記録ID: 985007
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
【天狗尾根↑真教寺尾根↓】赤岳、最高に楽しい岩登り
2016年10月16日(日) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 06:02
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,748m
- 下り
- 1,744m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:02
距離 18.1km
登り 1,748m
下り 1,747m
16:52
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約50台ほど駐車可能。 一般的にはたかね荘の駐車場へ停める方が多い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗尾根 バリエーションルート。アルパイン要素が強いルートだが RF次第で極力登攀要素を減らすことが可能。 とはいえど事前知識と、それなりの岩稜登攀スキルが必要。 自分が通った道を記載するがバリエーションルートなので 正解とかはない。 ■林道-出合小屋 美し森展望台へは進まず、西側の林道を延々と進む。 道なりに進めば沢、堰堤に出る。 堰堤は全て左右どちらかに進むべきマークがあり親切。 リボン、マーキングが多く、ほぼ無思考で出合小屋へ到達できる。 6kmほど歩く。 ■出合小屋-核心部(カニの鋏まで) 出合小屋からそのまま先へ進むと沢が二俣に分岐(看板あり) 右側の赤岳沢へ進む。 10分程度進んだら左側の尾根に取りつく。 この辺は具体的な正解はなく適当でいい。 (とはいえど踏み後のようなものがあるところも) 尾根に乗ると踏み後、テープがある明瞭な道がある。 ■カニの鋏 左側に巻く道がある。自分は鋏の間を直登した。 ※第一岩稜、第二岩稜の定義が人によってかなりバラバラなので 独自の解釈で定義。 ■第一岩峰 .ニの鋏直後、優しめの岩稜帯。赤テープがありそのまま登る。 △修慮絮βΔ鮹躬襪垢襪反緤燭某びているロープがあり 案内のまま進む。 上に進む草付きの踏み跡があり踏み跡を辿り登る。 ぅ魯ぅ泪弔貌佑当たるので右へトラバース、再び草付きへ出る。 イ修慮綺限Δ魄媼韻靴覆ら草付きを登る。再び岩稜帯へ出る。 左側を進んでいけば展望台のような場所へ出る。 視界が開け第二岩峰が見える。 ■第二岩峰 第二岩稜を進むにあたり、手前を直登して進むか、 踏み後を辿り下ってから登り返すか迷うが、 踏み後を辿ったほうが楽だとは思う。 第二岩峰の基部を右に巻けば大天狗が姿を現す。 ■大天狗 大天狗を登る場合は要登攀具。反対側へは懸垂で下降する模様。 自身は通っていないので割愛。 登らない場合はルートが2つ。 □バンドへ登る 自分はこの道を選択。踏み後通り進んだ個所から取り付くと ハングしている個所もありかなり難しく感じた。 ロープを出している記録も多い。 RF次第で楽に登れる箇所があるようだが不明。 バンドからは普通に歩ける。枯れたハイマツを進めば小天狗へ。 □ハイマツ帯から巻く 登らずハイマツ帯を回り込む。ハイマツの密度が濃く、 回り込むのに相当難儀そうに感じた。 ■小天狗 左から巻ける。というかルート通り進むと巻いていく。 登ることもできるが思いっきり垂直、上がかなり狭くフリーで下降するには かなり恐ろしかったので手だけ頂上へ付いたw 一番上には残地あり。 ■赤岳山頂まで キレット縦走路の途中へ出る。以降真教寺尾根分岐を経由し、 竜頭峰、赤岳山頂へ。 真教寺尾根 ■赤岳山頂-真教寺尾根分岐 竜頭峰を通過しキレット縦走路との分岐へ。 特に問題はない。 ■真教寺尾根分岐-牛首山 直下200mくらいは相当な傾斜で高度感もある。 若干ザレ気味で下りは特に注意したい。延々と鎖がある。 核心部は短く、樹林帯まで入れば以降は楽。 牛首山は緩やかな登り返し。 ■牛首山-美し森 賽の河原のすぐ先にスキー場のリフトがある。 動いていれば怠けて下ることが可能。 しかし使わなくても大変に感じるようなところはない。 |
その他周辺情報 | 鹿の湯@600円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
カメラ
ヘルメット
|
---|
感想
10/15/16は好天で行きたいところがあったが激しく寝坊…
だらだらしていたら時間も過ぎていってしまう。
ではいつもの八ヶ岳へ!ということで、以前から気になっていた
天狗尾根へ行ってきました。
アプローチは長めだが、核心部周辺の岩登りは最高に楽しい!(´∀`)
事前準備も万全で、ほぼ理想通りのルートを取ることができました。
帰りはツルネ東稜も気になったのですが、真教寺尾根から大天狗を
見たかったので真教寺尾根から下山。
登りで一回しか使ったことがなったんですが下りはかなり激しい(;゜д゜)
しかし核心部は短く、以降は早足でサクサク帰りました。
今回登るに際してアドバイスいただきましたtakaneponさん
本当に助かりました。ありがとうございました!
