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Yamareco

記録ID: 977727
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

三池岳 岩ヶ峰尾根から周回 

2016年10月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:45
距離
7.5km
登り
838m
下り
834m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:27
休憩
0:19
合計
6:46
6:30
118
スタート地点
8:28
8:32
14
8:46
8:47
25
9:22
9:27
10
10:02
9
10:11
10:13
11
10:24
4
10:28
0
10:28
1
10:29
4
10:33
3
10:36
10:38
3
10:41
10:43
30
11:13
15
11:28
8
11:36
11:38
24
13:09
7
13:16
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R306から八風キャンプ場行道路(狭い)に入り,突き当りの道路脇駐車場を利用。三池岳の登山者は少ないので,道路脇のどこかに駐車できます。
コース状況/
危険箇所等
岩ヶ峰尾根から県境稜線縦走路に入り,釈迦ヶ岳に向かいました。この尾根道は破線ですが,岩などに赤ペンキでしっかり目印がついていますので,迷うことはありません。アップダウンがあり,登りは急坂が多いです。
釈迦ヶ岳から縦走路で中峠,八風峠を経て三池岳に向かいましたが,快適な縦走路です。危険個所は全くありません。
三池岳から「正規」の尾根登山ルートを下りましたが,3分の2くらいまで岩ヶ峰尾根に負けず劣らずの急坂で,道もザレている箇所が多く,慎重に進む必要があります。
国道306号から三重県菰野町田光交差点から八風キャンプ場行の道路に入り,真っすぐ行くと写真の栃谷橋に至ります。橋を渡れば道沿に駐車場所がいくつかあります。三池岳の正規登山道入口へ行くにはこの栃谷橋を越え,二つ目の橋を越えたところに停めるのが近いです。
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国道306号から三重県菰野町田光交差点から八風キャンプ場行の道路に入り,真っすぐ行くと写真の栃谷橋に至ります。橋を渡れば道沿に駐車場所がいくつかあります。三池岳の正規登山道入口へ行くにはこの栃谷橋を越え,二つ目の橋を越えたところに停めるのが近いです。
橋に入り手前に「八風キャンプ場」の手書きの看板があります。この左横の木に小さな赤いテープが巻かれていますので,これが入り口かとわかります。
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橋に入り手前に「八風キャンプ場」の手書きの看板があります。この左横の木に小さな赤いテープが巻かれていますので,これが入り口かとわかります。
看板から川沿いに上がっていきます。テープもあり。
看板から川沿いに上がっていきます。テープもあり。
しばらくすると左手から尾根の急登に入ります。後は尾根伝いです。と教えていただきました。
しばらくすると左手から尾根の急登に入ります。後は尾根伝いです。と教えていただきました。
手書きで岩ヶ峰と書いてあります。お手製の道しるべが基本です。
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手書きで岩ヶ峰と書いてあります。お手製の道しるべが基本です。
少し登ると,いきなり突き当り。実は右へ直角に曲がります。
少し登ると,いきなり突き当り。実は右へ直角に曲がります。
直角に曲がるとすぐダウン。山道はランドマークがないので,説明が難しく,すみません。
直角に曲がるとすぐダウン。山道はランドマークがないので,説明が難しく,すみません。
こういうザレ場が一か所あり。ヤマレコ記録でここで帽子を飛ばされた方がいて,取りに行くのをあきらめたとか。ですので,事前に帽子をとりました。
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こういうザレ場が一か所あり。ヤマレコ記録でここで帽子を飛ばされた方がいて,取りに行くのをあきらめたとか。ですので,事前に帽子をとりました。
岩場も多いです。赤ペンキが鮮やか。ここも急です。
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岩場も多いです。赤ペンキが鮮やか。ここも急です。
北山に到着。どういう場所なのか不明ですが,報告されている方が多いので一応撮りました。770メートル。もうすぐに稜線に出るのかと思いましたが,まだまだでした。
北山に到着。どういう場所なのか不明ですが,報告されている方が多いので一応撮りました。770メートル。もうすぐに稜線に出るのかと思いましたが,まだまだでした。
大岩があれば左右どちらかを回ります。
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大岩があれば左右どちらかを回ります。
ドングリがよく落ちてます。ブナ林なんですね。縄文人の主食だったようです。
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ドングリがよく落ちてます。ブナ林なんですね。縄文人の主食だったようです。
岩ヶ峰に到達。私の鈍足で2時間15分かかっています。縦走路までまだ約30分かかります。
岩ヶ峰に到達。私の鈍足で2時間15分かかっています。縦走路までまだ約30分かかります。
縦走路に出る直前の最後のロープ。
縦走路に出る直前の最後のロープ。
縦走路です。少し広くなってます。道標なし。
縦走路です。少し広くなってます。道標なし。
縦走路に出たところから伊勢湾,木曽三川を撮りました。
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縦走路に出たところから伊勢湾,木曽三川を撮りました。
一応釈迦ヶ岳三角点を寄ってから引き返します。
一応釈迦ヶ岳三角点を寄ってから引き返します。
