槍ヶ岳（敗退 ）

2016年09月27日(火) ~ 2016年09月28日(水)

• GPS: 16:40
• 距離: 45.3km
• 登り: 1,683m
• 下り: 1,677m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:52
• 休憩: 2:03
• 合計: 8:55

距離 23.3km 登り 1,558m 下り 192m

6:53 上高地バスターミナル
6:57 無料トイレ
7:04 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:35 明神館
7:40 明神橋
7:45 7:56 明神池
7:56 7:58 嘉門次小屋
8:01 明神橋
8:07 8:10 明神館
8:18 徳本口(徳本峠分岐)
8:55 徳澤園
9:06 新村橋(パノラマ分岐)
9:44 9:58 横尾 (横尾山荘)
10:35 10:36 槍見河原
10:44 10:46 一ノ俣
10:52 二ノ俣
11:16 11:58 槍沢ロッヂ
12:17 12:18 赤沢岩小屋（ババ平）
13:01 13:04 槍沢大曲り
13:44 14:12 槍沢・天狗原分岐
15:01 15:06 坊主岩屋下
15:10 15:21 播隆窟
15:48 殺生ヒュッテ

2日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 1:06
• 合計: 6:52

距離 22.0km 登り 126m 下り 1,492m

6:48 殺生ヒュッテ
7:09 播隆窟
7:14 7:16 坊主岩屋下
7:49 8:08 槍沢・天狗原分岐
8:35 槍沢大曲り
9:03 赤沢岩小屋（ババ平）
9:17 9:30 槍沢ロッヂ
9:53 二ノ俣
9:59 10:01 一ノ俣
10:08 10:09 槍見河原
10:41 11:04 横尾 (横尾山荘)
11:44 新村橋(パノラマ分岐)
11:56 11:57 徳澤園
12:48 徳本口(徳本峠分岐)
12:55 12:58 明神館
13:28 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
13:34 13:35 河童橋
13:39 13:40 上高地バスターミナル
13:40 ゴール地点

天候

9/27晴れ時々曇り　9/28雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

車:沢渡第三駐車場　バスターミナル横 一日600円 車中泊したので3日分でした
バス：沢渡-上高地 往復2050円　(この日の始発は5:40)

コース状況／危険箇所等

上高地-横尾:林道歩き
横尾-槍沢ロッジ：傾斜もきつくなく整備された道
槍沢ロッジ-天狗原分岐:槍沢横にザレやガレが多い道を進む
殺生ヒュッテ付近:ガラガラ岩稜の登りですが整備されているので危険も少ない

その他周辺情報

温泉:せせらぎの湯（510円）国道から1キロほどそれた場所にある
　この日は沢渡駐車場にある温泉は定休日

写真

9/27 7:58

秋雨前線の影響で雨が続いていたこのじきの貴重な晴れ間、梓川を横目に進みます。始発バス満車で2便に乗車で30分遅れ

9/27 7:59

遅れ取り戻す事なく、寄ったことなかったので、晴れ晴れした陽気に誘われ穂高神社奥宮

9/27 7:59

岩魚定食、帰り食べたいなぁなんて、悠長に考えてた

9/27 8:01

明神池を散策

9/27 8:02

誰もいない(^.^)

9/27 8:02

タイマーで撮った(^.^)今回唯一の一枚

9/27 8:03

歩き始めたばかりだけど、スッカリまったりモード。
これが後々、響いてくるとは(￣▽￣)

9/27 8:05

静かな池にパワーもらいます

9/27 8:11

水面は鏡のように

9/27 8:13

さあ、安全祈願し改めて出発

9/27 10:15

横尾到着、涸沢に向かう人が圧倒的に多い

9/27 10:15

距離的には半分ね…

9/27 10:48

豊富な水流の音を聞きながら、槍沢ロッジを目指します。徐々に傾斜も出てきたが歩きやすい

9/27 11:48

槍沢ロッジにて昼食。カレーメシなるものを試してみた。しっかりカレーで美味しい(^.^)

