【紅葉から一気に雪山へ】八幡平〜大深岳〜岩手山【裏岩手縦走】


- GPS
- 20:00
- 距離
- 40.2km
- 登り
- 2,119m
- 下り
- 3,156m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:57
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:17
天候 | 10/8 ![]() 10/9 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 10/10 ![]() ![]() |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
路線バス 盛岡駅東口 09:10-10:55 八幡平頂上 1,300円 http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/4967/ 復路:路線バス 相の沢温泉前 09:41-10:25 盛岡駅 950円 http://www.iwatekenkotsu.co.jp/morioka.html#sizukuisi 新幹線 盛岡 13:29-16:44 東京 |
その他周辺情報 | 開運の湯(盛岡駅から徒歩15分) http://www.kaiunnoyu.com/ryoukin.html 料金:600円 |
写真
感想
とにかく縦走したくなったので、3連休で歩けるコースということで裏岩手縦走路を歩くことにしました。
出発前夜に夜行バスのチケットを取り、ドタバタで山行の準備をしてバスタ新宿から出発しました。
翌朝6時には盛岡駅に着き、八幡平行きのバスへ乗り換えました。
乗り換え時間はあまりにも長かったので、盛岡駅構内をウロウロしていました。
八幡平頂上というバス停で下車し、まずはバッチを購入しました。
本当の八幡平頂上は北へ少し行ったところにあるので、立ち寄りました。
山頂への道はコンクリートで固められた石畳で登山道というよりも遊歩道と言ったほうが適切かもしれません。
ガマ沼経由で山頂に登り、下りはメガネ沼経由で戻りました。
バスを降りた場所を通過し、藤七温泉方面へ舗装路を20分ほど下っていくと、裏岩手縦走路の入口がありました。
舗装路には歩道が無く、ガスもかかっていたので、車に轢かれやしないか心配でした。
縦走に入るとすぐに土の道になり、道幅も人が一人通れる幅になりました。
それほどアップダウンもなく、畚岳の分岐に着きました。
山頂までは片道5分ほどで登ることができました。
山頂部には植物が生えていないので、晴れていれば好展望地のようでした。
針葉樹林帯の道を黙々と進んでいき、今までよりやや登り応えのある緩やかなアップダウンを繰り返すと諸檜岳でした。
この先は木々の高さが低くなり、西側からの風を受けるようになりました。
降り続いた雨で増水した石沼は、木道まで水没させる勢いでした。
一日目は大深山荘で一泊することにしました。
小屋に着いたときには既に10人以上が到着済みでした。
その後は誰も来ることはありませんでした。
【2日目】
夜中には大雨が降っていましたが、夜明けとともに雨は止みました。
小屋の前の増水していた登山道の水も、ほとんど流れておらず安心しました。
なだらかな尾根道をしばらく登っていくと、源太ヶ岳の分岐がありました。
道標に岩手山の表記が無かったので、地図を見直してみると、三ツ石山荘方面へ行けば良いようでした。
分岐からすぐに大深岳の山頂でした。
流石に晴れることはなく、展望はありませんでした。
なだらかな坂を下っていくと、秋田駒ヶ岳との分岐でした。
前を歩いている中年夫婦は秋田駒ヶ岳方面へ向かいましたが、
自分は岩手山方面なので、左手方向へ進みました。
徐々に天候が回復してきて、時折は山の斜面が見えるようになってきました。
小畚山に登ると1kmほど先も見え、オレンジ色に染まった斜面を見ることができました。
ちょっとしたピークの三ツ石三角点までは、それほど時間もかからずに行けました。
避難小屋まですぐに行けるのかと思いきや、三ッ石山までは意外と距離があり、
三ツ石避難小屋では小屋の中に入り、小休憩を取りました。
小屋には停滞することに決めたオジさんが二人で楽しそうに話していました。
大松倉山まで、なだらかに登っていくと、そこから先は痩せ尾根気味になっていましたが、
登山道の幅はしっかりあり、危険な所は全くありませんでした。
犬倉山分岐では網張温泉から登ってくる登山者が多くいました。
親子連れもいるところを見ると、人気のハイキングコースのようです。
大倉山は遠回りですが、せっかくなので山頂へ立ち寄りました。
山頂部は周回コースになっていて、東側からは麓の網張元湯が見えていました。
風が強かったので、写真を撮ったらすぐに出発しました。
次の鞍部には水場があったので立ち寄りました。
縦走路から30mほどの距離でしたが、とてもきれいな水でした。
ここからやや急な坂を登っていくと姥倉山の分岐がありました。
せっかくなので、姥倉山も登りました。
ザックを置き、ハイマツの道をダラダラと進んでいくと、控えめな山頂がありました。
すぐに歩いてきた道を戻り、ザックを拾って先へ進みました。
賽の河原とでも言うような、ゴロゴロと石が転がっているところを歩いていくと
また、分岐があり片方は巻道でしたが、これもまたせっかくなので、山頂へ行くことにしました。
黒倉山はほとんど登る人がいないのか、岩屑の斜面に踏み跡があまりありませんでした。
山頂からは岩手山の西側に大きく口を開けた黙々と蒸気をだす噴火口が見えました。
下りは土の道で、やや荒れているものの、道筋はハッキリとしていました。
巻道と合流したところで、昼食休憩をとりました。
御釜に降りる分岐はもう少し先へ行ったところにありました。
今回は縦走なので、稜線上の鬼ヶ城ルートで行くことにしました。
火口の縁なだけあって、火山性の岩屑でできた痩せ尾根でした。
西からの風がとても強く、岩を通過するときは、ちょっとだけ怖かったです。
なんとか通り抜け、御神坂駐車場への下山道がある分岐を左折し、
下っていくとすぐに不動平避難小屋がありました。
2日目は不動平避難小屋で一泊する予定でした。
しかし、休憩中の方に伝えると、八合目避難小屋は小屋番がいて、
ストーブもあるので、泊まるならそちらの方が快適だと勧められました。
全身がビショビショだったので、15分の距離に快適な宿泊場所があるのなら、自分もそちらに泊まろうと思い、一足先に八合目避難小屋へ向かいました。
なだらか下り道を歩いていくと、避難小屋とは思えないほどの立派な避難小屋がありました。
水場はジャブジャブと水が出ていていました。
小屋についたと同時に雪が降り始めたので、ストーブのある八合目避難小屋まで着てよかったと思いました。
到着したときには、小屋に20人もいませんでしたが、夕方には宿泊者が40人ほどはいたような気がしました。
ストーブの前で服を乾かしていると、不動平避難小屋でストーブを教えてくれた方や、八幡平から同じコースを歩いてきた方も、ストーブで暖をとっていました。
お互いに今まで登った山やこれから登ってみたい山の話ができて楽しかったです。
清水市の方とも話ができ、大無間山の話までできたのは良かったです。
雁ヶ原に行きたいと言っていた方がいましたが、てっきり雁ヶ腹摺山のかと思っていましたが、改めて考えてみると日向山のことを言っていたような気がします。
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