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Yamareco

記録ID: 969141
全員に公開
沢登り
栗駒・早池峰

栗駒山(湯浜温泉〜麝香熊沢〜須川温泉)

2016年09月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
GON-BEE junkwwd その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:58
距離
15.4km
登り
1,182m
下り
726m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:18
休憩
0:21
合計
9:39
距離 15.4km 登り 1,182m 下り 729m
16:23
16:25
6
16:31
6
16:37
16:38
12
16:50
16:58
8
17:06
17:11
23
17:34
7
17:41
7
17:48
4
17:52
17:53
18
18:19
ゴール地点
天候 晴れのちガス
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
須川高原温泉の駐車場に一台デポ
湯浜温泉の駐車場に回って登山開始
コース状況/
危険箇所等
【前泊】
一関IC近くのイオンで買出しを済ませ、R342で須川高原方面へ。
30分程度で真湯温泉野営場到着。ここで前泊しました。
無料のキャンプ場としては設備が整っていると思いましたが、
レンタルを駆使してのお手軽キャンプ、というのは無理です。
近くに買出しのできる場所もありません。この日は3組のみ。

【配車】
真湯温泉から先はところどころ1車線となり勾配、曲線もかなりキツくなります。
須川高原温泉の駐車場に車一台をデポ。もう一台に乗り合わせて
須川湖を回り、R398で湯浜温泉へ。駐車場の舗装部分は温泉客用と書いてあるので
奥の砂利敷に停めました。先に1台、準備中に後から1台の計3台でした。

【入渓点〜母沢・麝香熊沢分岐】
湯浜温泉へ降りる階段(ほとんど登山道)で母沢へ。
コンクリートの橋があるのでここから入渓します。
しばらくは単調な河原歩きですが、水はきれいで気分よく歩けました。
Co680付近の右岸から温泉の湧いているところがあります。
分岐は基本的に右股を選んで進めば麝香熊沢に入れます。

【麝香熊沢】
Co770あたりで両岸が迫り、沢登りの雰囲気となります。
滝はほとんどが直登可能、釜もほぼ泳がずに避けて通れます。
一つだけ落ち口が怪しい滝がありましたが、落ち着いてスタンスを探せば
問題ないと思います。今回は沢初体験のメンバーもいましたが、
シャワークライミングをばっちり楽しめました。

【詰め】
Co1200あたりになると沢の雰囲気が一変し、源頭部となります。
はるか遠くに紅葉した天馬尾根が見えてきて、紅葉の美しさと
稜線の遠さに板挟みとなります。
Co1290あたりで左手の草付きに取付き、そのまま天馬尾根をまっすぐ目指しました。
噂の藪漕ぎは思った以上に手強く、結局1時間以上藪をさまよいました。
草付きにすぐに取りつかず、しばらく沢沿いに上がったほうが良かったかもしれません。

【天馬尾根〜栗駒山頂】
不通の登山道で特段危険に感じる箇所等はありませんでした。
山頂付近は紅葉真っ盛りといった感じで、ガスの合間に差す陽に輝いていました。
分岐の標識も大きくわかりやすいです。