さっき上がってきた岩ヶ峰尾根との合流点です。しかし,案内がないので見落とします。
さっき上がってきた岩ヶ峰尾根との合流点です。しかし,案内がないので見落とします。
右(伊勢湾川)を見るとロープのついた木があり,ここを上がってきたことがわかりました。見落とします。
右(伊勢湾川)を見るとロープのついた木があり,ここを上がってきたことがわかりました。見落とします。
途中に正面の突き出た山が非常に眺望が良いようです。登山者が見えました。次回は訪れたい場所です。ただ縦走路からの進入路がわからないのです。
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途中に正面の突き出た山が非常に眺望が良いようです。登山者が見えました。次回は訪れたい場所です。ただ縦走路からの進入路がわからないのです。
仙香山の標示。それがどうしたんですかって感じです(笑)。案内がちぐはぐな気がします。
仙香山の標示。それがどうしたんですかって感じです(笑)。案内がちぐはぐな気がします。
中峠に近づいていくと,眺望が開けます。このあたりの縦走路はのどかです。
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中峠に近づいていくと,眺望が開けます。このあたりの縦走路はのどかです。
中峠です。八風峠まで20分くらいかかります。
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中峠です。八風峠まで20分くらいかかります。
やったー 八風峠。この峠を滋賀県側へ超えると杠葉尾です。「ゆずりお」という難読地名。
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やったー 八風峠。この峠を滋賀県側へ超えると杠葉尾です。「ゆずりお」という難読地名。
鳥居がありので,特別の峠であることがわかります。ここと旧千草街道の根の平峠(国見岳を下ったところ)が二大交易路だとか。ただし,室町,戦国時代限定。江戸時代になると東海道関宿(現亀山市)の鈴鹿峠(現在は国道1号線)が賑わうのでしょうか。
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鳥居がありので,特別の峠であることがわかります。ここと旧千草街道の根の平峠(国見岳を下ったところ)が二大交易路だとか。ただし,室町,戦国時代限定。江戸時代になると東海道関宿(現亀山市)の鈴鹿峠(現在は国道1号線)が賑わうのでしょうか。
八風峠から滋賀県側を撮影。かすかに琵琶湖が見えるかどうか。それにしても大変な峠道。
八風峠から滋賀県側を撮影。かすかに琵琶湖が見えるかどうか。それにしても大変な峠道。
三池岳。次回の縦走路区間探訪は,ここから石榑峠経由で竜ヶ岳を目指します。しかと目に焼き付けて下山。
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三池岳。次回の縦走路区間探訪は,ここから石榑峠経由で竜ヶ岳を目指します。しかと目に焼き付けて下山。
三池岳から竜ヶ岳を臨みます。遠方の山。
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三池岳から竜ヶ岳を臨みます。遠方の山。
下山途中で再び竜ヶ岳を撮影。
下山途中で再び竜ヶ岳を撮影。
お菊池が途中にあります。お菊さん伝説の悲しい池。ポールでつつきましたがそれほど深くないような。干上がることがないのでしょうか。
お菊池が途中にあります。お菊さん伝説の悲しい池。ポールでつつきましたがそれほど深くないような。干上がることがないのでしょうか。
福王山への分岐点。難路とあり。少し覗きましたが,行く気がしません。
福王山への分岐点。難路とあり。少し覗きましたが,行く気がしません。
ここに下りてきました。登るときは矢印から入ります。この登山道もすごく急登で,目印も少ないので注意してください。岩ヶ峰尾根の方が目印が多いです。でも,尾根道はなんとなくわかるので目印に頼る必要がないのかもしれません。とにかく急登です。
ここに下りてきました。登るときは矢印から入ります。この登山道もすごく急登で,目印も少ないので注意してください。岩ヶ峰尾根の方が目印が多いです。でも,尾根道はなんとなくわかるので目印に頼る必要がないのかもしれません。とにかく急登です。
さっきの看板を下るとここに出ます。これが登山道入り口です。石垣を越えます。ポストがないのですね。
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さっきの看板を下るとここに出ます。これが登山道入り口です。石垣を越えます。ポストがないのですね。
登山道入り口から山側を見た写真ですが,この道をまっすぐ進むと八風峠への道だそうです。中央突破コースです。三池岳へはこの道が最良のようです。三池岳を登るだけなら,ここまで車で来た方が楽です。八風キャンプ場を通過してすぐです。
登山道入り口から山側を見た写真ですが,この道をまっすぐ進むと八風峠への道だそうです。中央突破コースです。三池岳へはこの道が最良のようです。三池岳を登るだけなら,ここまで車で来た方が楽です。八風キャンプ場を通過してすぐです。
冒頭写真の栃谷橋を進むとこの堅木橋に至ります。ここを過ぎるとさっきの登山道入り口です。この橋を過ぎた道路沿も駐車ができます。駐車は苦労しません。
冒頭写真の栃谷橋を進むとこの堅木橋に至ります。ここを過ぎるとさっきの登山道入り口です。この橋を過ぎた道路沿も駐車ができます。駐車は苦労しません。
もうすぐ栃谷橋ですが,途中大平尾根の案内が。また手書きなんですが,覗くとテープあり。怖そうです。
もうすぐ栃谷橋ですが,途中大平尾根の案内が。また手書きなんですが,覗くとテープあり。怖そうです。
栃谷橋を越えですぐの自分が停めた駐車場。予定時間を7分オーバーしましたが,目標達成です。来年は難所の石榑峠です。
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栃谷橋を越えですぐの自分が停めた駐車場。予定時間を7分オーバーしましたが,目標達成です。来年は難所の石榑峠です。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