9/27 12:14

水を補給し、槍沢ロッジを後にします

9/27 12:19

ん⁉槍⁇ではない

9/27 12:23

赤石が多い道あたりから、秋を感じる登山道へ

9/27 12:24

まだババ平手前、まだこの辺りは色づき始め

9/27 12:31

何箇所か涸れた沢や水流もそこそこな沢を横切る

9/27 12:41

♪

9/27 12:42

槍沢ロッジから30分ほどでテン場到着。もっと広いかと想像してました。

9/27 13:06

♫岩山に紅葉

9/27 13:14

♬

9/27 13:19

雲に陽が遮られたが、上りにはいい

9/27 13:20

上部の色づきは盛りのようだ

9/27 13:20

振り返るとテン場が小さく、高度もあげてきてるのを感じた

9/27 13:23

見えるのは中岳や大喰岳なんだろう

9/27 13:28

♪

9/27 13:32

♬

9/27 13:45

綺麗だな

9/27 13:56

♪

9/27 14:31

ナナカマド

9/27 14:33

涸沢もいいが

9/27 14:38

♪

9/27 14:38

♪

9/27 14:47

♪

9/27 15:01

氷河公園 天狗原行きたいな

9/27 15:04

ひょこっと常念岳

9/27 15:04

蝶が舞う

9/27 15:05

ん⁇トンガりだけど？あれでは無かろう

9/27 15:10

およ⁉

9/27 15:11

正に

9/27 15:11

穂先がようやく見えた

9/27 15:15

出た出た。突き刺す穂先

9/27 14:59

今この時間に穂先にいたい。痛いなぁ、振り返ると始発バスを逃し、明神池を1時間近く散策(￣▽￣)痛すぎる

9/27 15:19

荷揚げヘリが飛んで来た

9/27 15:28

感慨深く、岩室を通過したが・・・まさか自分もとは

9/27 15:30

常念岳も綺麗に見える

9/27 15:31

蝶ヶ岳にも陽がさして

9/27 16:05

喘ぎながらも殺生ヒュッテ到着…ご主人から、今日のテン泊者は自分が1番乗りとの事。

9/27 16:16

小屋から一番近く、風が凌げそうな一番良さそうな場所を見定めて

9/27 16:16

さてと、グランドシートを敷いて、フライシートはあとで(￣▽￣)先ずはポール⁉ポール⁇ポールがないではないか(￣▽￣)ここまで担ぎ揚げてなんとういう大失態、小屋泊を決し、大大失態をご主人に説明。

9/27 18:04

するとご主人が先人のスーパー猟師さん小林喜作さまも利用したという石室が有るとの事で、大失態の自分の為にご案内いただきました。ありがとうございました

9/27 16:54

内部は1人で過ごすには十分なスペース、立てはしませんが風が入り込むよりはいい。

9/27 16:54

シュラフをセットし横になると隙間風が入り込む穴があったので塞いでみた…そうこうしている内に日は暮れてビール2缶開けて早々に寝ました。防寒対策バッチリだった上にテントより広いので快適に寝れた。

9/28 6:26

翌朝、04:30起床し穂先アタックの準備をとコーヒーでまったりしてると雨音が(￣▽￣)この雨も一時の事だろうと暫し待機。

9/28 6:43

日の出の時間が過ぎても雨は上がらず、風もましてきた。。
槍ヶ岳山荘から下山しはじめる方もチラホラしはじめ

9/28 6:43

06:30に撤退を決断(￣▽￣)雨粒は大きくなる一方、天気予報で今日崩れるのはわかってはいたが、こんなに早いとは(￣▽￣)幸い石室内なので濡れずにパッキング

9/28 8:12

撤退判断はよかったと思わせる雨足でした。

9/28 9:42

槍沢ロッジ〜上高地まで土砂降り、寒い時期だったらもうこりごりだったな！

9/28 10:46

横尾にてラーメン　700円也　雨に打たれた体にしみる。人は溢れんばかりに停滞して、雨を凌ぐため屋根がある箇所へ。

9/28 15:15

歩きはじめから終始、雨に打たれた山行は経験ないなぁ(￣▽￣) なんとか13時台のバスに乗り込み上高地をあとにした。帰りの国道からちょい逸れて、冷え込んだので温泉にて温まる。510円でした。

9/28 15:17

月曜定休日のようだ。沢渡の施設は今日休みだった。しかし、いろいろ勉強になったな今回は。お疲れ様でした

撮影機器：

iPhone 5 Apple

NIKON D80 NIKON CORPORATION

装備

備考

それはあれだ！
テントのポール テン泊登山者として失格です

感想

irukamoko

撤退ということで感じた事も多いですが、ゆっくり編集して感想をじっくり考えて追記していきたいと思います。忘れ物や寄り道や天気の崩れやもう色々盛りだくさん、いい経験できたし、それでもやっぱり楽しかったと言える今があることが嬉しい！リベンジを誓う。逃げない逃げない(;_;)/~~~