【天狗平分岐〜須川温泉】
木道や階段、舗装されているところまであってよく整備されています。
ただ、水がたまりやすいのか泥濘化しており滑ります。
下りは特に気を付けて歩かないと思わぬところでケガをしそうな雰囲気でした。
下山後の温泉は完全にあきらめていましたが、露天風呂は21時まで営業とのこと。
広い温泉で星を見ながら温まることができ、大満足の山行となりました。
前泊の真湯温泉野営場。利用料は無料、サイトは高床になっておりトイレもきれい。蚊が非常に多いのが難点か。薪を買ってキャンプファイヤーにし、翌日の成功を祈願。
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前泊の真湯温泉野営場。利用料は無料、サイトは高床になっておりトイレもきれい。蚊が非常に多いのが難点か。薪を買ってキャンプファイヤーにし、翌日の成功を祈願。
湯浜温泉の駐車場。手前の舗装部分は温泉利用者用なので、奥に見える砂利部分に車を停めます。装備を整えたら温泉へ向かう階段を下ります。
2016年09月25日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 8:31
湯浜温泉の駐車場。手前の舗装部分は温泉利用者用なので、奥に見える砂利部分に車を停めます。装備を整えたら温泉へ向かう階段を下ります。
湯浜コースで栗駒山頂へ向かう人に撮っていただきました。結局この日、山頂直下で追いついた1名と合わせて2PT2人しか会いませんでした。
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湯浜コースで栗駒山頂へ向かう人に撮っていただきました。結局この日、山頂直下で追いついた1名と合わせて2PT2人しか会いませんでした。
階段を下りた先のコンクリート橋。駐車場から入渓点まで5分の手軽さ。
2016年09月25日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
9/25 8:34
階段を下りた先のコンクリート橋。駐車場から入渓点まで5分の手軽さ。
母沢のゴーロ歩き。グリーンがかった透明な水に気分は上々。
2016年09月25日 08:40撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 8:40
母沢のゴーロ歩き。グリーンがかった透明な水に気分は上々。
だるく感じがちなゴーロ歩きも楽しむメンバー。
2016年09月25日 08:50撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 8:50
だるく感じがちなゴーロ歩きも楽しむメンバー。
積極的に水に入ります。寒くないかと聞かれれば、かなり寒いと答えます。
2016年09月25日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 9:15
積極的に水に入ります。寒くないかと聞かれれば、かなり寒いと答えます。
途中の温泉地帯。硫黄臭が漂っておりすぐにわかります。
2016年09月25日 09:18撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 9:18
途中の温泉地帯。硫黄臭が漂っておりすぐにわかります。
温泉が湧きだしているところもありました。激熱!
2016年09月25日 09:21撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 9:21
温泉が湧きだしているところもありました。激熱!
母沢ではゴルジュっぽくなるのは1か所だけ。あとは麝香熊沢に入るまで河原歩きです。基本的に右股へ進みます。
2016年09月25日 10:18撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 10:18
母沢ではゴルジュっぽくなるのは1か所だけ。あとは麝香熊沢に入るまで河原歩きです。基本的に右股へ進みます。
サスケの予感。体幹の強さが試される。
2016年09月25日 09:59撮影 by  HERO3+ Black Edition, GoPro
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9/25 9:59
サスケの予感。体幹の強さが試される。
右岸から上がるか、泳いで水線を通すか。好きなようにルート取りできる簡単な滝がほとんどで初心者でも楽しめます。
2016年09月25日 10:05撮影 by  HERO3+ Black Edition, GoPro
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9/25 10:05
右岸から上がるか、泳いで水線を通すか。好きなようにルート取りできる簡単な滝がほとんどで初心者でも楽しめます。
ちょっとした釜でお決まりのウォータースライダー。
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ちょっとした釜でお決まりのウォータースライダー。
麝香熊沢に入ると滝がちょくちょく出てきます。登れる滝ばかりで楽しい。
2016年09月25日 12:31撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 12:31
麝香熊沢に入ると滝がちょくちょく出てきます。登れる滝ばかりで楽しい。
この滝も階段状にホールドがあって、シャワークライミングも楽しめました。
2016年09月26日 21:49撮影 by  GomPlayer 2, 3, 6, 5260 (JPN), Gretech Corporation
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9/26 21:49
この滝も階段状にホールドがあって、シャワークライミングも楽しめました。
小さな滝、右岸のクラックにハンドジャムを決める。ホールドをよく探せば水線も可能。
2016年09月25日 12:32撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 12:32
