米子沢〜ヌクビ沢下降〜道をロスト〜井戸尾根
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,746m
- 下り
- 1,733m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・米子沢の取り付きは林道をしばらく行くと立て看板あり。 ・ヌクビは下山禁止という看板あり。確かに一般道としておくのはどうか? ・行者の滝の下りがわからず、ここで道をロスト |
その他周辺情報 | さくり健康館 ¥420 21時までに入場、21:30閉館 |
写真
感想
まず初めに…今までこんな形で道をロスしたことがなかった。
なぜロスにつながったか?|録泪淵掘↓下山禁止を無視、それなりの回数、この山に入っている等…基本を無視し調子に乗ったことが主原因と考えられる。
安易な転戦は慎み、情報がないならないなりの行動をすべきと改めて反省した。
このことを踏まえた紀行文。
このところ毎週末天気が悪く、今日も楢俣川周辺に行っている予定だった。とりあえず水上入りすると、明日の天気は昼過ぎから雨に変わっていた。でもお隣、新潟県は晴れ予報。地図ナシで行ける沢…米子沢しかない、そう直感的に思い転戦を決定。三国TNを抜けるとすごい星空だ。
桜坂Pはものすごい数の車と人。米子方面に行くのは自分ひとり。貸し切りの予感に喜ぶ。一度林道左に合ったピンクテープを入渓点と勘違いし、ちょっと時間ロス。正規ルートは無雪期の水害後に初めて来たが、ゴーロが発達していた。正規の入渓点はタテカンがあるので注意。30分歩いてやっと水が表に出てきた。連瀑を気持ちよく登るとはじめの二俣、ここで休憩後再び連瀑帯となり、よく踏まれた巻き道を進む。始めて来たころに比べて道がはっきりして登山道チックになってきている感じがする。巻き終われば幅広の大滝。渇水で向かって右側の流れはなくなっている。
これを越えると枝沢からの土砂で本流が荒れてくる。沢が急に左に曲がると幅の狭いゴルジュ。今日は直瀑で濡れるのは遠慮し、左岸巻き道を行く。一旦沢身に戻り、その先の滝はゴルジュの中を突破する。出口の滝はご丁寧に右壁上部にピンクテープが…そこまでする必要はあるか?
大ナメは健在。パラダイス!でもラバーであれば、若干ぬめっているので注意。中盤の小びろい岩盤で大休止。いつまでもここで山を眺めていたい空間だ。とはいいつつも午後遅くから天気は崩れる方に向かっているよう。渋々先を急ぐ。流れは小滝が幾つかあるもののほぼ平ら、頂上への流れは相変わらずトラロープで規制されていた。小屋へ向かうテープを無視し、さらに流れを詰める。スキーで来ると大雪庇ができているハーフパイプ状の窪だ。正面に登山者が見え、小屋と御機屋の中間に出る。
木止めの階段が妙につらい。
御機屋は混んでいたので牛が岳へ向かう。こんなに遠かったかな?道標は倒れており、五十沢への登山道が下り始める所で休憩。越後三山、魚沼平野がよく見える。転戦成功!という感じだった。
この山でヌクビをまだ歩いたことがなかったことから、下山しようと思って聞けば『下山禁止』って入口に看板があって、地図にもそう出ているとおじさんに言われた。沢装備はヌクビの滝群をすべて終えてから解除しようと思っていたので、いつもの沢下りを考えれば『登山道に指定された沢下り』ということもあり、どうにかなると思っていた。とりあえず割引岳方面に向かう。確かに下山禁止の看板があったが、何の疑いもなく突入。『この道をなぜ廃道にしないのか?』がわからくらいものすごい道だ。沢下りになれた人であれば、沢身を下っていくこのルートは急だけれど道はわかりやすいルートという感じ、と、思って進む。天狗岩より高度を落とすと突然大きめの滝に出くわすが、ここで下降点がわからなくなる。これまで所々赤ペンキやテープがあったのに一切ない。右岸側は岩盤を少し下っても、しっかりした灌木が少ない感じ。ザイルはもっているが下向き灌木でとなると、あまり気が進まないし、果たして下まで届くのか?といったところ。左岸側も草付きチックでこちらは登ってこないだろう…ここからロストへとつながる連鎖が始まる。
一度、テープを最後に確認したところまで戻ってたどりなおすことをせず、多分テープがあった高さから左岸を道がトラバースしているんだろうと思い込み、近くにあった左岸枝沢を登れば横断点に出くわすだろうと、その枝沢を登り始めた。勢いで進んでいる部分もあり、暑かったこともあって早くここを通過したいという思いもあった。
ちょっと登れば…ン⁇ない。
もう少し登れば…ン?そんなに上か?
