【転機作戦】霧ヶ峰・八島湿原【丙25.9】
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 04:38
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 871m
- 下り
- 637m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:38
天候 | 天気予想に反して意外と晴れる。雨も無し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:霧ヶ峰インターチェンジバス停〜JR上諏訪駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大門峠からメインルート:スキー場のためか、傾斜が急。また、ガレている。 車山乗越から稜線コース:泥濘箇所多数。そうでない所もテカテカして滑りやすい。 車山肩から霧ヶ峰インターチェンジ:笹薮煩い |
その他周辺情報 | JR上諏訪駅徒歩6分の所に片倉館という温泉あり。 他、白樺湖畔にも、すずらんの湯等あり。 |
写真
感想
雨また雨。もう二〜三週間は雨が降り続いているのではなかろうか。
この週末も当初は晴れが見込まれたが、湿った空気が入り込むやら何やらで結局微妙な天気予想になり、南アルプス山行の予定を前日朝一の天気予想を踏まえて中止。
もうこうなったら雨が降ることを前提として、雨が似合う山にでも行こうと急遽向かうことになったのが霧ヶ峰である。
茅野駅から50分程バスに揺られて大門峠に降り立つ。南方は雲が多いが直上は青空晴天。蓼科山を背に入山する。地図上では破線となっているが、実際は大きな岩が転がり、急登が続くものの、しっかりとした道が続いている。そして、急な傾斜を上りきった後は背後に蓼科山と白樺湖、眼前に車山高原を見渡すことが出来る。
諏訪名物の喇叭の音が聞こえるなと思っていたら、ちょうどこの日は車山高原御柱祭曳行の日であった。この祭日に立ち会えるとは何という僥倖であろうか。曳行の行列とほぼ同時に山頂付近に到達し、山頂直下は賑やかになる。どうせ曇りがちだろうと踏んでいた空も相変わらず真っ青。ここ最近、天気にヤキモキさせられることが多かったが、これがもしかしたら転機となるか。
この後混雑するであろう山頂を降り、霧ヶ峰の草原・湿原歩きへ。この蝶々深山から物見石を経て八島湿原へ向かうルートは、道路や駐車場に面している車山肩側が表とすると奥地ということになる。霧ヶ峰を昔ドライブした時には大渋滞で辟易したものだが、歩いてみると案外空いているものだ。ただ、そうは言っても通行量が多いのか、道の土がテカテカしていて滑りやすくなっている。また、さらに奥へ進むと水捌けが悪いらしく、道が大きな水溜りで寸断されている。そういう所にはもうサブの踏み跡道が出来ていて、皆そちら側を歩く。こうして道が広がっていくわけだが、やむを得ないと言うべきか、水溜りの中を突破すべきと言うべきか。木道を渡すのが一番良いのだろうが、八島湿原沿いの木道も結構ボロボロになっていたので、維持するのも大変なのかもしれない。
色づき始めた八島湿原を堪能し、時間があればヒュッテでコーヒーでもと考えていたが、バスの時刻が押し迫っていたので、車山の肩でコーラを買うに留めて下山に移る。霧ヶ峰インターチェンジへの道は、やはり人があまり歩かないのか、笹薮が茂り、その陰に岩が露出、最後は大きくインターチェンジ方向に対して大きく迂回すると気を抜けない道だったが、何とか時間に間に合うように下山を完了した。
【総括】
今回は、雨が降るなら降れ、と一種開き直りの気持ちを持って山に相対したのに対して、山も応えてくれたものと信ずる。そして、私自身も山の思いに応えることができた。これから紅葉シーズン。行きたい所はたくさんある。一つ一つ好機を逃さず歩いて行くということだろう。
また、美ヶ原に続いて霧ヶ峰も空の広い気持ちの良い山であった。裾野が広い山なので、いろんなルート設定が出来ると思うので、また訪れることもあろう。
〜おしまい〜
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する