
なぜ、このパターンでタクシーを予約したのか・・・
普通なら、下山後の予約になるけど(当初はこの計画)、予約した時間までに下山できるのか、早い下山では待ち時間がもったいないし、タクシーの時間を気にしながらの山行では、ちょっと気分的に余裕が少なくなりそうなので、ならば、下山したらレンタカーで直ぐに移動できるように、下山口の荒川にレンタカーを一晩駐車することで解決。
*町から登山口までの往復タクシー代と、レンタカー+短距離のタクシー代のコストを比較しても最適でした
宮之浦川ほとりの民宿へチェックイン。
明日からの縦走に備えて、お風呂に入って疲れをとってる最中、大事な事を忘れてることに気付いた。
ガスカートリッジを買い忘れてる
* に持ち込めないので、現地購入で計画
急いで風呂から上がり、事前に調べてた販売店に営業時間と在庫の確認。
店が閉まる前になんとか購入出来ました。
閉店5分前でした
縦走山行のパッキングを済ませ、22時には寝れたかな。
翌日は3時起き・・・
今回の縦走コース
(初日)
淀川入口⇒淀川小屋⇒小花之江河⇒花之江河⇒投石平⇒
栗生岳⇒宮之浦岳⇒第二展望台⇒新高塚小屋
(2日目)
新高塚小屋⇒縄文杉⇒ウィルソン株⇒大株歩道入口⇒荒川口
3時に起床して身支度を整え、3時半に民宿を出発。
宮之浦から安房、そして荒川口までクルマを走らせた。
荒川口少し手前で睡魔との戦いに敗れ、友人と運転を交代。
交代中にタクシーに追い抜かれる。
荒川口に到着すると、先ほど追い抜いたタクシーが待っていた。
予約した時間の5時より10分早くタクシーに乗り込んだ。
半睡状態で淀川口へと向かう。
さすが地元を知り尽くした運転の上手い運転手さん。横揺れも少なく適度な寝心地を提供してくれて、ほんの僅かだけど熟睡できた。
おかげで途中の道路沿いにある「紀元杉」を見過ごすが、予定よりも早い到着となった。
朝ごはんの弁当を食べ準備を整える。
淀川入口は、GW明けとはいえ混んではないけど、そこそこの登山者達で賑やかでした。
淀川入口の木々が朝焼けに照らされて美しい。
5:51出発
6:27淀川小屋に到着する。
小屋の先の淀川に架かる橋の上に立つと、透き通った水面が朝日を反射して、思わず立ち止まり見惚れてしまう。
おもわずデジカメでパチリ。
こんな感じで、どんどん写真の枚数を増やしてゆく。
淀川小屋へ歩いてるとき、年配のご夫婦を追い越す。
このご夫婦は静岡人で、屋久島まで来る途中に、十数山登ってきたそうです(驚)
我々の歩く速度は、他の人たちより少し早いけれど、あまりにもカメラをパチパチするもんだから、このご夫婦を含め、抜きつ抜かれつのウサギとカメの山行となりました。
しかし、雨の多い屋久島なのに、旅行期間中は全て
天気に恵まれました
そんじょそこらの里山とは違う植生や高層湿原、そして見渡す限りの展望広がっていた。
6:32 淀川小屋を出発。
急登・木道・木の根の露出・窪んだ道・ジグザグ道・屋久杉の森を越えると・・・
8:10 小花之江河・花之江河に到着。
古存木に高層湿原、遠くには高盤岳・黒味岳が望める。
投石平に到着すると、ついに宮之浦岳・永田岳がその姿を現した。
さらに登り、ヤクザサに混じるシャクナゲや矮性木を見なが、安房岳・翁岳を右脇にして、山側から流れる湧き水で喉を潤し、栗生岳へと向かう。
10:35 栗生岳を経て最後の登りで宮之浦岳に到着。
昼食を摂り、雄大な景色を堪能し、九州最高峰を制覇したことを実感した。
永田岳左奥の海上には、うっすらと口永良部島が浮かんでる。
11:50 宮之浦岳を後にして、今夜宿泊する新高塚小屋へと向かう。
前日の新高塚小屋は、団体さんが訪れ大混雑。
定員いっぱいの40人は小屋に入っていただろうか。
後で聞いた話では、これより下の高塚小屋は5人だったらしい。
人気のある山小屋の宿命かな。
混雑した関係で、日が暮れる前から皆さんお休み。
数時間置きに目が覚めながらも、無理やり寝続けて、結局12時間近くも寝てしまいました。
5時に起きて、とっとと支度して、団体さん達が出発する6時より早く行動を開始した。
(巻き込まれると大変だから)
5:40に小屋を後にして縄文杉に向かう。
6:50縄文杉に到着
でっ、でかすぎる。
縄文杉の前には、展望デッキがあって、登山客に根元を踏み荒らさせない対策らしい。
人工物と相まって、なんだか晒し者にされてるような哀れな気がした。
縄文杉を過ぎていくつかの巨杉を眺め、たどり着いたのは、太閤秀吉が切らせたという「ウィルソン株」に到着。
もし、切られずにそのまま生き続けていたら、縄文杉より大きかったのかもしれない。
切り株の中は、たたみ10畳ほどと聞いてたが、目の前にすると、これが切り株の中かというほど広い。
中は、湧き水も出ていて飲めるそうです。
大株歩道入口には立派なトイレがあります。
この入口から荒川口まで、軌道敷を退屈するほど歩いたら、この縦走も終わりとなる荒川口に到着しました。 12:50
変化に富んだ、歩き応えのある縦走となりました。
このコースは、荷物を少なくして同様の好天に恵まれ、さらに道草(写真)しなければ、ひょっとして日帰りが出来るかもしれない。
と思いました。
昼過ぎに駐車場に着いたので、島内を観光することにしました。(島内1周)
まず、干潮の前後3時間(6時間/日)だけ入れる「平内海中温泉」へと向かう。
到着すると、だれも居ない。だれも入ってない(昼間だからね)
お天道様の下、スッポンポンになって入ろうとしたその時、ズルっと・・・おぉ~よく滑る!
危なくダイビングするところでした。
お湯に浸かりながら海を眺めるなんて、最高です。
夜は、満天の星空を眺められるな~
(時間無いので、昼間だけにしました)
お湯から上がって、見たかった滝へと向かう。
千尋(センビロ)滝
一枚の花崗岩に流れる滝、それも2段滝。
ガイドブックで見てから、絶対見たかった滝です。
大川(オオコ)の滝
日本滝100選の滝です。
好天が続いていたので水量が少なかったのですが、それでも豪快に流れ落ちていました。
それから西周りでクルマを走らせ、フルーツガーデンで各種のフルーツを頂いた後、カジュマル公園を横目にして、西部林道をひた走る。
西部林道を走ってると、ヤクシカにヤクザルを頻繁に目にする。
なかには、道路の真ん中で毛繕いをして寝そべってるサルも居ました。
ヤクシカにヤクザルは、人口と同じくらい多いそうです。
海岸から標高1000m級まで一気にそそり立つ山々に、植物の垂直分布が見られるそうですが、いまひとつよく解からず…
新緑の黄緑色が目についたくらいかな。
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