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私には全て核心部。私、笹で埋まっちゃう。
also さんにアドバイスされたtakaneponさんもすごい人なんですね。
見た山には登りたくなっちゃうけど、
それを実現するために事前準備をしっかりすること、尊敬します。
富士山も周囲の山々も見れて、本当に天気の良い1日でしたね♪
hapiraさんこんにちは。
たしかに笹藪はhapiraさん埋まってしまうかもしれないですねぇ
元々かなりチキンな性格なので、厳しそうな場所はかなり調べますし
行くまでは楽しさよりも不安の比率が高いです。
その分登りきると充実感はありますけどね
天気は二日とも良すぎたので、正直アルプスに行きたかったかな…
alsoさん、お疲れ様です🎶
…というかタイトル通り、またしても行きたいルートです💓
私、実は赤岳にまだ登っていなくて、最初の赤岳は真教寺尾根+県界尾根か天狗尾根で行って帰ってきたい!日帰りでっ!!と思っていたので、レコタイトル見た瞬間、ぬあっ!!!!と叫んでしまいました笑
とても参考になるレコですね✨
ありがとうございます!
そして、写真の一言も毎度ツボです笑
seeds-of-joyさんこんにちは。
ぬあっ!!!!って(笑
渋い選択ですね。昔、行者小屋や赤岳鉱泉がないころは東面がメインで
真教寺尾根とか列をなして登っていたそうです。
今じゃ信じられないですね
東面はどこも急でお勧めです。
天狗尾根にゲームボーイ落ちてないかなって気を付けてみてたんですが
やっぱなかったですwww
alsoさん お疲れ様です
いやいや、hapiraさんアドバイスというか
やはり、このルートは眺めも最高でいいですよねぇ
また歩きたくなりましたよ
それにしてもこのスバラな景色を6時間で堪能してくるalsoさんはホント凄い
ステキなレコありがとうございました
takaneponさんこんにちは。
今回は登頂に際してアドバイスいただきありがとうございましたm(__)m
レコ通りの景色を見るたびに「あぁここか」と確認しながら進むことが
できました。
ここは楽しいですね。
割と手前から岩登りが楽しめるのでとても気に入りました。
CCCに入ったほうがいいのでしょうかね(;´∀`)
その日私も行ってました!しかも同じく真教寺尾根で下山してますよ。むちゃくちゃ速いですね〜私の2倍速です(@@)
もう少し待って天女山まで乗せて貰えばよかった。この日は天女山から権現、赤岳、美し森で歩いてました。
ruhasamenさんこんにちは。
段々近づいていますね…(笑
遭遇は近いかもしれないです
自分も時間があればキレット権現経由で牧場でも見ながら帰ろうかと考えましたが、
日没間に合わなそうなのでやめてしまいました。
真教寺、核心部以外は緩い坂なので、
カメラを脇に抱えながら小走りしてました
う○こセンパイこんにちは!
上触っちゃったんですよね。ナイスタッチです。
天狗尾根いいですね。アミダの南も楽しそうだったけどこっちの方がおもしろそう!
コレだけを狙いに行ける距離じゃないのがなんとももどかしいでやんす。仕事そのままでいいから、住んでる場所交換しませんか!
fickleさんこんにちは。
どうみても小天狗はうんこでした。
人じゃなくて動物っぽいかな、少し固め(ハード)気味の。
ここは南稜よりは楽しめると思います。でもここだけじゃ物足りないのですね
そのまま本沢温泉くらいまで行って、林道を延々と下ってみたらいかがでしょうか。
多分めっちゃつまんないと思います…
alsoさん、こんばんは♪
あれあれ、奇遇です
全く同じルート計画中でした♪
ただ同じ日に阿弥陀南稜歩いた人がP3ルンゼに氷張ってたと言ってたので、足踏み
でもこちらは東斜面だしルート上問題なさそうでしたね!
カニの鋏の間も歩いたんですね〜(*´ー`*)
あたしも計画では小天狗以外全て登攀したいなと思ってます(о´∀`о)
それも来シーズンになるかと思いますが
行き先シンクロするとちょっと嬉しいです
いつかどっかでバッタリできたらいいですね♪
さすがの健脚、ロングコースとは思えないタイムですが、長丁場おつかれさまでした!
treetop83さんこんにちは。
この時期ですとよく日が当たるので凍結は大丈夫な感じでした。
県界尾根辺りはほぼ日陰になるんで、もう凍っていてもおかしくないかも
しれないですね
自分は一般人ですから大天狗は巻きましたよ。
(とはいえど下りは懸垂しなくても降りれそうにもみえましたが…)
treetop83さんは登られるんでしょうね〜カッコいいですな
速度に関しては荷物が軽いからだと思います。
最近ちょっとトレーニングを怠けていたのでゼハーでした
5番目の写真、去年笹を刈っておいたのですがもう見えませんね。
夏の課題で考えていたルートでしたので参考にします。
氷が張ったらまた偵察に行こうと思ってます。笹はそのときに刈りますね。
山梨百名山の標柱の件、是非前向きに検討をお願いします。
hagakureさんこんにちは。
ここも手入れされていたのですか。
頭が下がりますm(__)m
ここの本番はやはり冬ですね。とはいえど雪がなくても十分楽しめましたけど
標柱の件またご連絡くださいませ
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