じゃ、もうちょい…ンー、やっちまったかな…
なんか下るのもっていう感じだなぁ…
じゃあスッキリスラブだから、これを詰めて右へトラバれば井戸尾根コースに出るでしょ
この思考がドツボへ向かう。藪に突入すると身の丈以上で、太さが中指程度の笹、ツツジ、シャクナゲ、ハイマツの密生…つかんで分けて踏みつけて、小尾根を一つ巻き終わるくらいのところで大きめのダケカンバに登って先を見れば、あれ??まだ違う尾根がある‼?この時点で完全にやっちまったと悟る。遅い‼スキーで藪がない時期に来た時と印象はこうも違うのか?もうひたすらトラバるしかない。そうすれば登山道に出るのは間違いない。
さらに小尾根が出てきて沢の源頭風を2か所トラバースすると、登山道が見えた。
2時間半くらいヤブに入って飛び出した先は八合目の直下だった。久々のヘッデン山行、ツルツル滑りながら19時過ぎに駐車場に着いた。
開いていてくれた温泉に感謝!
思い込みと慣れは怖い…翌日、会社で全身のだるさと戦い、翌々日全身の筋肉痛と戦っていたのは言うまでもない。
まあ、丹沢道迷い&入渓点見つけられない男の俺が言うのもなんだけど、入山する前にしっかり連絡入れといておくれ
スイマセン、迷うつもりもなかったので…😅
一緒に行っていれば安心ですね😜
今週は車が緊急入工なので、来週は行きますよ。
おほほほ〜
やっちまったか
藪得意の海老ちゃんで良かったよ
花に転進する
いつでもおいで〜
いやー、真剣にマズイと思いました😱
とりあえず明るいうちに終わってよかったという感じです。
来週、朝日連峰行こうかと思っています。まだまだ歩きますよ‼
自分も以前ヌクビ沢を下降して道を迷い少しロスしたり、スラブ滝で滑って尻が焼けるかと思ったり、怪しい岩で懸垂して降りて振り返ったら横に鎖が有ったりと、手こずった覚えが有ります。登りだと印が見えるけど下山用には書かれてないので見えなかったりしますよね
何はともあれ無事下山できて良かったです☆筋肉痛はお土産って事で
どうもどうも、お久しぶりです。
あいかわらず精力的に登られているようですね。魔が差した…という感じですか?
西ゼン滑走は、ボードだと下の林道がほとんど歩きですね。2時間くらい?もうちょっとかな?下の道路まで出れば蓬橋〜越後湯沢のバスがあって、さらに湯沢〜苗場のバスで平標駐車場まで戻れますよ。
今月はどちらまで?
自分は朝日連峰の予定です。
朝日ですか〜羨ましいです
自分は黒部予定でしたが悪天で中止、今日は奥多摩、明日は外岩かジム、月曜は日帰り南アルプスな予定です
ボードだとニシゼンの下山が大変だと聞いているのでその日はスプリットボードで滑走する予定です。あの林道は歩きたくないですよね汗
バス出ているのは知らなかったです!戻方が山行より大変そう笑
行くときお誘いしますね
単独朝日の沢は自殺行為です😅
今まで2本登ってますが、あの距離を1人では狂ってると思います。
スキーは是非行きましょう!
西ゼンよりもシッケイ沢の方が楽しいですけどね。
バスは上越線のあなを埋めている感じで、駐車土樽まで歩かなくて良いのもメリットですね。タクシーの10分の1位の値段だったかな?
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