小さな滝、右岸のクラックにハンドジャムを決める。ホールドをよく探せば水線も可能。
滝の合間にゴーロ歩きが度々挟まれるので、水を見れば喜んで濡れに行く。
2016年09月26日 21:51撮影 by  GomPlayer 2, 3, 6, 5260 (JPN), Gretech Corporation
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9/26 21:51
滝の合間にゴーロ歩きが度々挟まれるので、水を見れば喜んで濡れに行く。
ゴーロ歩きのほうがルートファインディングに悩むの図。
2016年09月26日 21:56撮影 by  GomPlayer 2, 3, 6, 5260 (JPN), Gretech Corporation
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9/26 21:56
ゴーロ歩きのほうがルートファインディングに悩むの図。
源頭部に近づいて天馬尾根が見えてきました。このあたりから左手に取付く点を探しながらの遡行。
2016年09月26日 21:59撮影 by  GomPlayer 2, 3, 6, 5260 (JPN), Gretech Corporation
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9/26 21:59
源頭部に近づいて天馬尾根が見えてきました。このあたりから左手に取付く点を探しながらの遡行。
草付きから藪へ。思った以上に本格的な藪漕ぎ。
2016年09月25日 15:32撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 15:32
草付きから藪へ。思った以上に本格的な藪漕ぎ。
合間から見える紅葉斜面に自分を奮い立たせる。尾根の登山道が待ち遠しい。
2016年09月25日 15:32撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 15:32
合間から見える紅葉斜面に自分を奮い立たせる。尾根の登山道が待ち遠しい。
微沢を二つ越えて尾根を少し越えたところが登山道。最後の20mが遠い。
2016年09月25日 15:33撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
9/25 15:33
微沢を二つ越えて尾根を少し越えたところが登山道。最後の20mが遠い。
登山道から漕いできた藪を振り返る。
2016年09月25日 15:49撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
9/25 15:49
登山道から漕いできた藪を振り返る。
待ち焦がれた天馬尾根。ここで沢装備を解除。紅葉にはまだ早いかと思っていたのに、最盛期と言えそうな景色が。
2016年09月25日 16:08撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 16:08
待ち焦がれた天馬尾根。ここで沢装備を解除。紅葉にはまだ早いかと思っていたのに、最盛期と言えそうな景色が。
天馬尾根を山頂へ向かって登り始めます。履き替えた運動靴が軽い軽い♪
2016年09月25日 16:21撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 16:21
天馬尾根を山頂へ向かって登り始めます。履き替えた運動靴が軽い軽い♪
一面の紅葉に藪漕ぎの苦労も吹き飛びました。来てよかった
2016年09月25日 16:30撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 16:30
一面の紅葉に藪漕ぎの苦労も吹き飛びました。来てよかった
分岐に荷物をデポしてガス中の山頂へ。山頂からの景色は見えなくても十分すぎるほど山を楽しめる、これが沢登のいいところ。山頂は独占でした。
2016年09月25日 16:54撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 16:54
分岐に荷物をデポしてガス中の山頂へ。山頂からの景色は見えなくても十分すぎるほど山を楽しめる、これが沢登のいいところ。山頂は独占でした。
紅葉に見送られながら下山開始。日没は覚悟の上。
2016年09月25日 17:08撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 17:08
紅葉に見送られながら下山開始。日没は覚悟の上。
須川温泉へ下る道は階段・木道、ところにより舗装までされていてかなり整備されていました。でも水たまりが多く、泥まみれに。
2016年09月25日 17:32撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
9/25 17:32
須川温泉へ下る道は階段・木道、ところにより舗装までされていてかなり整備されていました。でも水たまりが多く、泥まみれに。
昭和湖。草津白根山を思い出しました。臭い・・・
2016年09月25日 17:38撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 17:38
昭和湖。草津白根山を思い出しました。臭い・・・
名残が原ではすっかり日が暮れました。残照の中、木道をひた歩きます。
2016年09月25日 17:57撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
9/25 17:57
名残が原ではすっかり日が暮れました。残照の中、木道をひた歩きます。
須川温泉の裏側に到着。8時間の予定が10時間の山行になりました。大満足!
2016年09月25日 18:14撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/25 18:14
須川温泉の裏側に到着。8時間の予定が10時間の山行になりました。大満足!
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