鳥海山(百宅口)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,507m
コースタイム
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大清水から唐獅子平まで、木道が雨上がりで非常に滑りやすい。山頂周辺は積雪豊富。山頂の岩場は雪に覆われていて、ルート不明瞭。 |
写真
感想
登山口から仰ぎ見た山頂に白い雪がかぶさり、ある程度のスキルと装備がないと厳しい登山だと思います。8年前の10月上旬に、山頂直下で猛吹雪に遭い、山頂を断念してのリベンジ。駐車場に到着した朝6時の時点では雨模様。東の空が明るくなってきたので、迷わず、出発しました。大倉に着く頃には、天気は雨から晴れに変わり、周囲の紅葉に息を飲みました。ルートの木道が朝の雨で濡れて、しかも苔に覆われているため、非常に滑りやすいです。唐獅子平までは、紅葉した樹木のトンネルが続き、視界が開けませんが、唐獅子平から先は、360度の視界が広がります。次第に、ルートに雪が混じりますが、アイゼンの装着は必要ありませんでした。霧ヶ平から稜線までは、見た目以上に傾斜がきつく、しかも靴に雪がまとわりついて、結構体力を消耗しました。稜線に出て、びっくり。一面の銀世界。雪は凍っておらず、柔らかい雪なので、歩くには問題はありませんでした。先に七高山へ向かいました。山頂ではあまりの寒さに、カメラのシャッターを押す指の感覚がなくなり難儀しました。新山への取りつきは急傾斜の下りで、鎖やロープが雪で覆われていました。ただ、雪が柔らかいので、足場の確保は問題なく、クリアできました。小屋への取りつきから新山への岩場の上りは、白いペイントの矢印がありますが、ところどころ雪で隠れて不明瞭な箇所があります。最初の岩場を越え、次の岩場への大きな鞍部を迎えた時点で引き返すことに。鳥海山の山頂標識には、今回もたどり着けず。大清水の小屋の前で豊富な水量の水場があります。百宅口からの登山者は僅かでしたが、稜線から七高山、山頂小屋の周辺はかなりの人出でした。10月に入ってからの鳥海山は、雪山を覚悟する必要がありそうです。
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