2016/10/5追記
山行から1週間たち振り返る。
自身の登山経験はレコにあげているもの以外は、低山を数回程度ですので、まだまだ未熟ものなのですが、本格的に登山にのめり込むようになって45歳までにはこの槍ヶ岳に登りたいといった目標、憧れがありました。実際には誕生日を過ぎてはしまいましたが・・・・この山を目指すことが出来る自信もでき、今回の山行となりました。
　新穂高からの方が距離もなく1泊には適していることはわかってはいましたが、王道ルートの上高地から槍沢をつめたかった。長い長い距離を歩き坊主岩屋下辺りまで登りつめないと現れない穂先。テン泊装備はずしりと肩に食い込んだ。
　この夏、南ア深南部での縦走を経験できていたので高所でのテン泊に不安はなかったのですが、まさかのテントポール忘れでの岩室泊。昨年、涸沢でのテン泊で寒さを感じたので今回防寒対策として、ニット帽子、ネックゲーター、ベースにメリノウール（厚手）、厚手フリース、ダウンジャケット、ハードシェルと着込みました。シュラフはモンベル#3でしたが、山頂からの吹き下ろしの風対策をしたこともあり、静かに寝れた。　石室で良かったと思うほどでした。もしテン泊であれば早朝より雨であり濡れた状態での撤収は難儀でしたし、高所でのテン場なので風もそれなりにあったのでフライシート叩く音で快眠と行かなかったでしょう。岩室泊実は人気？日暮れに山頂から降りてきたがパーティが「岩室、人入ってるね」なんて声が聞こえ山荘へ向かってましたしね。しかし、忘れ物は大いに反省点として、今後気を引き締めたい。
　穂先断念に関しては、行動計画が甘かった〜計画では明神池に寄る計画も始発バスを逃す想定もなかったので、痛い。　当初は1日目に殺生ヒュッテまでテン泊は変わらず、その日のうちに穂先アタック。2日目に天候崩れも予想されていたので下山、余裕もあるので氷河公園へ散策、天狗原で逆さ槍でも見て帰ろうとしてましたが、結果として、ピークにも立てず逆さ槍も見れずとなりもした。2日目の天気予報は午後より雨は覚悟してましたが、まさか早朝からとは〜山はわかりませんね。これまた、反省です。
　リベンジは必ずや果たしたい。今年は諦めますが、来年か？！同ルートで行きたい思いが強い。新穂高からではなく。長く長くまだかと思う登山道を、寄せ付けない感を感じながら歩きたい。下見？はバッチシ。迷いません…
　でも、2泊ぐらいで計画できたら表銀座にしちゃおうかな((´∀｀))下山タイムはわかったし((´∀｀))ね！

コメント

hajime1106

いいですねぇ〜錦秋の北アルプス！
irukamokoさん こんにちは。去年に引き続き紅葉の北アルプス山行お疲れ様でした。ひっそりと佇む静寂な明神池。水面に映りこむ山の木々が癒しを与えてくれていますね。
紅葉も見事です！秋色に染まる景色を見ながらだとなかなか歩が進まなくなっちゃいますよね！？そして圧巻は石室でのご宿泊！小屋泊でさえしっかり眠れない自分にとってはもう異次元の世界（笑）しかも快適に眠れたそうで・・・もう脱帽です！ぜひ次回お会いした時に詳しい話を聞かせてくださいね。
翌日の雨天は晴れ男のirukamokoさんとしては残念でしたが連続する濡れた梯子を上り下りすることを考えると撤退は正しかったと思いますよ！また来年再訪ですかね！！それでは〜。

irukamoko

Re: いいですねぇ〜錦秋の北アルプス！
hajime1106さん(^O^)どうもありがとう！スッキリしない天気続いていつの間にか都心部でも秋の風ですね〜実にスッキリしない山行となった今回でしたが(￣▽￣)経験値アップとなりました。仰るとおりあの場所での石室泊では念仏唱え、只でさえドギツイ20キロオーバーの道のりを雨に打たれ修行をして参りました。お前にはまだまだ来る資格などないと・・ゆっくり語りながら、またマッタリ登山行きたいですね〜どもでした

koumama

逃げない逃げない(>_<)
逃げない逃げない。何度自分に言ったことか、
irukamokoさんとは意味合いが違ったりしますが(*_*;
山行10分の3撤退のkoumamaです。(天気でなく)
お盆休みの白馬から、遠征しようと思うと天気が悪く
３連休こそは、と願っているのですが。

明神池は、もう一回いきたいなーと思っています。
明神館より先は、憧れの地なのですが、
写真に見とれてしまいました。
今すぐ行きたーい！
でも、高所恐怖症の家族なので、先に足をのばす日が来るかは
疑問ですが(>_<)
天候は残念でしたが、すごいところにご宿泊で
すごい思い出ですね。

時効ということで、白馬のｷｬﾝﾌﾟ場のアナウンスは
我が家でした。大怪我にならず本当に良かったです。
大町の救急病院では、山でケガをした人もいて、
身が引き締まりました。

安全登山で、次回のﾚｺも楽しみにしてます。
勇気ある撤退、お疲れさまでした(^^)v

irukamoko

Re: 逃げない逃げない(>_<)
koumamaさんコメントどうもありがとうです。今回の敗退はやはり思い起こす度に後悔が残るものとなってます。自分自身の登山経験は、レコにあげているもの以外は低山を数回程度ですので、槍穂劔といったところは憧れですからピークに立てなかったのは事前準備?計画?天気予報を含む情報収集力?もちろん体力もですが、考えさせられました。この総合的なところが山の魅力なんですが甘かったと…もちろんリベンジは果たすつもりです。来年になるかあと数年先か････なかなか来れませんからね。
連休での遠征を考えられているのですね 青い空に映える赤く染まる紅葉に逢えるといいですね 計画から登山は始まってますもんね。こころワクワクですかな?天気晴れるといいですね良き山行を
　キャンプの一件はとうに時効成立です。山と同じですね。今回の山行で自分もおおいに学びましたし