黒檜山〜駒ケ岳
- GPS
- 06:40
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 553m
- 下り
- 560m
コースタイム
天候 | 快晴(風もなし) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口までの道路は凍結している箇所が多数ある(2011/02/02)ため、ノーマルタイヤでは厳しいかと。 ・駒ケ岳への下山は鉄バシゴが危険箇所 木道は気にならないが、鉄バシゴは全部雪に埋もれているところもあれば 足場のみ埋もれているところもあり。足場の角だけ顔をのぞかせているところが 一番歩きにくい。 ・大沼は前面凍結しているので、沼のうえを通過し、赤城神社に行けた。 ・アイゼンは6本爪では厳しい |
写真
感想
目的:2月の3連休の北八ヶ岳に向けての冬靴の慣らし&雪山の慣らし。あと車の運転も。
朝からいい天気。
三芳から車を運転させてもらい、上里で朝ごはん。そのまま渋川伊香保を降りても運転をすることになった。下道に入ってもぜんぜん雪がない。雪山の練習にならないかも… とだんだん不安になってきた(運転は楽だけど)。
が、いよいよ車も少なくなってきたころからいい感じに道路が凍結していたりしてスキー場に向っているような感じになってきた。
6時に出発したので9時ころから登れるような気でいたが、
レンタカーについていたナビは古いらしく、新しい道を通ると案内がストップしてしまうため、やや、迷子になったりもしたせいか、駐車場についたときには10時になってしまった。
今日の装備はスペシャル
ストック2本・6本爪アイゼン・スノーシュー。
相方は12本爪アイゼンに60ℓのザック。
登山口でアイゼンを装着し、意気揚々と登り始めた。
が、6本ではまったく歯がたたない。文字どおり歯がたたないのだ。
斜面に直角に脚を出すのがつらい。が、ちょっとでもつま先立ちになるとアイゼンが接地しない。相方は汗ひとつかかず、平然と登っているが、こちらはすでに汗だくだ。ずるずると滑り落ち、ほとんど短距離走のスタートみたいな格好で登っている。何度も休憩し、悪態をつき、アイゼンを脱ぎ、つま先を斜面に打ち付けて、むりやり階段状にして登ることにした。
山頂に着いたころには12:30近くになってしまったが、どうにかたどり着いた。
2人組みの男性・単独の男性が2人いた。
みんな10本か12本のアイゼンを装着していた。
「6本と違います?」と聞いたところ、アイゼン・雪山がはじめてで今日は練習に来た とのこと。
練習にもってこいの山なのだろうか?
山頂だというのにまったくの無風で長袖シャツ一枚で全然寒くない。
今回のお昼はタイ風なべの基を使ったすっぱ辛いナベ。
最後はうどんで締め、苦しくなったおなかをさする。雪でコッフェルを洗い、その雪にはきれいな雪をかぶせる。
なぜか、相方が「相撲をとろう」と言い出し、負けてばかりで悔しい私は相手の足にタックルをカマし、プロレスのような感じになってきた。
それにしても、なぜ相撲?
駒ケ岳とは反対方向になるが、見晴らしのいい場所へ5分ほど向かう。
ほとんど足跡がない。腰まで埋もれながら進んで行く。
山頂で出合った「やす爺さん」に教えてもらわなければ、ここへ立ち寄らず、駒ケ岳へ向かってしまっていただろう。
360度パノラマなのだが、方角により抜けているところ、霞んでいるところがあり、完璧なパノラマは撮影できないそうだ。
遠くの山々の雪化粧が美しい。あんな雪山にも行けるようになるのだろうか…
11月に登った日光白根山もわずかに頭を覗かせていた。自分が登った山を他の山頂から見るのは楽しいものだ。
さて、駒ケ岳に向かう。2時間はかかると言われたが、がんばることにした。
足跡がない。けものの足跡はあるが、人の足跡がない。
道標もてっぺんだけわずかに覗いてはいるがほとんどずっぽり雪に埋もれている。
スノーシューをつけ、足取りは快調になったが、足跡がないことで不安にもなった。
たまに転ぶ。起き上がるのに腕の付け根が疲れるのでそのままお尻ですべり降りたり、スノーシューの上でしゃがんですべり降りたりと、童心に返る。相方はアイゼンなのでももまで埋もれたりしているが、ケタケタ笑っている。
駒ケ岳は見上げるような高さに感じたが、いつの間にか到着した。山頂は貸切。
のんびりコーヒーを沸かす。
後は降りるだけだ〜 とちょっとさびしいようなホッとしたような気持ちのまま下山開始。歩き始めの尾根は細く、どこまで地面なのか分からずどきどきした。
下っていくと、急に足跡が増えた。
ここまできてUターンを余儀なくされたのだろう。
ストックが急にズボッと埋まるので何かと思い掘ってみると、木道の上だったり、
鉄バシゴの上だったりと驚きの連続だった。
木道の上は何も気にすることなく(傾斜は急だけど)楽しく降りて来られた。
が、鉄バシゴはムリ。
ストックは邪魔だし、スノーシューも邪魔。でも、はずすほど長く続くわけでもなく…
どうにか、鉄バシゴをやり過ごし、後はひたすらくねくねと下山したのだった。
車道に出て、アイゼンを外す。
足軽〜い♪
完全凍結している大沼の上を渡り、赤城神社へ。
立派な神社だったな。
赤がいい感じ。
帰り道は渋滞もなく、楽しいまま帰ってきた。
日帰りでこんな体験できるんだもん。
山にハマるの、しょうがないよね〜
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