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Yamareco

記録ID: 968222
全員に公開
沢登り
白山

白山・岩の墓場-曲り谷左俣

2016年09月25日(日) [日帰り]
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YSHR その他2人
GPS
--:--
距離
19.7km
登り
1,843m
下り
1,840m

コースタイム

日帰り
山行
11:03
休憩
0:53
合計
11:56
2:30
70
平瀬道登山口
3:40
3:50
40
湯谷
4:30
4:40
283
曲り谷出合
9:23
9:40
56
稜線
10:36
10:40
110
南竜
12:30
12:42
104
御前峰
14:26
平瀬道登山口
2.30 1250m 平瀬道駐車場発
3.40 1300m 白水湖末端
4.30 1320m 曲り谷出合
5.51 1600m 二股
9.23 2170m 稜線
10.36 2105m 南竜
12.30 2720m 御前峰山頂
12.42 2720m 御前峰発
13.39 2030m 大倉避難小屋
14.26 1250m 駐車場
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
白水湖 へつり ドボンしたら単独で這い上がれない
曲り谷左俣はガラガラの岩の墓場
その他周辺情報 平瀬道の駅に温泉有り
闇夜の白水湖ヘツリ 湖は満水
2016年09月25日 03:32撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
2
9/25 3:32
闇夜の白水湖ヘツリ 湖は満水
時に藪漕ぎ
2016年09月25日 03:37撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
2
9/25 3:37
時に藪漕ぎ
曲り谷二俣でようやく明るくなって来た
2016年09月25日 05:34撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
2
9/25 5:34
曲り谷二俣でようやく明るくなって来た
スズケンこの時はまだ余裕だが徐々に顔は引きつって行く
2016年09月25日 05:34撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
9
9/25 5:34
スズケンこの時はまだ余裕だが徐々に顔は引きつって行く
曲り谷しばらくは快適な遡行
2016年09月25日 05:47撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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9/25 5:47
曲り谷しばらくは快適な遡行
滑もある
2016年09月25日 05:48撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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9/25 5:48
滑もある
雪渓も出て来て徐々に左俣は険悪になって行く
2016年09月25日 06:03撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
2
9/25 6:03
雪渓も出て来て徐々に左俣は険悪になって行く
大きな滝もあった
2016年09月25日 06:06撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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9/25 6:06
大きな滝もあった
水は徐々に減り傾斜は急になって行く
2016年09月25日 06:16撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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9/25 6:16
水は徐々に減り傾斜は急になって行く
途中から沢と言うより岩登りとなる
2016年09月25日 06:18撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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9/25 6:18
途中から沢と言うより岩登りとなる
スズケン初沢の試練は岩登りだった
2016年09月25日 06:19撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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9/25 6:19
スズケン初沢の試練は岩登りだった
岩も赤茶色く徐々にもろくなって行った
2016年09月25日 06:23撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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9/25 6:23
岩も赤茶色く徐々にもろくなって行った
岩の墓場 ここは大窓か?
2016年09月25日 06:55撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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岩の墓場 ここは大窓か?
ガスの中墓場を進む マジ恐い
2016年09月25日 06:56撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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9/25 6:56
ガスの中墓場を進む マジ恐い
谷は徐々に狭まりV字谷と化す
2016年09月25日 07:07撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
4
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谷は徐々に狭まりV字谷と化す
行くしかない
2016年09月25日 07:08撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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行くしかない
おうち帰りたい
2016年09月25日 07:13撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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おうち帰りたい
岩が被い懸る様な場所もあった
2016年09月25日 07:13撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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9/25 7:13
岩が被い懸る様な場所もあった
岩名人がドンドン先を行く
2016年09月25日 07:16撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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岩名人がドンドン先を行く
岩名人は水を得た魚の様だった
2016年09月25日 07:17撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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岩名人は水を得た魚の様だった
岩名人を必死に追いかける
2016年09月25日 07:20撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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岩名人を必死に追いかける
人がやっと通れる様な場所も
2016年09月25日 07:20撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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9/25 7:20
人がやっと通れる様な場所も
どこまでもガラガラ岩場が続く
たまに岩が飛んで来てスズケンのメットを直撃
2016年09月25日 07:23撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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9/25 7:23
どこまでもガラガラ岩場が続く
たまに岩が飛んで来てスズケンのメットを直撃
スズケンも必死 日の丸頑張れ
2016年09月25日 07:44撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
6
9/25 7:44
スズケンも必死 日の丸頑張れ
ガラガラはどこまでも続く
2016年09月25日 07:46撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1
9/25 7:46
ガラガラはどこまでも続く
稜線が近づくと崖マークに
最後岩名人はフリーでガラガラをトップで登り切る
2016年09月25日 08:00撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
7
9/25 8:00
稜線が近づくと崖マークに
最後岩名人はフリーでガラガラをトップで登り切る
岩名人からロープを下ろしてもらう
2016年09月25日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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9/25 8:30
岩名人からロープを下ろしてもらう
スズケンも必死
2016年09月25日 08:34撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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9/25 8:34
スズケンも必死
上では岩名人がしっかり確保
2016年09月25日 08:43撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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9/25 8:43
上では岩名人がしっかり確保
ラスト僕も必死 岩名人はよくフリーで登ったものだ ビックリポン
2016年09月25日 08:50撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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9/25 8:50
ラスト僕も必死 岩名人はよくフリーで登ったものだ ビックリポン
足元が崩れて宙づり状態
2016年09月25日 08:48撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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9/25 8:48
足元が崩れて宙づり状態
ようやく安全地帯へ登り切った
2016年09月25日 08:54撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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9/25 8:54
ようやく安全地帯へ登り切った
安全地帯からは薮を漕いで登山道へ
2016年09月25日 09:26撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1
9/25 9:26
安全地帯からは薮を漕いで登山道へ
紅葉の南竜
2016年09月25日 10:55撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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9/25 10:55
紅葉の南竜
登山道は楽だ
2016年09月25日 10:55撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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登山道は楽だ
白山が見えた
2016年09月25日 11:53撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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白山が見えた
この安堵した笑顔がすべてを物語る
2016年09月25日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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この安堵した笑顔がすべてを物語る
帰りの平瀬道からの白水湖
2016年09月25日 13:49撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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9/25 13:49
帰りの平瀬道からの白水湖

