記録ID: 968863
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山
行って来ました、別山。
2016年09月24日(土) ~
2016年09月26日(月)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,677m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
1日目 4:26自宅発―7:35市ノ瀬―8:19砂防新道登山口発―9:11中飯場9:20―10:06別当覗き―10:57甚之助避難小屋11:36―12:26南竜山荘
2日目 6:10南竜山荘発―6:50赤谷―7:43油坂の頭―8:12天池―9:43チブリ尾根分岐―9:56山頂10:20―11:50天池―12:59赤谷渡渉―13:38南竜山荘
3日目 6:00南竜山荘―7:01甚之助避難小屋7:29―8:08別当覗き8:54中飯場―9:47別当出合
2日目 6:10南竜山荘発―6:50赤谷―7:43油坂の頭―8:12天池―9:43チブリ尾根分岐―9:56山頂10:20―11:50天池―12:59赤谷渡渉―13:38南竜山荘
3日目 6:00南竜山荘―7:01甚之助避難小屋7:29―8:08別当覗き8:54中飯場―9:47別当出合
天候 | 1日目 晴れたり曇ったり。 2日目 ガス 雨はありませんでした。 3日目 雨が降ったり止んだり。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
週末、市ノ瀬で一般車両は通行止め。広い市ノ瀬の駐車場ではありますが、すでにほぼ満杯状態、一番奥のっ鷦崗譴砲覆鵑箸停める事が出来ました。 バスで別当出合まで、500円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
別当出合から砂防新道。直ぐに下肢のシビレが出現、脚を引きずりながらヨタヨタ登ります。上りルートはまだ工事中で、上がりも下りも往復ルートになっていますが、わたしにとっては好都合。中飯場でひと休みし、腰の状態は回復。別当覗きでもひと休みします。甚之助避難小屋で昼食を摂り、南竜分岐でもひと休み。全てののヒトに追い越され、ゆっくりゆっくり登りましたが、それでも12時半には南竜山荘に着きました。 10日前に泊まった時、今年の宿泊者通し番号はNo 2001、今日はNo 2089。10日間で90人程、一日平均10人以下です。今日は久し振りの晴れマークの土曜日ですが宿泊客は39人、南竜山荘の定員は150人です。室堂は混雑しているようですが、南竜山荘は穴場です。 翌日、別山を目指します。南竜湿原までの道は泥濘。湿原から下って赤谷を渡渉すると、油坂の登りが始まります。最初は岩々の急登、続いてジグザグ道、それが終わるとしんどい一直線の登りです。ゼイゼイハアハア、油坂の頭に登り着きました。 ここからは軽いアップダウンで天池へ。天池から急登のジグザグに取り着きます。2278mピークでひと休み。辺り一面真っ白け、目指す別山は全く見えません。稜線歩き、岐阜県側は切れ落ちているようですが、ガスで良く見えませんので平気です。どんどん下ってドンドン登り、チブリ尾根分岐に着きました。もうここまで来れば安心です。わたしの目的地は別山、御舎利山へ寄るのは止めて進みます。別山に登り着きました。ガスガス、展望はゼロ。 もと来た道を引き返します。相変わらずのガス。時折ガスが流れ、これから下るデコボコデコデコの尾根が姿を現します。長い稜線、岐阜県側はど〜んと切れ落ちています。下を見るとクラクラするので成るべく見ないように歩きます。御舎利山からジグザグの降下、2278mピークへの登り、そしてジグザグの降下。天池でひと休み。油坂の頭から急降下、赤谷を渡渉し南竜湿原まで登ります。あとはタラタラと歩いて南竜山荘に戻りました。ガスで眺望は得られませんでした、雨が降らなかっただけでも良しとするか。 3日目、南竜山荘を出発するとすぐに雨。濡れた木道は要注意。雨は降ったり止んだり。南竜分岐からは濡れた石の階段、これまた滑らないよう、ひと足ひと足、足の置場を確かめながらゆっくりゆっくり下ります。今日は一度も滑る事も頭を打つことも無く無事、別当出合に降り立つ事が出来ました。市ノ瀬までのバス、乗客はわたし一人だけ。全くの赤字路線、礼を云って乗せて頂きましたが、アリガタヤ、ありがたや、有難や。 |
その他周辺情報 | 「白峰温泉総湯」に入るつもりでしたが、平日は12時から。少し戻って「白山天望の湯」へ、これまた12時から。白峰温泉はあきらめ、勝山温泉の「水芭蕉」で汗を流しました。 |
写真
感想
冬の野伏ヶ岳から見た別山、真っ白な格好いい山、あそこに行きたい・・・。3度挑戦しましたがいずれも敗退。1度目は雪でルートが判らず、2度目と3度目は雨で敗退。
秋雨前線が停滞し、9月になって雨の日が続いています。9月最後の週末、天気予報では晴れマークも付いています。この日を逃してはもういつ行けるのか判りません。南竜山荘からのピストン、2泊3日の余裕の計画、4度目の挑戦です。
登り始めから山頂までガスガスです。しんどい油坂を登り切り、アップダウンの稜線をアップップ、何とか別山に辿り着きました。山頂からの景色は只々真っ白け。でも大満足、暫し山頂でのんびり。あの野伏ヶ岳から見た真っ白な山の頂に、今、わたしは居るんだと一人感激していると、三ノ峰方面から男性が上がって来ました。
「何処から来たんですか?」
「石徹白から。昨晩は三ノ峰避難小屋に泊まりました」
「すごいですね」
「大したことはありません。中には一里野から白山に登り、一日で石徹白まで行ったヒトもいます」
「・・・(ビックリギョウテン)」
南竜からのピストン、こんな軟弱登山をするヒトはいないでしょうが、わたしにとっては大満足の別山制覇でした。 別山神社の神さん、アリガトサ~ン、でした。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
白山 [2日]
白山 (砂防新道)〜南竜ヶ馬場(テント設営)〜室堂(展望歩道)〜お池巡り〜(エコーラインで下山)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
こんばんは。とうとうやりましたね・・達成おめでとうございます。
腰痛他の故障と過去3回の挑戦を知っている私としては、我が事のようにうれしいです。しかもこの悪天続く9月に。
私は別山の格好良さ、壮大さは白山以上に魅力があると思っています。
また登りましょうよ。
おはようございます。
祝福頂きありがとうございます。
数ある別山への道、わたしが登ったのは最軟弱ルートで、頂上ではな〜んにも見えませんでしたが、かねての念願を達成出来、大満足です。
shigeさんのおっしゃる通り、別山は白山よりもはるかに格好いい山だとわたしも思います。でももう登る事は無いと思います。
重ねて感謝申し上げます。
のんびり登山、バンザイ!
ガスガスでも綺麗なお花がいっぱい見られてバンザイ!
アリガトサ~ン、でした。
念願達成 良かったですね
「別山さん、さようなら。もう来ることは無いでしょう。」
お気持ちよく解ります
これからもできるだけ長く歩かれますように
こんばんはolddreamer さん。
わたしの気持ちをご理解頂き有難うございます。
いつまでも夢を見て、それに向かって進んで行きたいと思います。
先輩方が頑張っている姿がわたしの励みとなっています。
olddreamer さんのヤマレコ楽しみにしています。
有難うございました。
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