鈴鹿山脈の県境稜線縦走路を区間縦走中です。鎌ヶ岳〜御在所岳〜国見ヶ岳〜釈迦ヶ岳まで経験。今回は釈迦ヶ岳から八風峠経由で三池岳を縦走します。アプローチは,八風キャンプ場から岩ヶ峰尾根コースを登り釈迦ヶ岳近くの縦走路に出る方法で,ヤマレコ記録を参考にさせてもらいました。もう一名岩ヶ峰尾根コースを登る方がおられ,入り口とコース状況のアドバイスを受け,少し安心しました。今日は風があり肌寒く,最初防寒具をまとっていたのは正解でした。
縦走路に出た頃から晴れ間が出て,やや気分も高揚。縦走路は穏やかな起伏で,中間の段木あたりからの眺望は非常によくなります。休日の久しぶりの天気だったので,幾人かの登山者と出合いました。
八風峠は前からの憧れで,室町時代,近江商人や伊勢・三河商人の通行の要所とされていたところで,鈴鹿の山歩きしなければ知らなかった知識でした。横道にそれますが,鈴鹿の山は,京・大阪と尾張・三河の交通の最大の障害で,それは現代でも事情は変わってないですよね。東海道新幹線も名神高速道路も鈴鹿の山を避けて北から迂回する米原経由です。地図を見ればすぐわかりますが,かなりの遠回り(笑)。そのため,リニアは鈴鹿の山を通過する(トンネル)亀山ルートのようです。そんなこと考えるのも登山のおかげです。
秋田で紅葉見物の登山グループが遭難されたと帰宅してTVニュースを見て知りました(無事で何より)。そういえば,今日の山歩きで紅葉のこと一度も考えたことありませんでした。私の登山目的は風景や景色ではないので(体力増強とストイックが趣味),いつも帰ってから後で気づくのが多くて困ってます。
今シーズンの山行はこれが最後です。寒いのが苦手なので。来年は三池岳から竜ヶ岳,藤原岳,御池岳へとつないでいく計画です。渓谷の駐車場を起点に周回することができ難いと思うのですが,皆さまの山行記録を参考にさせてもらいたいと考えていますので,宜しくお願いします。



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無雪期ピークハント/縦走 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
岩ヶ峰から釈迦ヶ岳・三池岳周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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