感想

今シーズン初沢に連れてって欲しいと言うスズケン、僕たちに同行するからにはそれなりの気力体力が無ければ安全は保証出来ない.ならばその心意気を示して欲しい、課題を与えますのでこなして下さい.単独での東京ロングライドかワンディ能登一周どちらでも構いません.返事は良かったが遅々として課題をこなしたと言う連絡は入らない.

もうアカン、シーズン終了かと思った矢先、能登ワンディを達成したとの連絡が入った.やるなスズケン、と言うことで初沢登りを白山箱谷で頑張ってもらおうと本日お誘いした.

深夜2時半平瀬道登山口発と約束した.予定通り大魔人、スズケン、僕の三人でスタート、いきなりの雨の洗礼、そんなバナナ、聞いて無いす.まあ人生こんなもんです.暗闇の中満水の白水湖のヘツリスタート、急なヘツリで足を滑らせ湖のドボンしたらまず単独では這い上がれない.スズケンビビりまくりだった.

僕と大魔人は慣れたもん、もう暗闇でも頭の中にルートは叩き込まれている.際どくへつりながら湖の末端に来た.明るくなるまでまだ2時間ある.ヘツリだけでスズケンビビりまくりとても箱谷に突入するのは無理っぽい.初めての沢でやはり箱谷は可哀想だ、まけとく、曲り谷左俣にしよう.しかし前回の右俣遡行で左俣の厳しさは容易に想像出来る.今日は登攀ギア満載なので大丈夫だろう.

曲り谷二股辺りで夜が明けた.この先左俣はエグい、ガラガラのV字谷が連続、沢と言うより岩登りメインである.岩名人は忍者の様にスルスル登って行く.スズケンは岩を落とすのでしんがりで僕は二番手で進む.足元ガラガラの急斜面を際どく登って行くとついに稜線直下の崖マークに来た.これはヤバイ、ガレガレの壁である.岩名人が行くと言う.ビレーしたくても支点が全く無い、トップはフリーで行くしかない.岩名人ガラガラ岩を落としながら際どく登る.僕もスズケンも安全地帯で待機していたがそれでも時折小石が飛んでメットに跳ね返る.

祈る様な気持ちで岩名人を見ていたが何とか無事突破した。ここでロープを下ろしてもらいスズケンが二番手で登る.やはりビビりまくっていた.無事登り切りラストの僕.ガラガラの絶壁、良くフリーで登ったものだと驚いた.途中足元が崩れ僕は落ちて宙づりになったがしっかりロープで救われた.気を取り直して再度ガラガラを登り切りようやく安全地帯に.最後に薮を漕いで登山道に飛び出した.

登山道に出れば後は御前峰へ.無事登頂して帰りの平瀬道はダッシュで下りた.スズケン初沢登りにしては少し刺激的だったかも、次は箱谷だねと解散.今日も完全燃焼、生きてて良かった.

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