神社山北面滑降 ーいにしえのスキー地をたずねてー
- GPS
- 01:36
- 距離
- 2.2km
- 登り
- 223m
- 下り
- 200m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今日は父を泌尿器科へ連れて行かなければならないので、2時間足らずしか時間がない。昨日、一昨日と雪が降ったことだし、神社山の北面の谷を滑りに行ってみることにする。この辺は、まだスキー場のなかった昭和初期にはよく滑られていたようだ。時間が余れば、荒井山を滑ろう。
寺がある神社山の南のコルへ歩いて向かう途中、宮の森中学の向かいから、宮の森シャンツェの山の北にあるP.270の方へ登ってみようか、と思う。290mのジャンクションまで登り、北側の谷を滑って神社山の南のコルへ出て...。しかし、やはり時間が心配だし、この尾根は北向きで日陰なのでやめておく。
コルからは人家の脇を通らなければならない。ツボ足でズボズボ埋まりながら、車の間をすり抜け、段差になったところを這い上がってスキーを履く。
しかし...雪が重い!今日は気温が高めだからか。スネぐらいのラッセルだが、これはP.270へ行かなくて正解?
見ると、神社山の頂上から滑り降りてきたシュプールがある。一昨日あれだけ降ったので、それ以前ということはない。この新しさはたぶん今日のもの。スキーで神社山に登る人いるんだな。この重い雪の中、しかも木の間を見事にターンを繰り返している。このシュプールは、私が登ってきたところではなく、もっと西側へ斜面を巻くように下っていた。
シュプールを使わせてもらって登るが、それでもちょっとしたラッセル。しかし、神社山までは標高差70mぐらいしかないので、あっという間に頂上の少し西の頂上稜線に着く。
頂上から北面の谷を滑るだけでは物足りないので、ここから、一本西の谷を滑ってみることにする。この雪質では快適な滑降が望めないのはわかっていたが、想像以上。いや以下か? あまりターンできない。ブッシュも見えてきたし、早々にあきらめて登り返し。しかし、雪が深くてなかなか上へ登れない。左上へ斜登しようとするのだが、どんどん押し下げられてほぼトラバース状態。しかたなく、そのまま尾根まで行き、この尾根を登る。何とか頂上稜線に戻り、神社山の頂上にたどり着く。神社山でこんなに汗をかかされるとは思わなかった。シュプールは北尾根から登ってきているようだった。
さて頂上から、目的の谷へと滑り込んだが、たちまち倒木&ブッシュ帯となる。昨年の初雪のときに酷くなったのだろう。これなら先ほどの谷の方が良かった。しかし、どうやって切り抜けたものか? 右の尾根の側面は比較的に滑りやすそうだが、そこまで行くのが大変かもしれないのでやめて、左の尾根の方へ下って行く。やがて右の谷筋のブッシュが消えて滑りやすくなってきたので、こちらへ。傾斜が緩まり、谷が開けて、テレマークターンが心地よく決まるが、あっという間に人家が近づく。今日一番の快適な斜面だったが、ここを滑るためだけに来る価値があるかどうか?
人家の間に降りてスキーを脱ぎ、荒井山〜宮の森2条17丁目の旧道に出る。かつて神社山横のバス停があったところより、かなり下の方。ここから宮の森中学の脇を通って家に帰った。
コメント
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この頃、荒井山にも綺麗なシュプールがあり
きっとkennさんだなって思ってたのですが
kennさんみたいな人が 他にもいるんですね!
神社山、どこを滑るんじゃと思うぐらい木が密生してますが
さすが達人は凄いです。そして神社山の山名板が
いつの間にかついてる!
ひっそりした裏山が 好きなんだけどな。
marikkaさん、どうも。
結構どこへ行ってもシュプールがありますよ。
奥三角山の東尾根にもあったし。ケネウシペツ源流中間尾根と大倉山東尾根は、動物の足跡ぐらいしかありませんでしたが。
スキーは全然うまく滑れませんでした。ブッシュと雪質のせいにしておきましょう。もっと北尾根寄りの方が滑りやすかったかもしれませんが、また滑りに行くかは微妙。
そういえば山名板なんか無かったですよね。
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